「ねこ」は「寝る子」から転じたのではないかと思うくらいです。
むかし飼っていた「おばあさん」はよく、こうやってうつぶせに寝ていました。
今日、子猫は夫の机の下の箱の隅で熟睡でした。
狭いところで寝ると安心するのでしょうかね?
静かな日曜日です。
ホームページの猫の絵はこちらから。→ やっぱりねこが好き
英語の猫の記事です。→ My Cats’ Story
では。
「ねこ」は「寝る子」から転じたのではないかと思うくらいです。
むかし飼っていた「おばあさん」はよく、こうやってうつぶせに寝ていました。
今日、子猫は夫の机の下の箱の隅で熟睡でした。
狭いところで寝ると安心するのでしょうかね?
静かな日曜日です。
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では。
英語の記事をアップしました。
The Piano That John Lennon Once Played
オノ・ヨーコが、ツイッターにジョン・レノンが撃たれた時に身につけていたと思われる眼鏡の写真と共に,銃規制を望むツイートをして話題になっています。
(ツイッターはアカウントがないと読めないかもしれません。呟かなくてもアカウントがあればOKです。)
生前ジョン・レノンは軽井沢に何度か滞在したことがあるそうです。滞在中に彼が弾いていたピアノを万平ホテルで見たことがあります。
去年あたりから、急激に日本のまわりはきな臭くなってきました。ジョン・レノンの「イマジン」の世界はイリュージョンで終わるのでしょうか。
そんなことを考えながら記事を書きました。
以前、ドローイングと称して、気分の向くまま色をつけて遊んでいたものがあります。今日はその中からの一枚です。
今週の日曜日3月31日までですが、「会田誠展」お薦めです。
お時間作って見て損はないです。
私は昨日行ってきました。
何となく「現代美術の奇才だから見なくちゃ」という義務感で行ったのですが、会場に入った途端、思わずニンマリしてしまいました。
以下は、私の感想ですが、先入観持ちたくない方はスルーして下さい。
とにかく発想が面白く、単純です。
これほど分かりやすい現代美術も無いのではないかと思うくらい、分かりやすいです。
と同時にかなり時代性を意識しているんだろうと思ったら、やはり最後の18禁部屋で、「宮崎勤の事件で、時代とのシンクロを感じた」という本人の弁があり、納得。
ただ、もう原発事故以降、実は時代や現実の方が彼の発想を超えて想像を絶しているところがあって、例えば「灰の山」はサラリーマンを蟻のように描いてその存在を表現しているつもりが、事故後には放射能の中を避難もせず律儀に会社に行く勤め人たちの存在の方がよほど強烈で怖いわけで、かえって彼の絵は絵による現代社会のパロディのように見えてきてしまうのです。
で、結果、むしろ彼の絵の前では笑いがこみ上げて来て、妙なハイな状態になるのです。「そうそうこれこれ」っていう感じ。むしろ、見終わって家路につく時に乗り合わせる勤め人の方がリアルに強烈なわけ。
結局、時代性を追うと時代に越されちゃうことがあるのだと思ったけれど、このパロディ性を意識しているとしたら、それはそれで見事。私も会田誠のマジックにはまっちゃったわけで、気持ち良いくらいでした。この時代の息苦しさを笑いによってカタルシスが得られるひとときはなかなか貴重な体験。
一方、一番最後の原発事故を意識した絵は、さすがに異質に重く、「制作途中」と書いてあったけど、今後描き進められるのかなあ,と思うほど暗かった。
大〜〜きな絵がたくさん在って,しかもひとつひとつかなり緻密に描いてあって、画狂人と自ら名乗って本家の北斎を意識しているところもあって、一枚一枚完成度は限界まで高く、一人の人間が20年間で成し遂げたことにしては、「すごい」のひとことです。
やはり、ある種東京の狂気の象徴である六本木ヒルズの美術館で開かれているということも含めて、見逃せない展覧会でした。行って良かったです〜。
こちらの記事には現代美術に関するリンクが貼ってあります。
日本美術応援団
ところで、森美術館に行くといつも思うけど、会場が暗いのですよね。作品保護のためとはいえ、最近の美術展は暗いものが多いです。
仕方ないのかな。
子猫成長の記録、その2。
そしてこれが、モノクロですが、昨日,3月26日。
子猫は顔がまだ小さいけど、しっかりしてきました。
二匹で食べて、寝て、起きている間中家の中を走っています。
比べるものがないと子猫の大きさが分からないけど、お姉さんが一定の大きさなので、ズンズン大きくなっているのが分かります。
なにより、もし子猫が来ていなかったら、お姉さん猫の噛み癖はどうなっていただろう、と思うと、ちょっと怖いかも。終わりよければすべて良しなのですが、時々そう思うことがあります。
それとお姉さんは噛み癖がついたように少し陰りがあるのだけれど、とにかく子猫はオープンでちょっと撫でれば雷のようにグルグル喉を鳴らしてくれるので、とにかく人間が幸せ。
我が家ではグルグル姫だね、と言っています。
ではでは。
引き続き、クールジャパンを密かにチェックしています。(笑)
過去記事クールジャパンをチェック
先週23日の日経の夕刊「エコノ探偵団」という欄に「クールジャパン 稼げるの?」という記事がありました。
ウェブではこちら(今日26日アップ)から読めます。
実は経産省は平成22年からこのクールジャパンに取り組んでいて、こちらにクール・ジャパン 官民有識者会議の記録があります。
特に震災直後の第6回会議では以下のようなことが記録として残っています。
座長は福原義春氏。株)資生堂の名誉会長で美術品のコレクターとしても有名ですよね。
価値観、精神性の形式知化
◎日本人の価値観、精神性が根底にあるが、顕在化できていない。この価値観、精神性を顕在化させ、日本のマザー・プログラム(新たな文化産業をブランディングする母体となるべき、日本文化の基本的考え方)を構築する必要がある。
◎本来はもっと前に取り組むべきことであったが、今回の大災害をきっかけにして、根本から構築せねばならない。それが、ものを創るときの拠り所になる。
◎マザー・プログラムには、グローバルルールとともに、日本の風土などが織り込まれたドメスティックルールを複合的に取り込む必要がある。
◎食分野は様々な分野を内包しており、かつ、空間、暮らし、コンテンツ、ライフスタイルなど様々な領域と関係がある。マザー・プログラムやそのインフラは、そうした各領域に横串を通す存在であるべき。
◎これまで日本は、自身の価値観、精神性を制度化、カリキュラム化することに失敗してきた。フランスは自身の文化を制度化、カリキュラム化してきた。この差が対外的な訴求力の差につながっている。日本にも抽象的であるが心が入るマザー・プログラムがあれば、世界の人々にもメッセージを届けられる。
◎資生堂がHERMESと仕事をした際に、フランスで1カ月のトレーニングを受け、フランスやHERMESのDNAを移転された。日本でも文化を仕込む教育機関が必要ではないか。
◎マザー・プログラムを意識しながら、産業・企業横断で事業を展開していくような仕組みが必要で、そこでの取組みを実験の場として、修正していくことがマザー・プログラムの明確化につながるのではないか。
………
特に、
◎資生堂がHERMESと仕事をした際に、フランスで1カ月のトレーニングを受け、フランスやHERMESのDNAを移転された。日本でも文化を仕込む教育機関が必要ではないか。
この部分はまさに私が、
前回のクールジャパンをチェックで指摘している部分です。
マザープログラムって、つまり「日本文化とは何か」と定義することだと思うのだけれど、私だったらやっぱり「持続可能性を秘めた古くて新しい価値観」と定義するけどね。
さて、こちらは担当の経産省のクリエイティブ産業課のサイト。
で、今回500億のお金がつくというこちらは内閣官房のクールジャパン推進会議のサイト。
18ページの議事録があります。
思いのほか、秋元康なども分かりやすい具体的な話しをしています。ただ、民主党のときの官民有識者会議での議論はなんだったんだろう、民主党の政策は一ミリたりとも引き継ぎたくないのかもしれないけど、内容は大きく違うわけではないのですよね。
全ての官民有識者会議の議事録を読んでいるわけではないのだけれど、むしろ最後の13回の議事録など、具体性も高く、民間ががんばっている様子、それから民間が官に望む内容もはっきりしていて、いい議論だと思うのだけれど、選挙で、ガラガラポンになっちゃったみたいなのが残念。
ま、今回の目玉は500億円がつくという点でしょうか。
今後の予算配分に注目、と思っていたら、25日昨日の日経夕刊に,アニメを放送各社が海外に積極的に売り出すと言う記事が。
ウェブの記事はこんな感じ。
インドで「ハットリくん」…民放、アニメ海外販売に力
ウェブ版タイトルにはありませんが、これは総務省の肝いり。早速500億をめぐる各省庁の攻防が始まったのでしょうか。官民有識者会議にも出ていた話しかも。
ただいずれにせよ、制作は人件費の安いインドなどに発注され、クールジャパンを推進したら、さらに日本の雇用がクールに冷える、という可能性も。
日本の美大は漫画コースやアニメコースを新設しているところもあり、人材は困らないけれど、このままではせっかく美大を出ても就職先は日本にない、という可能性も出てきますね。(昔、東大は出たけれど,という言葉がありましたが……。)
さて、このイラストは、英語ブログの記事のために描いたもので、英語記事では、日本画の材料のことや色の話をしています。
私はこの記事の中で、子どもの色を表現する言葉が日本語から英語に移っていることを上げました、やはり、言葉と思考、思考と行動、行動とビジネスは結びついているわけで、日本人としてのアイデンティティを確立していないと、クールジャパンもかけ声倒れになりそうな気がします。
残念なことに、そして、不思議なことに、岡倉天心の時代から、文化の面においては常に保守派は主流派から退けられてきています。西洋を取り入れることが「改革」であり、日本文化を守ろうとすると「守旧派」と見られてきました。
例えば、谷崎潤一郎はその著書陰翳礼讃 で、日本文化を「負けた文化」と捉えています。夏目漱石も母校東大の講演会で似たようなことを話しているんですね。これはどの本にあったのかは記憶は定かではないのですが、あれほどの人たちでも敗北感を味あわざるをえなかった、というのは私にはかなりショックだったので、良く覚えています。
単なるナショナリズムではなく、自国の文化に誇りを持っていくにはどういうことが大切なのか、西洋キリスト教文化では悩まないことに悩まなければいけないなあ、というのが正直なところ。
しかし、先の雇用の面も心配ですし、やはり、平成23年第6回官民有識者会議の記録にあるように、もっと、根本的な国家の戦略として人材育成や価値観の具現化に取り組んで欲しいですね。
クールジャパン、という名の下にお金が儲けられればビジネスとしては万々歳かもしれないけど,それだけでは長期的な利益に繋がらないような気がします。
今日は今までの議事録の紹介だけになりましたが、引き続きこのテーマは取り上げていきます。
昨日は狭山にある六道山公園に行って春を満喫してきました〜。
23区より2、3度は温度が低いので、いま、いっせいに、カエルたちが卵を生み、ヨモギやカキオドシ、ツクシが芽を出し、空にはノスリが舞い、原っぱにはツグミが、森からはコゲラの声が聞こえてきました。
(ノスリやツグミの絵はこちらからどうぞ。)
公園には、古い里山民家が建てられ、中にはかまどなどもあり,里山体験が出来ます。
昨日はレンジャーによるガイドウォークに参加。
↓こんな風にイラストで記録しながら里山をまわりました。
311以降、この記事に書いたように考えるところがあって、積極的に里山活動に参加しています。2011年の11月からは大田区の東京港野鳥公園。去年の5月からは狭山にも行くようになり、ほぼ、一巡して、四季の巡りが見えてきました。
今年は、来月からお米作りに参加します。
私が里山や雑木林に興味を持ち始めたのは、近所で道路を造るために近くの雑木林が伐採されることになり、その雑木林がすごい役割を担っていたことを知ってから。特に人が手入れするとさらに豊かになる里山に深く関心を持ちました。
その時に読んだのがこの本。
広井敏男氏はトトロの森と武蔵野林の保全にとりくまれている植物学者の方です。
安倍首相がTPP参加を表明し、いよいよ日本の医療と農業は解体されていきますが、食と農を自分達の手に取り戻す機会でもあるような気がします。
さて、ホームページに3月前半のサムネイルをピックアップしてのせました。
だんだんページがサムネイルで埋まって行くのを見るのは壮観なのですが、
様々な手法や題材が渾然としていて、少し散漫な印象があるかもしれません。
手法別に別に取りまとめるなど、これは要検討ですね。
(・・って、他人ごとみたいに言うけど、やるのは私、わかっているのか、私。これ以上作業増やして大丈夫かい?)
そうなんですね、ブログで手一杯です。個展も早くやりたいので、いろいろアラは目につくけど、がまんがまん。
ではでは〜。
英語記事もよろしく。
A Story about Painting Materials I use
去年の11月。
我が家に来てすぐの頃。
コルク栓で遊ぶ、子猫。
今は避妊手術もすませ、もう子猫とは呼べない大きさになりました。
子猫の成長の記録です。
去年の8月の半ば、もらい主さんの隣の庭で生まれたそうです。
我が家には10月30日にやってきました。
最初はシャーシャー言っていた二匹もほどなく仲良しに。
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