月別アーカイブ: 2016年11月

やはり見積りは複数とった方が良い、という話し

業者さんに作業などを発注する時、
今は複数の会社に見積もりを取るのが普通になっているのでしょうが、
本当に複数の見積もりを取ったらエラく値段が違っていたので、
見積りは、必ず複数とりましょう、
という話です。

今回見積りをとるに当たって
あまりなじみのない業界だったので
某役所に電話した所、
個別の事業者は紹介できないが、
同業者を束ねている業界組合なら紹介できる、
ということでしたので、
紹介された業界組合さんの事務局に電話。

これこれしかじかで、見積りが欲しいと告げたら、
二ヶ所紹介されました。
最初「二ヶ所も必要ですか?」と訊ねたら、
業界組合の事務局さんが「見積り比べた方がいいですよ」
と勧めてくれたのです。

へえ、と思って
紹介された事業所さん二ヶ所に電話した時には、
役所の流れから電話するに至った経緯をそれぞれにも話し、
さらに
「比較する事を勧められましたので、
見積りを頂いても発注するかどうか分からないですけど
いいですか?」
とも付け加えておきました。

その方が、あとで断る時に断りやすいと思ったからでした。

そしてほどなく2つの見積りが上がって来て
見比べてビックリ。
二割も違うのでした。

一応、紹介してもらったので事業組合の事務局にも報告。
私としては、当然安い方にするわけだけど、
安かろう悪かろうでは困るので
念を押した所、組合で理事を務める事業者さんだったので
そちらに発注。

実はその仕事ぶりも早くて正確だったので
発注主の私としても大満足でした。

あとから思うと、安い見積もりを出した事業者さんは
扱う件数が多い為に
仕事の運びが手慣れてスムースでした。
扱う件数が多ければ、手慣れるし、
手慣れれば価格も下げられる。

ところで、逆に自分が発注される側だったら
当然、高く発注される方が良いわけだけど、
価格を上げられない時には
短時間で仕事を終える事を目指すことになります。

先にも書いたように
安かろう悪かろうではリピートされないわけですから、
いい仕事をそれに見合う価格で提供できる事で
リピートされる回数が増えるはずです。

個人でいえば、
30歳までには目をつむっても水準以上に出来る事を1つ作っておくと、
格段に仕事においてアドバンテージが上がるのではないか、と思っています。

実は私自身はこれをやらなかった為に30代に入ってからが大変でした。
時代的にもむしろ25歳までには嫁に行け、
と言われていた頃だというのも影響したでしょう。
いまは、非正規雇用が増えて大変だけれど
20代の体力あるうちに頑張って1つ
「得意技」を身につける事が大切になるでしょう。

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樋口広芳著「鳥ってすごい!」は、お薦め 鳥の入門書。

今日ご紹介する本は、樋口広芳著「鳥ってすごい!」(ヤマケイ新書)です。

鳥に興味を持った方、初心者が知っておくとさらに鳥の観察が面白くなるだろうという
格好の入門書です。

鳥ほど都会でも出会える野生動物はありません。
一方で自由に飛んで行ってしまうので、
わからないことも多い動物です。

ところが、近年のデジタル機器や、GPSなどのグローバルな位置データシステムが、
謎だった鳥の生態の解明に役立っていて、
今までわからなかった渡りの謎などさまざまな「鳥の不思議」が次々に解明されてきています。
その今わかる最新情報が一挙に開示されている一冊です。

私は、最近フェイスブックで野鳥の写真をアップするグループに参加しました。
デジタルカメラのおかげでプロの写真家や研究者顔負けの写真や動画がアップされています。
実は、私もすっかり刺激され、早朝観察を始めたほどです。

この本の作者樋口広芳氏は日本野鳥の会研究センター所長や
東大大学院の教授を務めた専門家です。
題名だけではなく全編から鳥への愛が溢れ出てきそうな本です。
と言ってもデータや研究成果が元になっているので、
単なる鳥ラブの本ではありません。
3月に初版が出てからすでに3刷をかさねているのは鳥への濃い愛だけではなく
内容の濃さからでしょう。

私が鳥と付き合うようになって5年ほどです。
この本を読みながら、いちいち「そうそう、その通り」と頷きながら読んでしましました。

鳥を描く絵描きさんも増えていて、
鳥好きや自然観察が高じてイラストレーターになったという方が少なからずいるのですが、
私は、むしろ最初に「鳥を描けるようになりたい」という目標があって
鳥を見るようになったため、まず「どうやって鳥は飛ぶのか」という構造から取り組んだ、
という変わり者です。

幸いなことに、私には美術解剖学の多少の知識がありました。
また我孫子の鳥の博物館では鳥の骨格標本を見ることができますので
それらを組み合わせて、
「鳥はどうやって飛ぶのか」への理解につなげました。

実はこの本で、唯一不満があるとすれば、
その鳥の構造の部分でしょう。
と言っても、それは作者が悪いのではなく、
やはり鳥の飛ぶ仕組みを理解するには二次元では難しいのです。

人間の骨格や筋肉でもそうですが、
三次元の立体を二次元で理解するのは限界があります。

また羽の色合いやなどを言葉にする難しさは作者も承知しており、
巻末には、動画が見られるサイトなども紹介されています。
本を片手にインターネットを見てほしい、と作者も書いています。

先に書いたようにデジタルカメラの鳥人気への貢献度は半端ないものがあります。
FBでも、北海道で趣味で鳥の写真を撮り続けている主婦の方に
4桁のフォロワーさんがいます。

ただ、誰でも撮れるので、珍しい鳥が見られるというとズラリと三脚が並ぶ
という事態がかなり鳥にも影響を及ぼしている場所もあるようです。

鳥だけではないですけど、この自然との付き合い方は「自分一人ぐらい」
と思う人が殺到するとえらい騒ぎになります。
野草なども持って帰っても育たないのに、根こそぎやられたりね。

実は東京のような都会にいても、小鳥ちゃん達は結構私たちのそばにいるので、
もし鳥を見てみたいという方がいたら、
まずそういう身近な鳥を見つけることから始めるといいと思います。
それから比較的簡単に見ることができるのがカモやサギ類の水禽類。

私がよく行く東京港野鳥公園のみならず、
井の頭公園や水元公園、昭和記念公園、神代植物園、新宿御苑など
カモ類サギ類のいる公園は少なくないです。
そして都心のお堀や北の丸公園も。

私は、まず水禽類から覚えました。
実は小鳥達のうち、シジュウカラ、ハクセキレイ、メジロやヒヨドリ、ムクドリ
などは都会でも普通に見られる鳥なのですが、
五年前に最初に自分でそれらを見つけた時の驚きは格別でした。

そして一ヶ月ほど前、散歩道であの青い優雅なオナガを見てしまってから
「これは早朝観察始めるしかないな」と早朝観察を開始。
双眼鏡の使い方や鳥がどの辺りに潜んでいるか、
などはこの数年でわかってきましたから、
運動不足解消を兼ねて一人探鳥会です。

実は、この一人探鳥会、鳥が見られるだけではないのね。
一石三鳥なんです。
それはまた次回以降書きます。

 

↑ちなみにこの二冊の家で使っている鳥図鑑、
種類の多さや写真の多様さは山と渓谷社の「日本の野鳥」で、
これ一冊あれば充分、という感じなのですが、
「ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑」には、
鳥の声をスマホで聞けるQRコードがついているのがうれしい。

持ち歩きには以下の厚さ5ミリほどのハンディな二冊を使っています。
  

↓私たちの暮らしと木の関係が分かる本

↓葉っぱのキレイな写真が嬉しい。

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夢をかなえる男、片桐裕司 初監督作品、日本初上映!明日よりチケットぴあで発売開始

私が去年と今年に二度ほど参加している
片桐裕司彫刻セミナー
片桐裕司氏がついに映画監督としてデビューしました。

そして、来たる12月3日(土)20時より東京コミコンにて、
その初監督作品 ー【GEHENNA: 死の生ける場所ー】(英語版、日本語字幕付き)の日本初上映が決定です!

チケットは明日11月12日からチケットぴあにて発売開始。

詳細は一番下にまとめておきますが、
こちらの東京コミコンのサイト
ゲスト第五弾! 「エイリアン2」ビショップ役の名優 ランス・ヘンリクセン氏 来日決定!!ランスがカメオ出演する世界初公開の日本人監督ホラー映画『GEHENNA~死の生ける場所~』特別試写会も開催
にも詳しいです。

映画はニューヨークをはじめとする映画祭での上映が決定
既に上映された所では大好評を博している模様。

You Tubeのトレイラーはこちら

さて、18歳で「特殊撮影の映画を作りたい」の一念だけで渡米した片桐さん。
ついに映画監督としてデビューされたわけですが、
いったいどうやってここまでたどり着いたのでしょうか。

私がセミナーで接している限り、
ご自分のできる事を着実に自分を信じてやってこられた結果、
ここまでたどりついたのだ、と拝察します。

もちろん
インターネットやパソコンがない時代に単身渡米する、
というのは並大抵の事ではなかったはずです。
多分身近な家族から友人からいわれていたはずです。
「そんなの無理」
「夢だけじゃ食べられないよ」
などなどと。。

もし片桐さんが運が良かったとすれば
片桐さんの↓この本の「はじめに」にもあるように、
お父様が片桐さんを「やりたい事ならやりなさい」と黙って送り出してくれた事かもしれません。

私はセミナーでも最高齢に部類するし、
すでに友人知人を問わず様々な人生を見てきました。
成功して世に出た人も、平凡に幸せな人も、
早世した人もいるし。
だから他のセミナー受講者の若い方とは違う印象を
片桐さんに持っているかもしれません。

多分、片桐さんが日本の若い人たちに伝えたいメッセージは
「好きな事をやる勇気を持って一歩踏み出せばなんとかなるものだ」
ということなのだろうと、私は思っています。

そして多分今の日本ではなかなか受け入れられない価値観のような気がします。

でも、時代は大きく変わっていて、
アニメや特殊造形、映像やゲームなど
造形や美術や絵画の市場の需要は昔に比べると
遥かに裾野が広がっていて、
しかもインターネットのおかげで
世界が市場です。

昔は河原乞食と言われたアーティストにとって
これほど素晴らしい時代があったでしょうか?

片桐セミナーを受講して
市井には才能があふれているな、と私は痛感しました。
そういう人たちの見本になれば、
と思ってさらに片桐さんも頑張っているように見えます。

多分、今世界で活躍する人と若い才能のある人の差というのは
仕事への回路があまり無かった昔に比べれば大きなものではないはずです。
違うのは「やるかやらないか」だけの違い。

そして、片桐さんが前出の本の「はじめに」に書いているように
もし思った通りにならなくても、何かに真剣に取り組めば、
「思っても見なかった世界を手にすることになる」のはその通りだと思います。

残念ながら、今日本は政治が滅茶苦茶で、
「国の為に生きろ」という人が首相です。
でも、人生は誰のものでもない、あなたのものです。
国はすべての国民を幸せにする義務が有る、と憲法にも書かれています。

国に憲法を守らせつつ、
好きな事をしっかりやって行きましょう。
地道に実行して行きましょう。
ひたすら作りましょう。
描きまくりましょう。
自分で獲得したスキルや思考は最強の武器になるはずです。
私も若い人を応援したいです。

もしかすると若い人に役に立つ記事
時間管理の方法 シンプル時間管理術
英語の勉強の方法 英語の勉強、熟年からの反撃
体調管理の方法 高齢者より若者の食事の方を心配してほしい。 処暑。末候 禾乃登る(こくものみのる)

最後に私がおすすめするのは、こちらのフェイスブックのGEHENNAメーキングフィルムの動画です。
GEHENNA動画サイトから

以下上映の詳細です。
——————–
片桐裕司監督の記念すべき初監督映画の上映が
こちらも日本初開催「東京コミコン」で決定いたしました。
当日はGEHENNAにも出演された「ターミネーター」「エイリアン2」の俳優ランス・ヘンリクセン氏やキャスト、スタッフの登壇もあります!!
もちろん片桐監督も期間中会場におりますので、遊びにいらしてください。
東京コミコンのGEHENNAブースではチケットだけでなく、オリジナルTシャツの販売、劇中の造形物の展示も予定しています。

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●場所●
東京コミックコンベンション会場;
幕張メッセ国際展示場9,10ホール

●日時●
12月3日 夜
東京コミコンのイベント後に上映予定です。

●チケット●
「チケットぴあ」にて11月12日前売り券販売開始

前売り価格1800円 

※会場でチケットを購入される方は東京コミコンの入場チケットが
別途かかりますのでご注意ください。
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バードフェスティバル で 屋台のチーズナン を食べる

昨日11月6日、
鳥好きの集う「バードフェスティバル」
マーケティングリサーチと営業も兼ねて行ってきました〜。

場所は我孫子の手賀沼周辺。
山階鳥類研究所や鳥の博物館などが近くにあります。

20161107map

テーマが「鳥」であるというだけで、
まあ普通のイベントとたいして変わりません。
関連行政から市民のNPO、出版社などが出展していました。
ステージもあって出し物で楽しませてくれます。

また、カメラ関連企業やレンズ会社は超お得意様たちが集うので大結集していました。
私は夏に従来品の高級双眼鏡を一つ購入していましたけど
スワロフスキーなどいろいろ見させてもらいました。
高いものはやはりいい。
ただ、スケッチ道具も持ち歩く私は、あまり重いものはNG。その兼ね合いが難しい。

マーケットリサーチと営業が主目的で
写真はあまり撮らなかったのですが、
ひとつ面白かったのが、
焼きそばやお好み焼きやさんといった今までの定番の屋台以外に
インド人グループのカレーやナンの屋台が出ていたこと。

移動できるナン焼き器でその場で焼いてくれるのです。
私は中にチーズを入れ込んだチーズナンを焼いてもらいました。

移動式ナン焼き器
img_4474

その場で引き伸ばしたナンを、熱したナン焼き器の側面にペタリとはって、焼いてくれます。
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出来たてはもちろんアツアツ。
美味しかったし、直径20センチ以上あってお腹いっぱい。

お天気も良かったし
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ツワブキが咲いていたり
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美味しいコーヒーも飲んだり、楽しかったです。
img_4470

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足もとの秋と白いコンペイトウ

紅葉が進んできました。
イロハモミジ、ハゼやニシキギなど
鮮やかに色づく木々に目が行きがちですが、
道端の雑草や野草もなにげに色づきます。

先日六道山公園に行ったとき、
刈り取られた田んぼの端っこにコンペイトウのような白い花が
色づいた葉と緑のままの野草の葉に映えて綺麗だったので
思い出して描いてみました。

20161101mizosoba

公園から家に帰って調べてみると
この白い花はミゾソバという花であることが判明。

白い花、コンペイトウみたい、と検索すると出て来るくらい
大きさもコンペイトウそっくりの野草です。

「小さい秋見つけた」という歌があります。
足もとの見過ごしそうな小さな秋も
改めて見ると、はっとするほどキレイなものです。

私は全く前世は虫だったのではないか、
というくらい草叢とか野草とかが大好きです。

足もとの小さな秋をあなたに。

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