月別アーカイブ: 2015年5月

揺れたり噴火したり。こんな時だからこそ日々を丁寧に生きたい。我が家の日曜昼下がり。

口永良部島の火山が噴火。
全島避難のニュース。

そして、最大規模の深発地震。

実は戦中にもな大きな地震があって
政府は国民を動揺させないために報道管制がひかれたんですね。

三河地震

戦後は本当に地球がおとなしかった稀な時期に当たるようです。
その間に54基も原発作っちゃったこの国。

地球は生きているし、人間社会に斟酌などしてくれません。
冷酷に言ってしまえば、人間が死のうが生きようが、
地球には全く影響ないわけです。

結局、人間、特に日本社会に限れば、
私たちがどういう未来を作りたいのか、
そのために今、私たちは何を選択するのか、
という問題だと思います。

そのことを一顧だにしない政治は、誠実とはとても言えません。

それでも私たちは、意義ある人生を送る権利があります。
なかなか難しいけれど、こういう時だからこそ、
今を丁寧に一歩一歩先に進んで行きたいと思います。

毎日を充実させること。
それに尽きるでしょう。

日曜日の午後、夫は原稿書き。
周りに猫を侍らせて、充実のひと時です。それを描いてみました。

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<関連記事>
なんだかな〜、というこんな社会状況でも、コツコツやるのが一番早い


犬の飼い主さんにお願い。リードは短めのものを手放さず散歩してね。

今日、逃げ出したドーベルマンが人を噛む、という事件がありました。
私は常日頃から散歩の時にリード無しの犬で、怖い思いをしているので、
犬の飼い主さんに強く強く要望することを書きます。

ドーベルマンにかまれ4人けが ゴミ出しで脱走 名古屋

犬の飼い主さんたち、
散歩させる時には、短めのリードをつけて絶対に手放さないでください。
心から心からお願いします。

そして必ず狂犬病の予防注射を受けて下さい。
狂犬病予防法

我が家の近くに緑濃いい遊歩道があります。
散歩やランニングする人に混じって
犬の散歩道にもなっていますが、少なからぬ飼い主さんが
リードを放したり、伸縮自在のリードを使っているのです。

あれほんと、飼い主以外からすると恐怖以外何ものでもないので
絶対に短かめのリードを手放さずに散歩させて下さい。

これはマナーというより、命の問題です。

最近は少なくなりましたが、
リードを放している飼い主さんに出会うと
「大丈夫、大丈夫、うちの子はおとなしいから、ハハハ」
と怖がる方がどうかしているかのような対応を取られたことがあります。

いや、飼い主にはおとなしいでしょうが、
犬は主従がはっきりしている動物ですから、
飼い主以外には飼い主が思いもつかない行動をとりかねません。

躾がしっかりしている飼い主さんなら大丈夫でしょうが、
しっかり躾ける飼い主さんは決してリードを放しませんから、
本当に怖いんですよね。

それに犬には「噛む」という命にかかわる凶器があります。

私は猫を20数年飼っていますが、
わずか体重4キロの猫ですら、本気で噛まれれば大怪我になりますし、
また、その野性の筋力は人間の想像以上の強力さです。
ノミ退治の薬を付ける時、経口で薬を飲ませるときなど、
大人が二人掛かりでタオルに包んでも、捕捉できない事があります。
だから獣医さんは傷だらけです。

ましてや中型犬や大型犬になれば、
その牙の威力は、小さな子どもなら命に関わるほどでしょう。

そして、もし噛んだ犬が狂犬病の予防注射を受けていなかったら、
大人ですら命に関わることになります。
その時、飼い主さんは責任取れるでしょうか。

簡単なことです。

短めのリードをしっかりもって決して放さず散歩する。

それだけのことです。

是非守って下さい。
私は犬は嫌いではないですが、知らない犬は本当に怖いのです。

飼い主さんたちにはドッグランのある公園をご紹介します。(東京中心です)
ドッグランのある公園


「体幹トレーニング20」(長友佑都著)は効く。どうすれば継続できるか?

すでに50万部売れているという、サッカー選手の長友佑都氏の
「体幹トレーニング20」を買って、さっそく始めました。
売れるだけのことはあります。

この本が優れているのは
①長友氏の失敗やら試行錯誤が元になっていて、なぜ失敗したのかがきちんと分析されている。
②継続の重要性を具体的に示している
③コース別、難易度別に無理なく継続できるプログラムなっている
④DVD付きである
と言った点だと思います。

①に関して引用すると、

僕は高校時代ウェイトトレーニングをたくさんやりました。腹筋は割れ、ベンチプレスも100キロ上げるような筋骨隆々な体をしていました。しかし、それでも試合でのパフォーマンスは向上しませんでした。(中略)ついには腰を痛めてしまいました。(中略)僕は腹筋が十分にあったはずなのに、腰痛になってしまったのです。(p.25より)

という衝撃の告白があります。
思わず「へえ〜、そうなんだ」と思うくだりですよね。

ではなぜ失敗したのか。
いくつかありますが、そのひとつにインナーマッスルを鍛えなかった、
という事を反省しています。
そのことがきちんと分析されているために、
本の後半で提示されるプログラムを素直にやろうという気になります。

しかし、一番の問題は、どうすれば継続できるか、です。
そのことは長友氏も指摘していて、
「モチベーションをしっかり持つこと」と書いています。

これはトレーニングだけではなく、英語などの語学の本でも
必ず取り上げられている問題で、多くは「モチベーションの維持」と指摘しています。

長友氏のモチベーションは「バロンドールを取る!」ことだそうで、
それが書いてあるページの裏に、読者のモチベーションを書くページがあります。

私の場合は「屋外でスケッチしても疲れないからだにする」です。

実は今年に入ってから、屋外のスケッチ中、
足や腰が痛くなることが多いのです。
以前は3時間くらい屋外でスケッチを飲まず食わずで敢行しても
何ともなかったのに、です。

で、その話しを指圧の先生にしたところ
ハチミツレモン水を作る方法と
インナーマッスルを鍛えることの重要性を言われました。

前者はすぐやってみましたし、クエン酸が疲れに効くのは確かです。
しかし、インナーマッスルを鍛えるにはどうしよう、
と思っていたところ、この本を当の指圧の先生から紹介されたので、
早速始めたわけです。

さて、実は私は、
「やると決めたことを継続することが得意」でして、
継続するには、モチベーションとともに、
「成果が体感できる」ということも、とても重要なポイントではないか、と思っています。

そして、実は「成果が体感できる」ためには、ある程度継続する必要があります。

なんだ、それじゃ継続するコツでもなんでもないじゃないか、
と言われるかもしれないけど、
やはりトレーニングや語学のような、ちょっと大変な事を継続するのはそんなに簡単な話ではなくて、
「ある程度我慢して続け、いかに自分のライフスタイルの中でルーチン化するか」
に尽きるのだと思うのです。

で、その成果が感じられる時間ってどのくらいでしょうか。
とにかく我慢して頑張ってやれば、そのあとは継続が楽になる時間。
それまではとにかくモチベーションをひたすら唱えてやるしかない、
という期間。

つまりモチベーションというのは、ルーチン化するまで自分を引っ張っていくためのもののような気がします。
ルーチン化されると、その後は継続が楽になりますから。
そして、やらないと不安になるくらいになれば、多少間が空くようになっても大丈夫です。

そのヒントにTEDの2本のビデオがあります。
マット・カッツの30日間チャレンジ (TEDTalks)

The first 20 hours — how to learn anything | Josh Kaufman | TEDxCSU

最初のビデオは何か興味があったら30日間だけやってみよう、
というもの。
後者は、新しい物事を始めた時、その基礎は合計20時間くらいで
出来るようになるのではないか、という内容です。
こちらには一日45分一ヶ月30日で20時間、という数字が出て来ます。

どうやら
「とにかく30日、一ヶ月間頑張ってみる」と何らかの答えが出そうです。
ただ、何が何でも30日間、休まずやる、となると難しいかもしれないので、
週五日くらいを4回続ける、という感覚がいいかもしれません。
忘れないために記録することも大切かも。
3日くらい出来ないと諦めちゃう人も出て来るので、
記録していれば、4日目の諦めない自分を見つけられるはず。

さて、体幹トレーニングプログラムは全部で8つあって、
目的にあわせて選べます。
10のストレッチと20の体幹トレーニングの
すべてをやらなくてもいいようにメニューが組んであります。

このコンパクトなメニューもとても良く出来ていて、
ちなみに「疲れにくい体を手に入れたい」メニューは
ストレッチから最期の連動トレーニングまで、9種類。
二回ほどやればだいたい覚えてしまえるものです。

このメニューが簡単だというのも継続を可能にしてくれますね。
ダイエットしたい人、腰痛を治したい人向けのメニューもあります。

では、私の結果報告、楽しみにして下さい。


なんだかな〜、というこんな社会状況でも、コツコツやるのが一番早い

「アンダーコントロールですから」って大嘘ついてまで誘致した
オリンピックのメインスタジアムの屋根が間に合いません。

東京五輪に間に合わず、新国立競技場「屋根無し」開催
五輪後の屋根設置 “開催に影響なし”

(え?何?もしかして東京名物ゲリラ雨が来たら、数万人がずぶ濡れ??影響無い分けないじゃない。)

とか、

「戦後レジームからの脱却」ってぶちあげている首相が
戦後レジームそのものであるポツダム宣言を読んだ事ありません。

ポツダム宣言「読んでいない」 首相発言、波紋 自身の歴史観、隠す意図か
「ポツダム宣言読んでいない」安倍首相に憲法学者が怒りの声

(学者もビックリ!)
(最も多分これは嘘で、読んでいると日本の敗戦を認めることになるので、それがイヤなのだろう、という見方が多いですね)

とか、

「戦争になることはありません」といいつつ
「戦争法案」を作ろうと目論んだり。。

「歴史が証明」根拠なし 首相、戦争巻き込まれ論否定 

日本中揺れまくっているのに、

(・・今日も本格的に揺れた!!)

川内原発は7月に再稼動とか。

原子力規制委、川内原発の審査終了へ 再稼働は7月下旬か

福島は東が海でしたけど、
川内で何かあれば、汚染は日本縦断です。

いい加減にしてくれ〜! と叫びたくなるような
なんだかな〜、
っていうこんな社会状況だけれど、

こんな社会状況だからこそ、
個人はコツコツやってチカラをつけて行きましょう。

もちろん、デモに参加したり、意思表示をしつつ・・。

・・・・

さて、この一年半のコツコツが一枚のチラシになりました。

IMG_0368

これは、クリエイターEXPO用に作ったもの。
主催者が各方面に配布してくれる
というので、1000枚作りました。

もちろん配布もチラシ作りも有料なので、このために、
冗談みたいだけど、不動産屋のチラシ配り、
というアルバイトを少しやりました。
行動そのものが、トートロジーみたいですけど。

私のテーマは
『やすらぎのエレガンス』

世の中に「かわいい」が溢れています。
もともと私の絵は、「かわいい」とか「アニメ絵」といった「売れ線」ではないし、
私も余り描きたいと思わないので、キャッチフレーズを考える時
かなり夫と意見のやり取りをしました。

ちなみに夫は、私の第二の頭脳ですが、
去年、個展をやった時に、作品を運んでくれた赤帽さんが
「ピーターラビットみたいで若々しい」
と評してくれたのもヒントになりました。

コピーやキャッチフレーズというのは大事です。
覚えてもらってナンボ、ですから。

『やすらぎのエレガンス』をテーマに、
今度はセルフマガジンを編集です。

ホームページもバージョンアップしなければ。

やる事目白押し。幸せな事です。
ひとつひとつ片付けて行きます。
あ、完璧はめざさないで。

7割くらい良ければ先に進みます。
その段階での見切り発車も必要。
それがコツコツやるコツ。(笑)

いっぺんに何かが成し遂げられる事はないのだから、
どんな時も、倦まずたゆまずやって行きましょう。


ゲルボールペンは、なかなかウェルな画材

ボールペンが画材として認知されて久しいですが、
私は、油性のボールペンが油性がゆえに,
塗りつぶすと玉虫色に光ってしまうのがイヤで
なかなか画材として使おう,という気になりませんでした。

しかし、最近、ふとした事から、ゲルボールペンで作品を描いてみたら
多少匂いが気になるものの、細密画も描けて、
なかなか楽しいことが分かりました。

一番いいのは、ボールペン,という気安さから
失敗が気にならず、下書きも適当にぶっつけ本番で描き始めるので
緊張感を持ちつつ、かなりいい加減に描けるところです。

今日は、今盛りの薔薇をモチーフにしたものをアップします。

B&Wroses

この絵のモデルは神代植物園の薔薇です。

神代植物園は、いま薔薇が真っ盛り。
5月31日まで「春のバラフェスタ」です。

この期間中、薔薇のコンテストも開かれています。
エントリーされている株は名前の替わりに数字で表示されています。
400種類以上の5000株が植えられている様子は圧巻です。
休憩所ではバラフレーバーのソフトクリームも売られていて大人気。

薔薇好きにはたまりませんね。

と言っても私が描きに行っているのは、
薔薇ではなく、ザクロの花です。
ザクロはパックリと割れる果実が独特の趣ですが、
花もなかなかステキなのです。

週末にはザクロの花のスケッチをアップ出来ればいいな、と考えています。


ドローン、実は規制緩和の方向だった。ビジネスチャンスを逃しまくりの日本。

今はテレビは、全くと言っていいほど見ないのですが、
今日たまたま夫がつけていたのを見るともなしに見ていたら、
ドローンの危険性がやたらに強調されて報道されていました。

東京都の舛添知事は、公園などで子供の上に落ちたら危ない
ということを記者会見していました。
自分の子供を上から撮りたくて慣れない人が操作して
落とす、ということはあり得るかもしれません。
児童遊園などでの使用は禁止になるでしょうね。

また、京都の上賀茂神社の葵祭では、許可したドローン以外は
撮影禁止だそうです。
ドローンも安くなっていますから、
許可制にしないと、電車の鉄ちゃんばりに
場所取り合戦になるかもしれないので、
これもわかります。

日本は土地が狭いうえに、
東京駅にカードのために徹夜する人がでたり、
電車の撮影に場所取り騒ぎになったり、
「規制してくれ」と言わんばかりの集団の無軌道ぶりが
目につくので、
結果的に、お上の規制を簡単に許すことになります。

子供じみていると思いますね。

そういう日本独特の事情もさることながら、
実は世界では、ドローンの可能性にビジネスチャンスを見て
規制緩和の方向で、ロビーイングが盛んだそうです。

アマゾンがドローンを使って宅配を考えているという話は
前から聞いています。
↓それについて書かれている記事です。
どうなる未来?ドローンをめぐる世界(1月の記事)

しかし、一方日本では、自民党の議員さんたちは空飛ぶ撮影機にすっかり驚いて
懲役付きの法律まで作るという、オーバーリアクション。
ドローン:自民が規制法案、懲役1年以下

このことは松浦晋也さんというノンフィクション作家の方の記事がありました。
ドローンを規制すれば日本は衰退する

ところが、この件で検索してみると、日本でもほんの半月前まで、
つまり、4月22日に官邸でドローンが見つかる前まで、
経済産業省がロボット技術などとともに技術革新の目玉にドローンをあげていたのですね。

4月16日の記事です。
経産省、自動運転車やドローンなどの規制緩和・標準化促す施策まとめる

日本、ロボット・ドローン拡散のため素早く規制緩和(1)(一月の韓国経済新聞)

こうやって前向きの施策を、 IT技術に疎い議員たちが「ドローン怖い」
(饅頭怖い、という落語思い出したけど)
という情動から、産業発展も阻害しかねないような法律で取り締まろうとする。
横田基地に配備されるというオスプレイの方が、よほど危ないと思うのですけど。
(オスプレイの離着陸の怖さは、動画がアップされています。)

日本の政治家の無知の闇というか、絶望の穴をみる思いです。

一方、家庭用バッテリーのテスラが好調のようです。

1週間で38,000台超──テスラの「家庭向け新バッテリー」が大人気

テスラの生命線「バッテリー」の政治学

「エコ」なものは、庶民のお財布にはエコでなかったりするし、
カリフォルニアという地域限定の話かもしれませんが、
あちこちの火山から噴煙がでている国土で
原発再稼働を目指す、というよりははるかにチャレンジャブルで人間として真っ当な気がします。

今の政権の中枢にいる議員さんは特に、昔は良かった、
という人たちばかりだからなのかもしれないけど、
「未来のビジネスチャンス」という視点がないみたいで、ほんと残念。

少子化を女性のせいにする前に、
自分たちの進取の精神の欠如を反省して欲しいものです。

ドローン関連の記事
驚異の生態をドローン映像が捉える、映画「ミツバチの大地」

秀作ドキュメンタリー映画 その①「鳥の道を越えて」


何事も基礎が大事だとおしえてくれる、フリーハンドロゴの映像

ユーチューブで100万回以上再生されている
ロンドンのデザイナー、セブ・レスター氏が、フリーハンドで
有名な企業のロゴを再現する映像です。

AMAZING! Artist Seb Lester freehand famous logos

私がこの映像を見て、一番に思ったのは
このセブ・レスター氏のカリグラフィーの基礎力の凄さです。

と同時に、海外、特にアルファベットの世界におけるロゴは
やはりカリグラフィーが基礎なのだ、という事に気付かされました。

今カリグラフィーと言うと、多くの日本人はデザイン文字を思い起こすでしょう。
しかし、実はアルファベット世界では、印刷の無い時代、
もっと古い時代の聖書の写本などに、カリグラフィーは使われていました。
日々の修道士や教会関係者がごく普通に使うものだったのです。
その事を深く印象づけられた映画を、去年見ました。

「大いなる沈黙へ」

この映画は、グランド・シャルトルーズ修道院という、
男子修道院の生活を描いたものです。
この修道院はフランスアルプスの山中の陸の孤島のようなところにある、
(少なくとも私にはそう見えた)
カトリック教会の中でも厳しい戒律で知られるカルトジオ会の修道院です。

映画自体は、淡々と修道僧の日常を描いて行くだけですが、
修道院の要望で一切音楽がつけられていません。
そして修道士たちも、決められた時以外一切会話を交わしません。
まさに全編を「大いなる沈黙」が覆っている映画です。

映画評などはもっと得意な人に任せて、
私がこの映画でビックリした事、そして多分誰も指摘しない事に、
修道士のこのカリグラフィーの技量の素晴らしさでした。

映画の後半に、修道士が、日記か、あるいはメモかは分りませんが
横に線の入ったノートに、上の映像でセブ・レスター氏が使うよりもっと素朴な、
先が平たいペンで文字を書き付けて行くのです。

とにかく驚いたのは、そのスピードの速さ。そしてその美しさ。
息づかいもほとんどしない間にサラサラと書き進めて行く文字の美しい事。
そしてまさに、いま私たちが見るカリグラフィーが、
ごく普通の生活の一部として息づいているのを見た瞬間でした。

昔の写本がどのようなものか、お示ししたいので、ネットを探したら、
イギリスの図書館のアーカイブを印刷できるページがあったので、
リンクを貼っておきます。

Preface to St Mark’s Gospel in the Lindisfarne Gospels

このページは、↓この本に載っていたので、検索したら出て来たものです。

この字体はケルト風ですが、他にも、ゴシックとかロマネスクとか
ルネッサンスとかネオクラシカルとかあります。
上の映像で出て来る「ハリーポッター」のロゴはロマネスクかもしれません。
アディダスですら、何かの字体からヒントを得ているはずです。

セブ・レスター氏の技量は素晴らしいものですが、
それはカリグラフィーの基礎に裏打ちされたもので、
決して、手先のアクロバットではありません。

ちなみに、昨年の私の個展のハガキの題字は、ルネッサンスネオクラシカル、
という字体から取りました。
自分でいい加減に作ったものではないのです。

20140708DM

セブ・レスター氏の技量が神業なのは、
真っ白でまったく当たりになる横線が無い紙に描いている点です。

日本の企業のロゴは分りませんが、
海外の企業のロゴは、もしかすると相当数カリグラフィーから
生まれているかもしれませんね。

今まで見過ごしがちだった、アルファベットのロゴを
「カリグラフィー」という視点から見るのも楽しいかもしれません。