日別アーカイブ: 2013年6月3日

101本目の記事です。株は下がったけど。

今日も株が下がりました。
確かに上がったものは下がります。
東京株、終値は512円安の1万3261円 1カ月半ぶり安値水準

しかし、一ヶ月半ぶりの安値とありますが、
4月27日(土)の日経新聞朝刊のコピーが
私の手元にあります。
引っかかった記事があったので、
コピーしておいたのです。

そのニュース、ネットにもありました。
野村の13年3月期、純利益9倍 相場活況で

記事にもあるように
個人向けの投信販売や
個人顧客から受ける株式売買委託定数料が
4割から6割も伸びたため、
証券会社の純利益が前期比9倍にもなったのです。

で、決算が確定したあたりから、株価が下がりはじめました。
自民党政権に戻ってから売り買いしていた個人投資家の中には
この間の乱高下で
損をした人が少なからずいるのではないでしょうか。

新聞記事には

特に1〜3月の業績回復が鮮明。
野村不動産ホールディングス株を一部売却したこともあり、年間税引き前利益の7割強を稼いだ。

とあります。
事情は分かりませんが、
証券会社は不動産株を売って利益確定していた、
ともとれる内容です。

資本主義社会における企業は
生き馬の目を抜くのが仕事です。
野村ホールディングスはその意味では
良い仕事をしたのです。

私は専門家ではないですし、
ケインズも読んだことはありません。
でも、新聞記事をチェックしておくだけで
大まかな経済動向は掴めるような気がします。

少なくとも、社会が(特に日本社会が)何かに浮かれている時は
要注意です。
これはバブルの時に心底思い知らされました。
ただ、どれほど気をつけても
個人が社会の流れに飲まれないことは難しいです。
でも、致命傷は負わないですむかもしれません。

20130126