バリケード突破。

我が家にはロフトがあるのですが、ある日お留守番中に登った彼女たち。

20130405

猫だから登るのは当たり前だけどこの自慢げな顔。

って実は・・・
そこには本来は出入り禁止になっていて、
バリケードを立ててあるから大丈夫と思ったら……。

 

↓こうです。
20130405c

いったい、どうやって登ったのやら。

その後見ていたら、左側のバリケードを身体で押して右隅までジャンプしたらしい。

そこで、バリケードをひもで結んだのですが、
今度は子猫がそれをよじ登りました。

ただ、行きはヨイヨイ帰りは怖い、で降りられなくなってしまうので、
今は仕方ないので解放しています。

猫たちの完勝です。

では。

猫の絵はこちらからもどうぞ。

  ←クリックをお願いします。

心静かに

昨日の続きです・・・。

静物を小品に仕上げるのが大好きです。
描きながら心が静まっていくのが分かります。

その思いが伝わるのか、
嬉しいことに個展では静物の小品は
いつも完売です。

昨日の二枚のデッサンがどのように
小さな日本画になっていったのでしょうか。

昨日お見せした「銀の一輪挿し」を描いている時、
「銀のしじま」という言葉が浮かびました。

作品は、その言葉が指し示す方向に作品づくりが向かっていきました。

北極星をたよりに
夜のしじまを旅するような深々とした感じ・・・。

 

そんな想いでこの作品を仕上げていきました。

20130329c
題「銀のしじま」1998年/F3号(たて27.3cm x 横22.0cm)

 

 

静物作品はこちらからもご覧頂けます。

ご希望があれば、ご注文をお引き受けいたします。
以下のページからよろしくお願いします。
著作権と価格について
お問い合せフォーム

  ←クリックをお願いします。

 

絵の作られ方

知りませんでした……。
ブログをアップすると記事と絵が連動する仕組みになっているとは。。

3月31日の日曜日に、ワードプレスをいじっていたら、
PNGをリンク出来る事を知り、
そうするとランキングの画像も変わることをはじめて知りました。

そうだったのね……。

おかげさまで、
千客万来です! ^▽^)ノ

ありがとうございます。

 

さて・・・

絵の作り方には人それぞれの方法があります。
又作品によって手法も変わります。

私はしばしば静かな気持ちになれるように
静物画を描きます。

例えば……、

このデッサンと
20130329a
このデッサンから……
20130329b

 

どんな日本画作品が出来るでしょうか・・・。

・・・明日をお楽しみに。

  ←クリックをお願いします。

だまし絵を楽しむエイプリルフール

  ←クリックをお願いします。

だまし絵といえばエッシャーです。

私の持っている本は,中古で出ているものが多かったりしますが。(笑)

こちらはエッシャーの本ばかり。
エッシャーの本
エッシャー

私はどちらかというと、幾何学模様より、下の「Rapitile」のような絵画的なものの方が好きです。

rapitile

実は、エッシャー風のだまし絵の描き方を教えてくれる本もあります。
著者は数学者です。

高尾山駅の近くには、トリックアートの美術館もあります。

こちらは歌川国芳のだまし絵風の人の顔。
「みかけはこはいがとんだいいひとだ」(見かけは怖いがトンだ良い人だ)という題です。
題も洒落ていますね。

20130401b

で、私も挑戦。
子猫のドロステ効果
を進化させてみました。

20130401c

多少は絵の中の私が絵の中の子猫を描いている感じになりましたでしょうか?

元の絵はこちら。鉛筆で描いたものにフォトショで加工。
20130401b

エッシャーは木版画やリトグラフで作品を作っています。
ひと彫りひと彫り刻み込んでいるのです。

エッシャーの作品集をあらためて見て脱帽しています。
エッシャーの作品はだまし絵かもしれませんが、作品としての厚みは嘘でもだまし絵でもありません。

ではでは。

  ←クリックをお願いします。

……熟睡中。

「ねこ」は「寝る子」から転じたのではないかと思うくらいです。

むかし飼っていた「おばあさん」はよく、こうやってうつぶせに寝ていました。

20130331

今日、子猫は夫の机の下の箱の隅で熟睡でした。

20130331b

狭いところで寝ると安心するのでしょうかね?

静かな日曜日です。

ホームページの猫の絵はこちらから。→ やっぱりねこが好き

英語の猫の記事です。→  My Cats’ Story

では。

  ←クリックをお願いします。

ジョン・レノンが弾いたピアノ

  ←クリックをお願いします。

英語の記事をアップしました。
The Piano That John Lennon Once Played

オノ・ヨーコが、ツイッターにジョン・レノンが撃たれた時に身につけていたと思われる眼鏡の写真と共に,銃規制を望むツイートをして話題になっています。
(ツイッターはアカウントがないと読めないかもしれません。呟かなくてもアカウントがあればOKです。)

生前ジョン・レノンは軽井沢に何度か滞在したことがあるそうです。滞在中に彼が弾いていたピアノを万平ホテルで見たことがあります。

去年あたりから、急激に日本のまわりはきな臭くなってきました。ジョン・レノンの「イマジン」の世界はイリュージョンで終わるのでしょうか。

そんなことを考えながら記事を書きました。

20130329

以前、ドローイングと称して、気分の向くまま色をつけて遊んでいたものがあります。今日はその中からの一枚です。

  ←クリックをお願いします。

お薦め「会田誠展」

今週の日曜日3月31日までですが、「会田誠展」お薦めです。
お時間作って見て損はないです。

私は昨日行ってきました。
何となく「現代美術の奇才だから見なくちゃ」という義務感で行ったのですが、会場に入った途端、思わずニンマリしてしまいました。

以下は、私の感想ですが、先入観持ちたくない方はスルーして下さい。

とにかく発想が面白く、単純です。
これほど分かりやすい現代美術も無いのではないかと思うくらい、分かりやすいです。

と同時にかなり時代性を意識しているんだろうと思ったら、やはり最後の18禁部屋で、「宮崎勤の事件で、時代とのシンクロを感じた」という本人の弁があり、納得。

ただ、もう原発事故以降、実は時代や現実の方が彼の発想を超えて想像を絶しているところがあって、例えば「灰の山」はサラリーマンを蟻のように描いてその存在を表現しているつもりが、事故後には放射能の中を避難もせず律儀に会社に行く勤め人たちの存在の方がよほど強烈で怖いわけで、かえって彼の絵は絵による現代社会のパロディのように見えてきてしまうのです。

で、結果、むしろ彼の絵の前では笑いがこみ上げて来て、妙なハイな状態になるのです。「そうそうこれこれ」っていう感じ。むしろ、見終わって家路につく時に乗り合わせる勤め人の方がリアルに強烈なわけ。

結局、時代性を追うと時代に越されちゃうことがあるのだと思ったけれど、このパロディ性を意識しているとしたら、それはそれで見事。私も会田誠のマジックにはまっちゃったわけで、気持ち良いくらいでした。この時代の息苦しさを笑いによってカタルシスが得られるひとときはなかなか貴重な体験。

一方、一番最後の原発事故を意識した絵は、さすがに異質に重く、「制作途中」と書いてあったけど、今後描き進められるのかなあ,と思うほど暗かった。

大〜〜きな絵がたくさん在って,しかもひとつひとつかなり緻密に描いてあって、画狂人と自ら名乗って本家の北斎を意識しているところもあって、一枚一枚完成度は限界まで高く、一人の人間が20年間で成し遂げたことにしては、「すごい」のひとことです。

やはり、ある種東京の狂気の象徴である六本木ヒルズの美術館で開かれているということも含めて、見逃せない展覧会でした。行って良かったです〜。

こちらの記事には現代美術に関するリンクが貼ってあります。
日本美術応援団

ところで、森美術館に行くといつも思うけど、会場が暗いのですよね。作品保護のためとはいえ、最近の美術展は暗いものが多いです。
仕方ないのかな。

では。
  ←クリックをお願いします。