「タガメ女」関連で、まだまだ大勢の方の
ご訪問を頂いています。
ありがとうございます。
つくづくトレンドってすごいと思いました。
トレンドとか流行とかに無縁な私ですが、
たまにこういう流れにのるのも悪くないですね。
さて、
今日はこどもの日でした。
もともとは「端午の節句」が起源でしょうが、
昭和26年5月5日、「児童憲章」が制定されました。
全文は一番下に掲げておくので、
あとでご覧下さい。
社会の矛盾は常に弱いものにしわ寄せが行きます。
特に、311以降、その事は顕著に目に見えるようになってきています。
しかし、それ以前から、これって子どもたちにとって
ここまでやる意味がある事なのだろうか、
と思っていたことがあります。
高校野球です。
特に夏の高校野球。
私の懸念は単純な事です。
あの炎天下の夏の甲子園で
9回も時には10回も投げ続ける投手が
可哀想です。
高校野球が投手で決まるのは
仕方ない事ですが、
予選から勝ち抜いてくると
優勝するチームの投手はどれだけ
肩を酷使するのでしょうか。
多分高校球児は将来はプロになりたい
と思っている生徒も多いでしょう。
だとしたら、プロになるまでに
あそこまで身体を酷使する事は
選手生命を縮めることになりかねません。
確かに高校野球は夏の風物詩になっているし、
出場する子供たちにとっても夢のひとつでしょう。
そして延長戦を投げ抜く選手はまぶしいほどだけど、
その子どもの体力や肉体をどれほど消耗している事か。
しかも見ている大人たちは
冷房をがんがんかけて夏の電力消費に貢献。
一度大人はしっかりとこの問題に
正面から取り組んで欲しいな、
と昔の野球ファンは思います。
先日も、某球場で子どもが始球式で投げたようですが
ヘルメットもかぶっていなかった、
と見ていた夫が言っていました。
子どもは私たちの未来です。
少子化が問題のようです。
待機児童も減りません。
でも、ほんとうに子どもを守る気持ちが大人にあるのか
疑問に思わざるを得ない事象が結構あります。
小さな事からでも子どもを大事にして行けたらいいな、
と思います。
似たような記事
こんなに大きくなりました。
•昭和二十六年五月五日
われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。
児童は、人として尊ばれる。
児童は、社会の一員として重んぜられる。
児童は、よい環境の中で育てられる。
一 すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保証される。
二 すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもって育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。
三 すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と災害からまもられる。
四 すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての責任を自主的に果たすように、みちびかれる。
五 すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように、みちびかれ、また、道徳的心情がつちかわれる。
六 すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整った教育の施設を用意される。
七 すべての児童は、職業指導を受ける機会が与えられる。
八 すべての児童は、その労働において、心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が失われず、また、児童としての生活がさまたげられないように、十分に保護される。
九 すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、悪い環境からまもられる。
十 すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。あやまちをおかした児童は、適切に保護指導される。
十一 すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不充分な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。
十二 すべての児童は、愛とまことによって結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。