やはり見積りは複数とった方が良い、という話し

業者さんに作業などを発注する時、
今は複数の会社に見積もりを取るのが普通になっているのでしょうが、
本当に複数の見積もりを取ったらエラく値段が違っていたので、
見積りは、必ず複数とりましょう、
という話です。

今回見積りをとるに当たって
あまりなじみのない業界だったので
某役所に電話した所、
個別の事業者は紹介できないが、
同業者を束ねている業界組合なら紹介できる、
ということでしたので、
紹介された業界組合さんの事務局に電話。

これこれしかじかで、見積りが欲しいと告げたら、
二ヶ所紹介されました。
最初「二ヶ所も必要ですか?」と訊ねたら、
業界組合の事務局さんが「見積り比べた方がいいですよ」
と勧めてくれたのです。

へえ、と思って
紹介された事業所さん二ヶ所に電話した時には、
役所の流れから電話するに至った経緯をそれぞれにも話し、
さらに
「比較する事を勧められましたので、
見積りを頂いても発注するかどうか分からないですけど
いいですか?」
とも付け加えておきました。

その方が、あとで断る時に断りやすいと思ったからでした。

そしてほどなく2つの見積りが上がって来て
見比べてビックリ。
二割も違うのでした。

一応、紹介してもらったので事業組合の事務局にも報告。
私としては、当然安い方にするわけだけど、
安かろう悪かろうでは困るので
念を押した所、組合で理事を務める事業者さんだったので
そちらに発注。

実はその仕事ぶりも早くて正確だったので
発注主の私としても大満足でした。

あとから思うと、安い見積もりを出した事業者さんは
扱う件数が多い為に
仕事の運びが手慣れてスムースでした。
扱う件数が多ければ、手慣れるし、
手慣れれば価格も下げられる。

ところで、逆に自分が発注される側だったら
当然、高く発注される方が良いわけだけど、
価格を上げられない時には
短時間で仕事を終える事を目指すことになります。

先にも書いたように
安かろう悪かろうではリピートされないわけですから、
いい仕事をそれに見合う価格で提供できる事で
リピートされる回数が増えるはずです。

個人でいえば、
30歳までには目をつむっても水準以上に出来る事を1つ作っておくと、
格段に仕事においてアドバンテージが上がるのではないか、と思っています。

実は私自身はこれをやらなかった為に30代に入ってからが大変でした。
時代的にもむしろ25歳までには嫁に行け、
と言われていた頃だというのも影響したでしょう。
いまは、非正規雇用が増えて大変だけれど
20代の体力あるうちに頑張って1つ
「得意技」を身につける事が大切になるでしょう。

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