花が咲いたり、実がなる季節は本当に忙しいです。
今週は、3月に花を描いたアンズの実がたわわに成ったので、
スケッチに行ってきました。
既に落ちかけていたのですが、なんとか間に合いました〜。
また、二週間前から描いてる、ザクロの花も
散る前にもう一度、と思って行ってきました。
こちらは、つぼみ、半分開花、満開、花が終わって実になるところ、
と幾つもの段階を楽しめます。
スケッチしていると、
「ザクロの花なんてはじめて見たわ」
という人がたくさん通ります。
アンズの花が、ピークが5、6日なのに比べて、
ザクロは二週間くらいの間に次々に花を咲かせて行きますが、
花が実になって行く途中で、かなり落ちてしまう模様。
秋まで枝にとどまって、実を割らせるまで残るのはどのくらいの数なのでしょうか。
秋になったら、しっかり確認のためにスケッチしに行きたいと思います。
さて、夏至も近くになって晴れても晴れなくても、
紫外線の強さは増すばかり。
おばさんは、必死の抵抗で、首と顎まで覆う農作業帽子に日傘、
という怪しいイデタチで、頑張ります。
実は、アンズにしてもザクロにしても、
3、4年くらい先にシリーズで作品を制作しようと考えていて、
花も実も一年に一回しか咲かないし実らないし、
しかも天候次第ですから、今から隙間時間にセッセと描き貯めているのです。
さて、どんな作品を描こうと目論んでいるのでしょうか。
実は私自身も漠然とイメージはあるのだけど、よく分からないのです。
それでもこうやって描いていくしか、答えは見つからないのです。
ただ、花が咲き、虫や鳥や風によって受粉され、
結実して、子孫を残す。
そして来年再び花をつける。
そんな永遠のサイクルがすごく不思議で、愛おしいのです。