今週は昔なつかしいレンゲ畑をスケッチしてきました。
ゲンゲ(紫雲英)とも言います。
漢字が示す通り、集まって咲くと紫の雲みたいです。
来月半ばには田んぼにするために、
田おこしの前に刈り取ってしまいますが、
連休中は見られると思います。
レンゲソウはマメ科の植物です。
マメ科の植物と共生する根粒菌によって
空気中の窒素を固定するので、
後で稲を植えるときに、
土の中の養分となる窒素量が増えるのです。
学校で習った「窒素、リン酸,カリ」のひとつです。
それにレンゲソウのハチミツは美味しいですよね。
身体の両脇に蜜をつけてミツバチが
飛んでいました。
おっ、仕事しているな、って、
それを横取りしちゃう人間は勝手に思ったり。
レンゲソウはキレイで美味しいわけです。(笑)
昔の人の知恵ってすごいなあ、と思います。
実はかなり古い時代に中国から持ち込まれたらしいです。
それから、アオスジアゲハもその鮮やかなブルーを
優雅に舞わせていて、
花のまさにその名の通りのレンゲ色と
キレイなコントラストを描いていました。
肥料になるし、可愛いし、
今年の秋には私の庭にも種を撒いてみよう、
と思い今から手帳に書き込んでおきました。
普通にネットで買えますね。
絵の中の黄色の花は、
ケキツネノボタン、という野草ですが、
毒があり、食べるのはもちろん、触るのも良くないそうです。
こんなに可愛いのに、残念。
田んぼのあぜ道には良く生えているので気をつけてね。
では。