日別アーカイブ: 2013年2月17日

ニャンともデュエット(5)家族の肖像/上

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この猫たちが、私が今まで飼って来た猫たちです。

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本当はもう一匹いるのですが、その子は来て3ヶ月くらいで事故にあって死んでしまいました。

もちろん、それぞれ名前がついているけど、ペットの名前というのは何かとパスワードに使ったりするので、それぞれ年代順に「おばあさん」「おばさん」「お姉さん」「いもうと」と呼ぶことにします。

猫と言っても、顔つきも色も違うし一匹一匹、個性があって面白いです。

「おばあさん」はいわゆるキジトラの日本猫。英語だとtabby、と言います。一本の毛が様々に色分けされていて、それが集まるとあのキジトラ独特の波模様になるのです。実はこれは鳥も同じ。水鳥の斑点なども同じ理屈です。蛇足ですが猫の毛はfur、鳥の羽はfetherです。

彼女は私が生まれてはじめて自分の意思で飼った猫です。動物病院でニャジラのようなお母さん猫から生まれたのですが、メチャメチャ美猫でした。性格もノーブルで、後から来る子猫を拒否することなく受け入れてくれました。私自身、母が亡くなったりかなり精神的にタフだった時代に飼うことになり、とても彼女には助けられました。

「おばあさん」は家に来たときから私に一番なつきました。子猫の時は一時も離れないので、エプロンに包んで家中を移動した覚えがあります。

ところが、あまりに私になつきすぎて、彼女を置いて出かけることもままならないので、もう一匹飼おうと思った時、なぜか(本当になぜか!)台所の窓の下でニャーニャーなく声が聞こえて来て、我が家の猫になったのが、先に話した事故で亡くなった猫でした。

この事故で亡くなった猫は白とグレーのとら猫でした。色でいえば最も私好みでした。なぜかこの猫は、デッサンのしやすい猫で、この猫がいた3ヶ月の間には随分猫をデッサンしたものです。

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この子が事故で亡くなった当時、我が家では猫は好きな時に外に出していました。「おばあさん」はほとんど遠くに行くことはなく、家のまわりの塀に登って監視活動をしていましたが、この死んだ猫は相当活動範囲が広くて、150メートルくらい先の公道で車にひかれてしまいました。ところが、どういう訳かそれを拾って獣医に届けた人がいたので、供養してやれたのには本当にホッとしました。

その後しばらくして「おばさん」を飼ってくれないか、と人づてに頼まれたのです。
実は「おばさん」は、家に来るまでにかなり紆余曲折がありました。

では、「おばさん」の話は来週に。

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