片桐裕司彫刻セミナー、最終日
出来上がった作品です。
まだまだ時間は足りなかったし、
なんとかした、という感じではあるけれど、
一昨日の粘土の塊がこうなるのですから、
三日間でここまでやった事に深い意義があります。
楽しければ進歩するのですね。
特に最後の2時間くらいの集中度は驚くべきものでした。
これは参加者すべてがそうだったと思います。
今日は帰りの電車の中で
人の顔を見ると中の骨を想像している私がいました。
では。
片桐裕司彫刻セミナー、二日目終了です。
今日はこんな感じ。
奥に見える鉛筆のエスキースに幾分近づいたでしょうか?
二次元と三次元は、まさに次元が違うのだと痛感させられたのが昨日。
実は昨日が、こんな感じで、単なる粘土のかたまりでした。
これから2時間ほど作業したのですが、
結局横顔が分らないから出来ないのだ、と気づき、
帰宅してからアンジェリカ・ヒューストンの横顔写真を
ネットで探し出して、コピーして寝ました。
塑像の後ろに見える帽子をかぶった写真です。
で、二日目の今朝、昨日作ったものをすべて壊してチャラにして
一からやり直し、7時間ほどで、最初の写真のところまでもって来ました。
明日は細かいところをチェックして仕上げて行きます。
講師の片桐裕司氏は、軽やかににこやかに
この写真の塑像を40分ほどで仕上げるという、神の手。
さて、今日は、最後に片桐氏の体験談から参加者へのメッセージが語られました。
要約すると、
人は、自分で考え、心を素直にして実行して行けば
ずっと進歩して行く存在である。
ということなのだけれど、
ポイントがあって、それは、
1)他者と比べず、自分の姿やレベルをありのままに受け入れる事
2)考え気付いたら、必ず実行する事
この二点。
参加者の多くは20代。
明日は三日間で作った作品だけではなく、
大切なものを持って帰れそうですね。
私はと言えば、ずっと受けたかったセミナーだし、楽しくって、ほぼ一日立って作業していても
昼食後に眠くもならないです。
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彫刻セミナーも近いので、
人間の骨格のおさらい中です。
物事には何でもキイポイントがあります。
人間の骨格の場合、「肩甲骨」が分かって来ると、
全体の仕組みがかなり分ってくるような気がします。
少なくとも私はそうでした。
肩甲骨は単に三角形の骨の板ではなく、
フックや鍵がついていて腕の骨や鎖骨や様々な筋肉を支えている、
人間の体のハンガーみたいな役割を果たしています。
絵を描くには骨以上にその上に乗っている筋肉がさらに重要になって来ます。
そしてそれがまた複雑に入り組んでいて、覚えるのに一苦労。
顔は小さな部位ですが表情豊かなのは、多様な筋肉が複雑に絡み合っていて
様々な表情を生み出しているわけです。
頭蓋骨は何度描いてもなかなか強烈なフォルムです。
ところが、それが「ガイコツ」になるとなぜか急にユーモアたっぷりに見えて来るのは不思議。
ちなみに英語では前者は「skull」後者は「skeleton」となっていて区別されます。
こんな風に、いたずら描きでガイコツを描いていたら、
サンサーンスの「動物の謝肉祭」の中の第12曲「化石」 (Fossiles)という曲を思い出しました。
自作の『死の舞踏』の「骸骨の踊り」の旋律をシロフォンで表現したもの。
それにキラキラ星などのフランス民謡を組み合わせたわずか74小節の小品ですが、
ユーモアたっぷりで楽しい。
「動物の謝肉祭」は一枚持っていたいですよね。
で、You Tubeには190万回再生されているCGによる「死の舞踏」ガイコツ版がありました。
ご興味のある方はどうぞ。
Danse Macabre 2010 ( Saint-Saëns )
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先日、スタンリー・キューブリックの「バリー・リンドン」が再映されていたので
見に行ってきました。
キューブリックは好きな監督ですが、公開時に見たのは
「フルメタルジャケット」と「アイズワイズシャット」のみ。
私は、基本的に劇場で見る派、なので、公開時に見てない作品は、
リバイバル上映される機会を逃さないようにして見ています。
それでも「2001年宇宙の旅」は3回見てます。
さて、本作のストーリーは、一人の成り上がり男が成功し、そして没落するまでの話しです。
ありがちストーリーを見事な考証と映像で表現していて素晴らしい。
キューブリックを完璧主義といって揶揄する向きもあるくらい、
隅々までお金と目配りがされています。
映画評はネタばれが前提になってしまうけど、ご了承を。
本作は、
1)ヴィスコンティをかなり意識している
2)新大陸アメリカ文化から見た越えようのないヨーロッパの文化の深さへのオマージュ
3)カメラワークと音楽が素晴らしい
4)脇役俳優が光っている
1)と2)はコインの表裏ですね。
ルキーノ・ヴィスコンティが「ルードウィッヒ」を公開したのが1972年。「ベニスに死す」はその前年の1971年公開。本作は1975年の公開。
「ベニスに死す」で主人公のアッシェンバッハの妻役のマリサ・ベレンソンを
本作でヒロインに使っている事からも、キューブリックはヴィスコンティをかなり意識していたような気がします。
話しは「ルードウィッヒ」に飛びますが、私が「ルードウィッヒ」を劇場で見たのはやはり再映時で数年前。
私はその2、3年前にウィーンを訪ねていて、
「ルードウィッヒ」の従姉妹でヒロイン「エリザベート」(愛称シシィ)(ロミー・シュナイダーが演じる)の住居や使った食器などの実物を見ていました。
例えばこんなもの。これは、展示場で買ったカタログから引用。ドイツ語しかなくて読めないのが残念。
やはり、実物を見ていると実感が違い、映画の見え方も変わって来ます。
ヴェルサイユ宮殿に行った時にも圧倒されたけど、
ヨーロッパの王侯貴族の文化って、ただお金をかけているだけではなくて
完成度が高い。
もちろん、やがて、王侯貴族は革命で倒されるわけだけだし、
ルードウィッヒに至っては国政を疎かにして趣味に徹したお城を三つ作って
国家財政を危機に陥れたくらいです。
しかし、古い時代のものを、自分達の文化の流れで大事にしているヨーロッパ。
今日ヨーロッパの観光業は、ほとんどその過去の遺産で食べているわけです。
ルードウィッヒが奢侈の限りをつくして作ったノイシュヴァンシュタイン、ヘレンキムゼー、
リンダーホーフの3つの城で、現在バイエルン市も潤ってるそうな。
というわけで、石の文化であるヨーロッパ文化の厚みというのは圧倒的で、
その視覚化に成功しているのが本物の貴族であったヴィスコンティ。
一方、キューブリックの「バリー・リンドン」では、平民の出の主人公が、爵位を得ようと浪費の限りをつくします。
しかし、これは、身を持ち崩し、義理の息子に殺されかけるだけ。
もちろんこれは、ウィリアム・メイクピース・サッカレーの原作が多分そうなのでしょう。
(読んでないから分らないけど)
しかし、同時に新大陸のアメリカ人と田舎者「バリー・リンドン」を重ね合わせているようにも見えます
というのも、実は、1960年にカークダグラスの制作する「スパルタカス」を最後に
キューブリックはアメリカを去り、イギリスで制作するようになっていました。
彼は、一作一作異なる主題を異なる手法を用いて
芸術性と商業性の両立させる希有な監督ですが、
ハリウッドとはあまり相性がよくなかったようです。
結局、死ぬまでイギリスに暮らします。
まず、イギリスで
1962年 ロリータ
1963年 博士の異常な愛情
を撮影。特に「博士の異常な愛情」は世界中でセンセーショナルを巻き起こします。
(日本ではオリンピックの年に公開されたためあまりヒットしなかったらしい)
「キューブリック全書」の訳者である内山一樹氏によると
1968年 2001年宇宙の旅
で大成功を収めると、
撮影から公開まですべてをキューブリック自身がコントロールするという、
他に類を見ない契約をワーナーと結びます。
(キネマ旬報社ムビーマスターズより)
1972年 時計仕掛けのオレンジ
以降の作品はすべてその契約で撮影されたそうです。
「バリー・リンドン」も非常にお金がかかっていると思ったけれど、
そういう契約のもとで撮影されていたのですね。
結局キューブリックはイギリスで生活し、充分にヨーロッパの王侯文化の研究をする時間と
潤沢な制作費があったわけです。
完璧主義のキューブリックが、ヒロインの起用だけではなく、
王侯貴族の社会を描こうと思った時に、一番の教科書はヴィスコンティであったことは
おおいにあり得ます。
主人公バリーが貴族のヒロインと小舟に乗るところなどは
ルードウィッヒとシシーの逢瀬のシーンも思わせるし、
いくつか、ヴィスコンティの表象ではないか、と思われるシーンがありました。
私がそういう目で見ているからかもしれませんが。
さて、「バリー・リンドン」では、戦闘シーンのみならず、野外の風景がよく出て来ます。
空の色、雲のかたち、空気感がまるでコローの絵のようです。
舞台は18世紀後半のイギリスですから、風景はコローよりもむしろターナーなんだと思うのだけれど、
映画の中の風景は、荒々しく大き過ぎるくらいのアメリカの自然を見ているキューブリックの
ヨーロッパへのイメージなのかもしれません。
そして、その丘陵地帯の明るい野外風景とは対照的に、
室内の撮影は50ミリ0.7Fという特別のレンズで、
窓からの外光とろうそくの光だけで撮影されます。
公開当時はこの事がとても話題になったみたいです。
ちょっと、フェルメールかジョルジュ・ド・ラ・トゥールの画面を思わせる
暗さなのです。
また、カメラのレンズについていえば、女性の肌を美しく見せるためか、
フィルターを多用しているように感じました。
キューブリックはまた音楽の使い方も天才的です。
「2001年宇宙の旅」の「美しき青きドナウ」は、私の場合はその存在が逆転しちゃって、
「美しき青きドナウ」を聴くと、「2001年宇宙の旅」の宇宙空間の映像が浮かんで来るほど。
「バリー・リンドン」では、ヘンデルのサラバンデがオープニングから使われ、
主人公の波瀾万丈の生涯を見事に暗示しています。
さて、4)ですが、この大作の主人公はライアン・オニール。
「ペイトンプレス物語」などを見ていない私には、
テイタム・オニールのパパ、というイメージしかなかったのだけれど、
すごい存在感があるわけではないこの俳優さんを引き立てる脇役がめちゃくちゃ良かったです。
上の貴族がレースの洋服を着ている絵も
実は、主人公ではないんですね。
主人公にイカサマ賭博でお金を巻き上げられかけた貴族の顔です。
当時の風習とはいえ、白粉塗って、紅さして、カツラかぶった貴族さんは
神経質そうな広い額とくぼんだ目、高い頬尾骨と張った顎。
すごくプライド感があって、思わず見入っちゃいました。
検索してみたらヴォルフ・カーラー、というドイツの俳優さんらしい。
記憶だけで描いてみたけど、40歳若くしてカツラかぶせてお化粧したらかなり近い感じ。
インディ・ジョーンズにも出演していたみたいですね。
余談ですが、外国の映画って、男性の顔の宝庫だな、と今回見て思いました。
そういう目で映画をこれから見て行くと面白いかもですね。
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昨日、午後、スマホを持ってお散歩に行きました。
様々な夏の花が咲いていましたので、
スマホで撮影。
ちょっとした夏の花図鑑になりました。
お楽しみください。
ノカンゾウ(ユリ科)。梅雨明け頃に次々と群生するので、これを見ると、
セミの声とともに「いよいよ暑い夏だなあ」と思う花。
そろそろ終わる、紫陽花。水を象徴するような色合い。(もちろんピンク色もあるけど)
モントブレチア(クロコスミア)(アヤメ科)。檜扇水仙(ヒオウギズイセン)とも呼ばれています。園芸種で、繁殖力が強く蔓延っちゃうので気をつけて植えた方がいいみたい。これも多分園芸種が野生化したものだと思う。ちょっと見る分にはキレイね。見るからに「夏」。
これはミズヒキ(タデ科)。花の上半分が赤くて下半分が白いので、のし袋の「水引」から。一つの花が米粒の4分の一くらいの大きさなのでスマホではボケちゃった。
ヘクソカズラ(アカネ科)。蔓性の植物大好きなんですよね。直径1センチから1.5センチくらい。こんな可愛いのに、可哀想な名前。葉をちぎると変な匂いがするから、ということらしい。秋になる茶色の実は有毒。
これはハコネウツギ(スイカズラ科)。花の種類が分かるまでにネット調べたり図鑑をあちこちひっくり返したり。花は咲き始めが白でそのうちピンクになる。これは咲き始め。
芙蓉(アオイ科)。中国原産。ハコネウツギのように咲き始めは白くてだんだん赤くなる様子が酔ったみたいだという「酔芙蓉」なる種類があるらしくて、見てみたい、と思って検索したら、見つけました。
大韓民国の国花であるムクゲはこのなかま。
こちらは、実がなっています。葉と時期からサクラだろうと思ったのですが、
ネットで調べても図鑑で調べても分らなくて、ツイッターで呟いたら、調べて下さった方いました。
ウワズミサクラ、と呼ぶようです。
最期に、地味ながらいくつかの種類のシダを載せておきます。
ただ、シダの同定は私には難しくて出来ないので、すべて「かもしれない」です。
シダは、根とか茎の毛のはえ具合とかで似ていても種類が違って、クイズみたいです。
でも、とにかくキレイよね。
その美しさをスマホで。
これは間違えようのない、イヌワラビ。どこにでもある、シダです。我が家も放っておくと玄関回りなどズンズン伸びて来ます。
そしてこれは、イヌワラビの一種で葉が銀色に光るもの。ニシキシダと呼びます。錦のニシキで、金糸や銀糸で文様を織り出した織物の総称からとったのでしょう。外国の人に人気があるとか。何故か、散歩道に一ヶ所だけニシキシダが出るところがあって、植木屋さんが切っても切っても必ずそこにニシキシダがでるのね。
これは(このへんから怪しいけど)多分ワラビ。そう、春に食べる山菜のワラビは、これの芽です。
こちらのハンドブックを参考にしています。
日本は高温多湿で、シダも600種類以上あって、
手軽なハンドブックが少なく、これは新書判くらいの大きさに90種類くらいが掲載され
シダの写真がシダを直接スキャンしたもので色がキレイ。
シダ初心者にお勧めです。
ところで、
スマホのカメラはすごいけど、緑を中心に撮影しようとすると、
全体が青みがかる事が時々あります。
被写体にカメラをむけた直後はそうならないので、
カメラ自体がホワイトバランスに補正をかけようとするみたいですね。
被写体にカメラをむけたらすぐシャッターを切るようにすると
青く写らないですが、研究の余地ありですね。
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「安保法案」の強行採決を経て、
このブログの憲法に関する記事が読まれているみたいで、
今週は毎日三桁のPVです。
国家による憲法違反ですから、喜ばしいことではありませんが、
少しでも、「国家による憲法違反とはどういうことか」の理解の一助になっているのならば
幸いです。
私は、記事で書いたこと、講演で聴いた事を、実践の場で考えるべく、
若者たちの呼び掛けに応じて、
委員会で強行採決された7月15日に国会前に行って来ました。
こういう時はまさに数になる事が大切。
それに、楽しい平穏な毎日を送るためにも避けては通れない問題です。
始まって30分くらい。既に昼間からいる人もいて動きがとれない。国会議事堂は右下奥。
主催の SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy – s)は
テレビにも顔を出し、名前も出し、頑張っています。
その実名顔出しの破壊力影響力は凄まじく、
現場には高校生、バギーに赤ちゃんを連れたママ、
ママチャリで駆けつけるお母さん、
ファッショナブルな2人連れの会社員、
会社帰りの書類入れを抱えたおじさん、
そして私のようなおばさん、おじいさんまでも参加していました。
さて、新国立競技場の計画の見直しの発表。
それ自体はとてもいい事です。
しかし、明らかに、支持率回復を狙ってますよね。
こういう手練手管は安倍政権は本当に上手い。
しかし、それに乗せられないようにしなくては。
競技場見直しは当然だし、違憲な安保法案見直しは、それとともに必須です。
違憲であるということの問題性は、
立憲主義に基づく法治国家ではなくなる、ということです。
ある意味、お金の問題以上に、国家としての存在自体の問題です。
総じて忘れやすい世論ですし、自民党もそう読んでいるみたいだけど、
私は忘れないし、なにより、若者たちが頑張っている。
以下は上記SEALDs(シールズ)のメンバーの街宣演説です。
国会議員より上手いかもしれない。
SEALDs 6月27日 「戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」 学生のスピーチ1
SEALDs 6月27日 「戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」 学生のスピーチ2
若者たちは、この夏、戦い抜くようなので、
おばさんは出来るだけ頭数になって彼らのチカラになります。
やはり、この夏は、日本の未来を決める大きな60日になるでしょう。
デモや抗議が意味無い、と思う方は是非この國分功一郎さんの一文をお読みください。
【再掲】「パリのデモから考える」(スタジオジブリ小冊子『熱風』2012年2号「デモ」特集号掲載)
また、シールズが作った分りやすい動画。約6分。必見です。
ところで、オリンピックは、見直すのはいいとして、 やるのがデフォルトなんですかね?
本当はそこから考えるべきでしょう。
原発事故だって収束していないのに。
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関連記事
木村草太氏、國分功一郎氏、伊藤真氏の憲法の話。
憲法違反の法案が通ると、どんな社会が来るのか? 弁護士さんの講演を聞いて来ました(1)
何が違憲なのか?条文を読む。弁護士さんの講演を聞いて来ました(2)
クリエイターEXPOの件で、かさこさんにリンクされて以来、
違憲法制の講演会のレポートやらで、ちょっと頑張ったら、アクセス数はうなぎのぼり。
ただ、講演会のレポートというのは、
自分の意見を記述する、というのとは違って
想像以上に骨が折れて疲れます。
もっとも、書評などとともに、頭と書くことの訓練にはなるかもしれません。
ブログのアクセス数は、ある程度工夫すれば稼げるものらしく。
「人の役に立つ」ことを書けば見に来てくれる、
というのはブロガーの鉄則その一。
また「お金」「出会い系」「仕事」の三つが最もアクセスが増えるテーマらしい。
まあそうだろうな、と納得です。
といっても、いつも役に立つことばかりも書けないし、
もともと私のブログは、のんびりブログ。
通常運転に戻ります。
ただ、ほぼ毎日アップというのは確かにスパムよけにもなるので、ブログ運営の肝かもね。
不思議と、ある一定のアクセスがコンスタントに入っていると、
スパムコメントが来ないのに、
2、3日休むと急に増える。
これは、このブログを始めてからずっとその傾向なので
なるべく更新頻度は上げていきます。
さて、
腐海のように足の踏み場もなかった私の部屋も少し片付いて
通常の作業が出来るようになって来ました。
「断捨離」がいわれて久しいし、確かに捨てるのが一番整理がつくけど
私の場合は、スケッチと画集や図鑑が増えていくわけで、
洋服や雑貨や読み物は捨てられても、画集は捨てられない。
整理出来ないのは頭の整理が出来てないから、と尤もらしいことも言われ、
「断捨離出来ない人は現代人ではない」的な強迫観念すら生まれそうな
「断捨離ブーム」の昨今。
でも、友人達に聞くと、「断捨離したら必要になった」という話しもよく聞く。
他人にはどうでも良く見えるものも、本人はどうしても捨てられない、
というものはやっぱりあるのです。
先日20代の女性の電車の中の会話で、衣替えが面倒だから、季節が変わると洋服捨てる、
という人もいるみたいで、昔の人が聞いたらビックリだけど、
ユニクロですむならそれも合理的選択かもしれません。
今日はスケッチを整理。これらは鳥の博物館で剥製を描いたもの。
実物の観察が前提でも、やはり細かいところを見るには、剥製は重要。
水鳥は飛ばない限り、実物の観察がしやすし写真も撮りやすいので、
スケッチは撮影するのがむずかしい小さい鳥が多いですね。左上から時計回りに、
オオルリ、マガモ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ。
ただ不思議なことに、剥製は全体的に実物より痩せているような気がする。
どれほど内蔵の替わりに詰め物をしても、
羽の間の空気などは閉じ込められないからでしょうか。
よく見るためには
自分で鳥を飼う、という手段もあるし、ペットとして人気もあるようです。
ただ、飼うには風切り羽を切るわけで、やっぱりそれは切なくて、わたしには出来ない。
勤務先でインコを飼っていたことのある夫が言うには(どんな勤務先なんだ?)
切った風切りが伸びて来ると、野性を取り戻すのでしょうか、鳥の人格(?)が変わって来て、
ワサワサして来るそうです。
やはり野におけレンゲソウ、ならぬ、やはり空飛ぶ野鳥たち、ですね。
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