英語のブログを始めてみました

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英語のホームページが出来たので、英語のブログも作ってみました。

英語は、得意じゃないけど、はじめてインターネットを使ったときから、使えないと(話せなくても)悔しい思いをするだろう、と思い、コツコツと勉強してきました。大変だったけど、インターネット見る度にモチベーションを確保出来たのは大きかったです。

このところようやく英文を塊として読めるようになってきました。

と言ってもほとんど仕事で使うわけじゃないし(全然じゃないけど)、レベルを維持するには、自分で使う機会を作らねばならないので、週に一回200ワードくらいなら、なんとかなりそうなので、ブログを作ってみました。

200ワードというのは、実は、某英語教室で1ポイントで添削してもらえる字数です。やはり、まだネイティブのチェックが入らないととても載せられないので。

今日上げた記事が180ワードくらいです。

二年くらい前からチェックしてもらったものがたまっているので、それも上げてしまおうと、いう魂胆。

ワードプレスを英語仕様に変えるのに、結構大変で疲れたので、絵は簡単なデッサンです。

皆さんよい週末を!

02130223

では。  

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春の風

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春一番が待ち遠しくなってきました。

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そして、
マダムかよこのアトリエには、一足早く春一番がやってきました。

というのは、
先日リアルでおつきあいのある方達にこのブログやホームページのお知らせをメールや封書でお送りしたら、なつかしい方達から次々と温かいお言葉と共に返信が届いているのです。
また、新しく知己を得た方達も増えました。

みなさま、本当にありがとうございます。
そして、これからも是非ごひいきに、よろしくお願いいたします。

一方で、何通かの封書は「宛どころ訪ねありません」と赤いハンコと共に戻ってきました。
私は年賀状というものを出しそびれてしまう不届き者なので(毎年出さなきゃ、とは思うのですが……)、個展のお知らせが季節のご挨拶替わりでした。ところが、親の介護生活に入ってからは、個展を開くどころではないですから、多くの方と音信不通になってしまったのです。ほんとに皆さんごめんなさい。もしこのブログやサイトを見つけたら、是非ご連絡をいただけると嬉しいです。

この一ヶ月、無名の個人がサイトを作って運営するということは、企画から営業、広報まで自分でやるようなものだと痛感。でも、個人が何か仕掛けるのには当然限界があるので、目的をはっきりとさせて、自分が楽しみつつ自分のペースで淡々とやる、というスタンスを持ち続けることがサイト運営のコツかなあ、と思っています。

何しろ、私の場合、製品製作まで自分でやるわけですから。

時間管理能力がとても問われるな〜、とも思っています。
でも、毎日コツコツやるのが好きな私には向いているかもしれません。

また、少しずつでも描き続けて来たことの積み重ねの大きさも感じています。
ブログで今まで描いて来たデッサンをどんどん見てもらって空になるまで出し尽くす。そして乾いたスポンジが水を吸うように新たなインプットに拍車がかかる、言わばターボエンジンですね。過給器を搭載しながら走るとパワーが出る、みたいな感じでしょうか。

デッサンは筋トレ、ブログはターボエンジン。
圧力高めながら、いい絵を描いていきたいです。

今日は22日。毎月22日は「夫婦の日」だそうです。
だからというわけではないですが、最後に、いろいろな助言をしつつ励ましてくれる夫に感謝の言葉を送ります。このプロジェクトは、私一人では挫折していたに違いないのです。

では。

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意識と無意識、線と塊

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わかりやすい絵の話、というカテゴリーを作り、絵について表現について書いていきます。自分の考えをまとめる意味もありますので、少しずつ言っている内容が変化していくかもしれません。

トップページの「やさしい絵画論」にもリンクさせていきます。

芸術に技術というのが重要であることはこちらの「見えるものと 見えないものと」という記事で触れました。

ここで書いたように、絵だけは技術がなくても通用しそうです。でも、それは事実でしょうか?
確かに、子どもの描いた絵に感動することがあるのですが、その絵には「意識」が入っていません。芸術が人間の営みである「意思」の歴史の中で捉えられる時、それは科学や思想と同じ捉えられ方をします。「意思」の無い科学や思想が無いのと同じに、意思の無い絵は芸術とは呼びません。つまり、子どもの絵は「芸術」ではないわけです。

しかし、私たちは心を揺さぶられることがある。なぜか。それは子が持つ無意識さが捉えた絵が、意識ばかりになった我々大人に隠れている根源的な感覚を呼び起こすからかもしれません。その子供たちの「無邪気さ」や「無垢さ」に私たちは感動するのでしょう。一方でその「無邪気さ」がとても残酷な行為いを引き起こす事もあります。そして、子どもの無邪気な絵というのは、一時期だけのことです。「子ども」という未発達がゆえの人間の本質を隠さない存在のみが捉えられる一瞬があるのだと思います。

ピカソなどはそれに気づいて作品に応用しているのです。

私は時々、人物クロッキーデッサンなどで、一ポーズ3分でモデルさんにお願いして、意識を消して手になりきる練習をします。3分で目の前の形を捉えるとしたら、考えている間など無いわけです。

そんな人物デッサン、特にクロッキーではさまざまな技法も試すことにします。
womantec

この写真の場合、描写時間は3分から20分まで。

技法の説明をすると、左上から時計回りに

チャコール鉛筆とクレヨン
鉛筆と水彩
色鉛筆
マーカー

womentec2

これはパステルだけでボリュームを出していて、西洋的な物の見方、という感じです。
西洋的な物の見方、とわざわざ言ったのには理由があります。

我が葛飾北斎は「北斎漫画」といって十五編の線描画集を残しました。
そしてそれらが、印象派のモネやゴーギャンに影響を与えた話はあまりにも有名です。

パソコンの進化でバーチャルリアリティが深化しています。その進歩は目覚ましいものがあるけど、立体的に見え本物らしいことだけが「絵」に求められることは淋しい気がします。やはり人間が3次元を切り取って2次元に表現する基本は「線」ではないか、と考えるのです。そして真にデッサン力がある、とすればそれは、線で描いても表現出来るはずなのです。

この「人物デッサンのすべて」という本はとても良い本ですが、基本的には「塊」という概念が中心です。

葛飾北斎がこういうデッサンの指南書を書いたら、どんなものになるだろう、というのはすごく興味深いことです。

日本で漫画が隆盛なのは実は、北斎翁の線描画がDNAとして連綿と続いているからかもしれません。

ただ、今の漫画はプロトタイプに落ちいってるものが多いのが残念。ダイヤモンドのような輝きを持つ大きな目と服からはみ出しそうな乳房、が闊歩しすぎてます。観察せずに描いているからでしょう。

そして最初の話に戻ると、「人と同じ」が重要な日本社会では、無意識が無くなった子供たちも似たようなアニメや漫画顔の絵ばかりを描くようになります。これは本当に残念だなあ、と最近思います。

だって、本当は子供たちの才能はこんなに豊か。「Doodle 4 Google 2012」子供たちの才能に脱帽、乾杯。

せっかく「クールジャパン」と売り出したりするアニメですから、大人ももっと豊かなこどもたちの才能に気づきましょう。そして育てて下さい。

ではでは。

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飛ぶと、……あら不思議

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おかげさまで、野鳥部門で上位です。ご協力ありがとうございます。

鳥は本当に不思議です。

止まっているときと羽を広げているときで、驚くほど印象の違う鳥がいるのです。

例えば、
カワラヒワ

羽をたたんでいると、こんな感じ。
全体にグレーと茶色で少し黄色が見えます。
20130215

ところが飛ぶと、




こうなるのです。
20130215b

いま私の欲しい本。。

どれもいいお値段。
どれも電子書籍というわけにはいかないものばかり。

こうした鳥の形態の不思議さをぎゅっと詰めたような2冊です。
このような図鑑を作る人たちの熱意と思いには本当に深い尊敬の念を抱かずにいられません。

上のスケッチで止まり木に止まっている姿のデッサンは、我孫子の鳥の博物館へ行って描いたものです。事前に申し込めば、貴重な剥製を描かせてくれます。
こういう素晴らしい博物館なのに、鳥の博物館は平日に行くとほとんど貸し切り状態。せっかくの施設がもったいないなあ、と行く度に思います。

また、最近は「剥製に触れないで下さい」というお約束を守らない人が増えているそうで、描ける日時が限られて来ています。こういう話は本当に残念です。

博物館の目の前にある手賀沼は水鳥の飛来地。オオバンは我孫子市の鳥。ユーモラスで可愛いんですよ〜。カワセミも良く見かけます。

飛んでいる姿のエスキースは、鳥の羽の仕組みから図鑑などの写真を参考に描いてみたものです。真ん中の羽を広げているのは下から見たもの。少しは飛んでいる感じになったでしょうか。

夏の終わりに、花を落したヒマワリの種をついばむカワラヒワの黄色い羽が、まるで花盛りのヒマワリの花の精の生まれ変わりのようです。あの強烈な印象は忘れられません。

「黄色」という他の色の性質を変えてしまう強い色だからかもしれません。

では。

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英語のホームページをアップしました。

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ホームページの英語版をアップしました。
Atelier of Japanese Artist Madam Kayoko

English

基本的には日本語版と変わりませんが、言語表現は英語文化にあわせてあります。すべてネイティブに見てもらいました。

せっかく世界に開かれているインターネットなのですから、英語版を作らないのは残念です。

時々、海外から来た人と会って、私が絵を描いていると言うと、必ず「ホームページは持っているか?」と聞かれていたので、英語版の必要性は感じていました。

日本語のホームページとブログを作って分かったのは、やはりシステム構築が最も重要だということ。とにかく無理してでもシステムを作ることを優先してきました。

まだ、スマホ仕様、という新しいニーズもあるものの基本は出来たので、ちょっとホッとしています。

サイトは作ったところからが始まりだし、永遠にネット上にあるだけ、という状態もあり得るのだけど、それでも、”Do you have own your homepage?”と聞かれて”No.”と言ったらそれで話は終わりだけれど、そういう事態だけは避けられるようになった訳です。

このホームページ作りは、かなり夫に励まされてきました。基本的に「やらなければ可能性はゼロ」というポジティブシンキングな人なので。

今後も、どうぞよろしくごひいきにお願いいたします。

なお、コメントですが、ワードプレスは管理人だけが閲覧出来るコメント仕様がありませんでした。お問い合せフォームを右側のカレンダーの下にリンクさせましたので、そちらからコメントをお寄せ頂ければ、管理人に直接届きます。ご利用ください。

ではでは。(ランキングよろしくお願いします)

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ニャンともデュエット(5)家族の肖像/上

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この猫たちが、私が今まで飼って来た猫たちです。

catfamilycol

本当はもう一匹いるのですが、その子は来て3ヶ月くらいで事故にあって死んでしまいました。

もちろん、それぞれ名前がついているけど、ペットの名前というのは何かとパスワードに使ったりするので、それぞれ年代順に「おばあさん」「おばさん」「お姉さん」「いもうと」と呼ぶことにします。

猫と言っても、顔つきも色も違うし一匹一匹、個性があって面白いです。

「おばあさん」はいわゆるキジトラの日本猫。英語だとtabby、と言います。一本の毛が様々に色分けされていて、それが集まるとあのキジトラ独特の波模様になるのです。実はこれは鳥も同じ。水鳥の斑点なども同じ理屈です。蛇足ですが猫の毛はfur、鳥の羽はfetherです。

彼女は私が生まれてはじめて自分の意思で飼った猫です。動物病院でニャジラのようなお母さん猫から生まれたのですが、メチャメチャ美猫でした。性格もノーブルで、後から来る子猫を拒否することなく受け入れてくれました。私自身、母が亡くなったりかなり精神的にタフだった時代に飼うことになり、とても彼女には助けられました。

「おばあさん」は家に来たときから私に一番なつきました。子猫の時は一時も離れないので、エプロンに包んで家中を移動した覚えがあります。

ところが、あまりに私になつきすぎて、彼女を置いて出かけることもままならないので、もう一匹飼おうと思った時、なぜか(本当になぜか!)台所の窓の下でニャーニャーなく声が聞こえて来て、我が家の猫になったのが、先に話した事故で亡くなった猫でした。

この事故で亡くなった猫は白とグレーのとら猫でした。色でいえば最も私好みでした。なぜかこの猫は、デッサンのしやすい猫で、この猫がいた3ヶ月の間には随分猫をデッサンしたものです。

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この子が事故で亡くなった当時、我が家では猫は好きな時に外に出していました。「おばあさん」はほとんど遠くに行くことはなく、家のまわりの塀に登って監視活動をしていましたが、この死んだ猫は相当活動範囲が広くて、150メートルくらい先の公道で車にひかれてしまいました。ところが、どういう訳かそれを拾って獣医に届けた人がいたので、供養してやれたのには本当にホッとしました。

その後しばらくして「おばさん」を飼ってくれないか、と人づてに頼まれたのです。
実は「おばさん」は、家に来るまでにかなり紆余曲折がありました。

では、「おばさん」の話は来週に。

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季節の先取り

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今日は風が強い一日で、体感温度は3度以上低そうでした。

花のデッサンは季節を感じるものが多いので(当たり前ですが)、その季節まで待とうと思ったのですが、先取りするというのも良いなと思い、今日は少し早い季節の花の素描をお送りすることにしました。

まず、椿。

その1。
cameria

その2。
20130213

むかし実家に咲いていた椿です。デッサンの日付を見ると分かるように、3月の第一週くらいに咲いているようです。

植物や動物昆虫などは何を基準に開花したり卵を産むのでしょうか。桜の開花予想も桜自身を観察することで情報が出されます。このくらい暖かくなったから咲くだろう、と思ってもその通りにはならない不思議さがあります。

例えば、人間が「今年は寒い」と感じるとしても、自然界は別みたいで、今年はアズマヒキガエルの交尾が十日くらい早いという報告もあります。不思議ですね。場所や寒暖の差にも関係があるでしょう。でも、ある意味彼ら動物や花の方が正確かもしれません。そういう声に耳を澄ましたいものです。

こちらのデッサンは、こごみ。クサソテツの芽です。たいがい4月の初めくらいなので、ちょっと早い季節のお知らせ。
ゼンマイやワラビのように食べられます。

kogomi

シダは花も咲かせず、胞子で増える地味な植物ですが、熱烈なファンがいて「日本シダの会」という団体もあるくらいです。私も会員で観察会に参加するたびにたくさんのことをご教示頂いてます。

日本ではシダはどこにでもあるので、シダは「シダ」で一括りにされて、アジアンタムやレザーファーンなどの園芸種以外は雑草扱いなのが私にはちょっと不満。

私が日本画の題材にシダを選んだのは、好きだという以外に、主役足り得ない扱いを受けているシダをどれだけ主画題として極められるか、という私なりのチャレンジなのです。

昨年からシダの観察会に参加するようになって、今まで見えてなかったものが見えてきました。ワクワクするし、さらに制作への意欲が燃料投下された感じです。「これぞシダの絵」と言われるような作品作りに励んでいきます。

では。

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