今日は中秋の名月。
すっかり晴れて、今夜はいいお月様が見られそうです。
気候も凌ぎやすくなってきました。
暑さ寒さも彼岸まで。
今週に入って、私がよく行く東京港野鳥公園で、
田んぼの畦にヒガンバナが咲き始めました。
ヒガンバナは、花が咲く時、葉はありません。
その鮮烈な赤い花が群れて咲く様子は
初秋の典型的な風景で、「ああ、もう秋だな」
とちょっとため息をついたりします。
田んぼの畦に植えられるのは、
ヒガンバナが他の植物の成長を阻害するアレロパシーを
出すために、雑草が生えにくいからだそうです。
実際、球根は有毒です。
田んぼから少し離れた雑木林では、キノコがあちこち
顔を出し始めています。
中秋の名月というと、やはり、ススキとウサギさんでしょうけど、
私は、公園で見たヒガンバナとキノコという題材を
月に配してみました。
これはテングタケのような気がしますが、
だとすれば、やはり有毒だそうです。
自然も自分たちの身を守るのに懸命です。
ところで、中秋の名月は満月とは限らないようです。
でも、今年はちょうど満月だとか。
満月の光量は太陽の46万5千分の一だそうです。
このわずかな満月の光だけで写真を撮っている写真家がいます。
石川賢治さんという方で「月光浴」シリーズとして発表されています。
宙の月光浴: Space of Spirit
サイトはこちら↓
http://gekkouyoku.com/index.html
月の光のブルーが本当にキレイですね。
では、素敵なお月見になりますように。