暑っちちー。大暑 三十六候「大雨時行る(たいうときどきふる)」
で指摘した、
猛暑でのオリンピックへの懸念が
表面化して来ています。
本日の国会、参議院「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」でも
アントニオ猪木氏が質問しています。
インターネット審議中継アーカイブです。
4:47:30あたり。
(質問者を選択して聞くことも出来ます。)
猪木氏も、マラソンや競歩の選手、
またパラリンピックの車椅子の選手、
観客も心配だと質問しています。
下村大臣は関係省庁で「暑さ対策関連協議会」
を作ったので、万全の対策をして行く、とお決まりの答弁。
道路の路面対策などを検討しているようです。
それでも、やめた方がいいのではないか、
と私が思うのは、やはり地震のことがあります。
政府 地震調査委員会 首都直下地震 最終報告(PDFファイル)
もし関東大震災級の地震が来て、
ビルの倒壊などに至らなくても
停電とかあり得ますから、
その時、冷房が止まったり、コンビニのショーケースの電源が切れたら
相当悲惨なことになります。
例えば、上の政府の最終報告では、震度6以上の地震がくれば
水道などの復旧に一ヶ月はかかる、とあります。
猛暑にトイレや飲み水が止まり、冷房の効かないビル、
なんてことになれば、冗談ではなく死ぬ人も出て来るでしょう。
アスリートたちの安全の確保も全力で行われるでしょうが、
地震を経験したことの無い選手だっているはずです。
観客に至ってはパニックになるかもしれない。
海外の人も巻き込みますから「想定外」ということは
言えるはずもないです。
ただ、民間の方が優れているから、ホテルなどは相当準備するでしょうし、
関連省庁からお達しも出るはず。
しかし、それで、やり過ごせるような規模の地震、
という保証はどこにも無いのです。
先の国会質問で、猪木議員は地震の点は質していないようですが、
誰か質問してほしいです。
それにしても、「安保法案』国会で野党が質問すると次々とボロが出て来ますね。
最近は、弾丸は武器ではないし、ミサイルは兵器ではなくて弾丸だとか、
ついには核兵器まで後方支援で運べちゃうとか、
明日8月6日広島の原爆の日を前に、めちゃくちゃです。
「憲法違反」そのことだけでも、廃案にすべきなのに
出発点が間違っていると、先へい行けば行くほど、現実との乖離が広がって
答弁があり得ないものになって行きます。
これが我が国の国会なのかと思うと、
悲しいやら嘆きたいやら。
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お口直しに、白いムクゲのデッサンをアップしておきます。
「大徳寺白」と言われる園芸種で、直径14センチくらいの一重の大輪です。
好みの問題でしょうが、私はムクゲは一重が好きです。
八重はティッシュペーパーで作ったコヨリが花心についているみたいで。(笑)
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