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小さなことからチャレンジ

今日ツイッターで良い言葉に出会いました。

高瀬 慶‏@rikuoharuoさんという方のつぶやきです。

高瀬 慶
‏@rikuoharuo
誰かが前人未到なコトを達成することは偉業だ。人々はそれに感動する。でも、だからといって、自分に得になることはほとんどない。ほんの小さなことでも、自分ができなかったことが自分でできるようになったときの感動の方が、500億万倍でかい。大切なのは、「自分」の限界に挑戦することだ。

多分、三浦雄一郎さんのエベレスト登頂に触発されてツイートされたのでしょう。

三浦さんの偉業は素晴らしいですが、
でもそれで「日本人はすごい」などと言うのもちょっと違うと思います。
あくまでもすごいのは三浦さんと、三浦さんを支えたご家族やスタッフです。
特に今回は、あまり表には出ないけれど、
次男の豪太さんのサポートは特筆すべきなのでは?と私は思っていて、
それは豪太さんの新聞の連載を、私が以前から読んでいるからです。

八ヶ岳編み笠山へ続く道

八ヶ岳編み笠山へ続く道

「日本人はすごい」と言うのは違う、というと何やら突っ込まれそうですが、
どうも、ネットなどを見ていても、セレブの行動に一喜一憂したり、
セレブにちょっとことがあると、乗じて他者を叩いたり、
という人が意外に多いのに驚いています。
そういう行動は他者に自己を投影させている結果ではないでしょうか。

どれほど好きなアイドルやセレブや恩師でも他人です。
実は親や子も最終的には自分とは違う人格ですよね。
尊敬したり、敬意を払う、あるいは時には批判的に対する、
ということはあっても、自己と同一に見ることは良い結果を生むとは思えません。
ま、その最たるものが、国家というシステムに自己を反映させてしまう人たちでしょう。

国家やセレブと一体化した気になっても
結局、その人自身が何か行動を起こしたわけではありません。
「自分」が動かない限り「自分」への挑戦にはなりません。
先日、友人から手紙をもらいました。
このブログを始めたことを、新しいことへの挑戦、と褒めてもらいました。

実は、このブログには「タガメ女」で検索されて訪ねて来る方が後を絶ちません。
このところ静かだったのが、今日は五月雨式に
「タガメ女」を読んでみました。
にアクセスがあり、もうすぐ1,000PVになります。
どなたかが話題に取り上げたのでしょうか。

トレンドのすごさを実感しています。
で、せっかくのご縁で、そうやって来て下さった方にも
読んで頂けるといいな、と思って「読まれている記事欄」を作りました。
今はダントツの「タガメ女」ですが、
そのうちにそれを越える記事を書ける日をめざしていきます。

小さなことからチャレンジ、です。
いや、無名のおばさんの無謀なチャレンジかもしれないけど……。

あなたも、あなたらしい目標を見つけてチャレンジしてみませんか。
それがエベレストでなくとも、成し遂げた時の喜びは
エベレストと同じ位の価値のあるものになるでしょう。

ツイッター時代だからブログが面白い

ブログ開設から100日あまりで、
おかげさまで総閲覧数が軽々と6000PVを越えました。
これもひとえに「タガメ女」のおかげです。
日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社プラスアルファ新書)

まずツイッターで安富歩教授に取り上げて頂き、
一晩で400PVを経験。
また10日(金)には日経ビズで著者である深尾葉子氏の
「タガメ女」のインタビューが取り上げられたから、
また一晩でアクセス数がばっと上昇。

今日もなんか多いなあと思ったら、
安富教授が「ツイッターまとめ」を作ってました。

この「タガメ女」の書評ひとつで、ばっと人が来てくれるのを体感すると、
トレンドのスゴさを実感するのと同時に
ネットって怖いな、と思います。

毎日1万も2万もアクセスがあるブロガーからすれば
痛くも痒くもないようなことでしょうが、
ふつうのおばさんは、ひとつの記事で750PVに
ビックリしています。

20130513

ただ、もしこれがツイッターがなかったら、
ここまでアクセス数は増える事はなかったでしょう。
ツイッター時代だからこそ、ブログは面白いのかもしれません。
かといってツイッターを単なるブログの宣伝、と考えるのは
これも、違うのですよね。
機能が違う、という気がします。

いずれにせよ
アクセス数はブログを運営して行く上で抗し難い魔力ではあるけど、
つくづく身の程は知っておかないと、と思います。

私も人の子、二匹目のどじょうを狙いたい気もしないでもないけど、
でもバブルに惑わされず、自分の書きたいことを書いて行かないと、
ブログは続かない気がします。

資本主義社会で、競争社会だから
売れる、読まれる、支持される、というのが
力になるのは当然ですが、
底力があってそういう状態になるなら良いけれど
一瞬の受けを狙うのは本末転倒です。

とはいえ、ブログはやっぱり面白いです。
こちらのブログを書いて思考方法を手に入れるで書いたように、
「継続は力なり」を実感させてくれるのが
ブログです。

そして、今回アクセスバブルでも嬉しかったのが、
読みに来て下さった方が、ほかの記事もクリックして行って下さることです。
ブログを始めてから、一旦空になるつもりで、
次々と記事を書きました。

押し入れのデッサンも引っ張り出して来て
見て頂いています。
本家のホームページも見て頂けているようで
嬉しい誤算です。

今後も、自分の書きたいこと、
多くの方と共有出来たら良いと思う情報や本、考え方
を取り上げていきたいと思っています。
よろしければ今後もこのブログとマダムかよこの絵を
ごひいきによろしくお願いいたします。

本紹介や書評関連の記事
カテゴリー/本や映画、展覧会

本家HP
マダムかよこのアトリエ

英語ブログ
Diary of Madam Kayoko

深まる緑。実行あるのみ。

5月ですね〜。
一年の三分の一が終わりました。
そして、
木々の緑がすっかり濃くなってきました。
一年で一番良い季節です。
連休もいいお天気が続きそうですね。

さて、
我が家では二匹の猫が
朝から晩まで、寝る時以外、走り回っていて、
最近は二階のベランダで日光浴を
楽しんでいます。

猫は必ず身体をすりすり地面になすり付けるので、
費用はかかるものの、ノミ予防の薬を付けています。

絵の方はお休み中の猫たちですが……。
20130501

さて、一昨日は、
「タガメ女」を読んでみました。
の記事が、
ツイッターで東大の安富歩先生に紹介されて
アクセス数がうなぎ上りでした。
スクリーンショット(2013-05-02 9.42.13)

お褒めの言葉まで頂戴して恐縮です。
ツイッターの拡散力をあらためて認識。
一晩でいつもの15倍くらいのアクセスを頂きました。
記事だけで400PV。

嬉しいのは、ご来訪頂いたみなさまに、
ほかの記事も読んで頂ける事です。

311以降、少しずつ形にしてきた事が、
見える形で自分に帰って来るようになってきた感じです。
これからも実行あるのみなんだろうな、
と再認識。

継続は力なり、ですね、何事も。
これからも、力抜いてやっていきます。

その際、
マーケティングとかトレンド、
という言葉はあまり好きではないけれど、
システムの指向性とそのシステム利用者の嗜好性を
理解して行く必要性はあると思います。

たとえば、高齢者の集まりで、
ゴスロリの話しをしても通じないわけで、
そこは相手やシステムを見て行かないと、
自分の主張や意見は気づいてももらえないでしょう。
媒体も紙媒体の方が良いかもしれない。

自分の言いたい事をどういうオブラートに包んでで提示するか、
つまりプレゼン力かなあ。
それないと、単純に側を通って行っても
見向きもされないように思うのね。

あ、ちなみにツイッターのアカウントは
2009年にとっているので、
「マダムかよこ」ではないです。

でも、ツイッターでは随分とリアルで関係が生まれて
良いおつきあいをさせて頂いている方たちが一杯いるので
アカウントは変えないつもりです。
フォロウされるなら こちら→@083melody

……ところで、
季節は良いのに、
何やら人間世界では、
いろいろお騒がせが続いています。

オリンピック誘致を巡って都知事が
ニューヨークタイムスのインタビューでの失言したり、
戦争を放棄したはずの国の首相が戦車に乗って
はしゃいでいる写真が世界に配信されたり。

そして自民党の憲法改正の怪しい内容。
そう、今日は憲法記念日。

押し付け憲法とよくいわれるけど、
実はこの憲法の作成には
日本人もキチンと関わっているんですよね。
これは国会図書館にキチンと資料が残っています。
日本国憲法の誕生(国立国会図書館サイト)

手に取って読める憲法も幾つかありますが、
憲法をまだ読んだ事がない人にお薦めなのが
この池澤夏樹の一冊。
原文と条文すべてと池澤夏樹の易しい解説付き。

良くも悪くも、
世界を意識しないわけにはいかない時代になっています。
しかし、そんな事おかまい無しに
相も変わらず日本のメディアは、
どーでも良いような事ばかり
垂れ流しています。

連休中ぐらい、
テレビ、消して過ごしましょう。

深まる緑を愛でに行きましょう。

ではでは。


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私のIT発信、独学法。取説は役に立つ。

この2、3日は、かさこさんバブルでいつもの10倍くらいの方にご訪問頂きました。
ありがとうございました〜。m(_ _)m
過去記事を読んで頂いた方も少なからずおられて、ほんとに感謝です。

外に出て様々な方と出会うと話題がつきませんね。
実は先のかさこさんオフ会で、自己紹介の後、多くの方に言われたのが
「自分でホームページを作ってすごいですね」という事。

それも、遥かに私より若い方たちに……。

「え? 私がすごいの?」
とこれは新鮮な驚きでした。

私の場合は技術というほどではなく単なる「インターネット発信技能」という程度のものかもしれない。(スキルとかスペックという言葉は嫌いなのであえて使わない)

私のやり方が「ひと様の役に立つ」かどうかは分からないけれど、私はHTMLもCSSも独習して覚えたので、そのやり方を今日は書いてみます。参考になれば嬉しいです。

やり方と言っても、私の場合いつでも、買ってきたマニュアル本を端から丁寧になぞるようにやって行くと何故か本を終わる頃には作業が出来るようになっている、という事が多いです。

私が最初にコンピュータに触ったのは今から20年くらい前、コンピューターCADのオペレーターとして仕事を始めたときです。

その頃はワードプロセッサーが全盛期で、CADを始める前まで私はワープロも触った事はなかったのですが、チャンスを頂きCADの研修を受けに行くことになりました。研修を申し込んでから実際に研修を受けるまでに3日間くらいあって、ワープロくらい知らなければマズいだろうと思い、申し込んだその足で秋葉原に行き、東芝のRUPOという機種を買って帰りました。

それから三日三晩、取説と首っ引きで取りあえずの操作を覚えてCADの講習に参加。

そういえば、私はもともとどんな機械でも、機械を買うと取説やマニュアルを見て操作を覚えていたんですね。

CADのオペレータになってからも、機種が講習会の機種と違うため、しかも上の人が自分の仕事で手一杯で、自分で取り扱いを覚えなければならず、取説で覚えました。
今思い出しまたが(笑)その時にも上の人に「あなたみたいに自分で覚える人ははじめてだ」って言われた記憶があります。

もともと、小さいときからなんでも自分でやりたがり屋の子どもではありました。人が何かをやっているのを見るより、つまらない事でも自分でやる事が好きな子どもでした。すぐ「やらせてやらせて」というあの五月蝿い子どもだったわけです。

その後、最初に自分のマックを買ったのが1997年。箱形の5700というネット接続に重点を置いた機種でした。その頃のブラウザはNetscape。今と比べると亀のように鈍い回線でしたが、英語のサイトに行ったりして感動の連続。このときの感動が後の英語の勉強のモチベーションになります。

で,最初に書いたように、私の場合ごくごく普通に最初から、マニュアルや取説に書いてある通りにパソコン上で作業をして行きます。

HTMLでは、はじめてテキストエディターに

<html>
こんにちは
</html>

と打ち込んで、ブラウザで

こんにちは

という文字を見たときは、「ああ,こうなるのか」と感動の一瞬でした。

多分、マニュアルや取説で操作方法などを覚えるときは、
最初はよく分からないけど、取りあえず書いていある通りにやる。
という段階がかなり重要かと思います。

使っている言葉もよく分からないものが多いから、調べても分からなかったら、かならずメモする。

ノートを一冊作り、調べた事、人に聞いた事などは必ずメモをして行きます。だいたい一度では覚えられないから、二度三度同じ事を調べることになるけど、メモしてあればそれを読み返すだけで良い。同じ事を3回くらいやれば何となく出来るようになります。

記憶より記録。
そして習うより慣れろ、の世界だと思うのです。

で、ある時、全体像がなんとなく見えて来る一瞬があるので、そうすればシメタものです。そうなれば、こうしたいああしたいとどんどん前に進み出します。

それから結構重要だと思うのが、ある程度慣れるまでは、一日5分でも毎日作業した方が記憶の定着や作業順序の身体の記憶が早いです。

この一日5分の威力を実感したのが、フランス語を勉強し始めたときでした。
フランス語は学生時代に名詞の男女や冠詞不定冠詞の種類の多さで、一度挫折しています。
で、2008年に勉強を始めた時、「分かっても分からなくても一日5分」を自分に義務づけました。これは、英語の著書の多い安河内哲也さんが言っていたので、実践してみたのです。

この時「一日5分」は徹底しました。気分が乗っても5分でやめる。そのかわりどんなに忙しくても、トイレの中や電車のなんとか5分見つけて勉強。

で、あら不思議、3ヶ月目くらいからだんだんフランス語頭が出来始めます。
そうすると面白くなるから、続くんですね。
結局、2009年の秋には仏検3級を取ります。

というわけで、独学の最大のポイントは、この毎日やる気概、でしょう。

ただし、絶対に出来ない日も出てくるから、完璧はめざさない。出来ない日があったら自分を責めたり落ち込んだりせず、サッサと忘れて先に進む。反省はしない。これもポイントです。
一週間に5日出来たら良しとして、先に進みましょう。

ある程度分かってくると、面白くなって、没頭している自分がそこにいます。

一週間に一度くらいだと作業はじめて最初の何分かが復習に費やされるため、実質的な独学時間が減ります。

で、人間の記憶は非常に曖昧なので、必ず自分の作業時間や独習時間を記録して行きましょう。これも大きなポイントです。そうすると、「お、一週間続いているな」とか、「2日サボっちゃったから今日はなんとか時間つくろう」とか、客観的にスケジュール管理が出来ます。

ムラサキサギゴケ

ムラサキサギゴケ

最後にまとめておきます。
①マニュアルや取説は、意味が分からなくても取りあえず書いていある通りにやる。
②分からないことは必ずメモをする。
③短時間で良いから毎日やる。
④毎日出来なくても反省しない。一週間のうち5日くらい出来たら、自分を褒めてあげよう。
⑤勉強の記録を取る。「何月何日10分」と行った風に手帳にでも記録しましょう。

……と独学について書いて来ましたが、
でもね、習いに行っちゃった方が早い事もあります。

私はデジタル一眼レフはカメラの学校に行きました。
物撮りやスタジオ撮影などを個人で経験するのは無理ですから。
カメラは本当に難しくて全然上手にならないけど、理屈が分かっているので、後は枚数だと思っています。

今日のスケッチは、ムラサキサギゴケという直径一センチくらいの花で、今、畑のあぜ道で紫色の星屑のように咲いています。

では。

英語ブログのアクセス数

英語のブログのアクセス数が少しずつですが日々増えています。
ほんとグローバルな時代なんだなあ、と思います。

英語日記ランキングの一位なので、そこからのご来訪も多く、「一位パワー」も感じています。

多い順に
Japan 日本
China 中国
United States 米国
不明
Canada カナダ
Taiwan 台湾
Australia オーストラリア
Germany ドイツ
United Kingdom イギリス
Ghana ガーナ
Hong Kong 香港
Korea, Republic of 韓国
Thailand タイ
Ukraine ウクライナ
Vietnam ベトナム

日本語の方は、昨日かさこさんにリンクして頂いたおかげで、一挙にアクセス数が増えました。「つぶやきかさこ」パワーおそるべし。

かさこさんを真似て私もセルフマガジンならぬセルフパンフレットをつくろうかなあ、と思い始めています。

あるいは、年賀状をDM風に剥がせるタイプにして、絵と文をいれるとか。

これからの時代、いやおうなく個人が世界と対峙させられていく方向に行くでしょう。そういう時代が、暮らしやすいとは言えないけど、世界のいろんな事実は厳然とその方向を指し示しています。

ひと昔前まで、アマゾンの倉庫では、いかに早く目的の本を探してくるかが問われていましたが、今はもう、倉庫内の商品探しすら機械がやれるのです。
Amazonが買収した倉庫ロボットの自動システムが一体どれほどスゴイのかよくわかるムービー

英語が出来ない事は確実にハンディになりますが、ではただ話せれば良いのか、というとそれも違うような気がします。

読めて書ける能力も重要視されて来るようになると思います。
たとえば、電話やスカイプでの連絡よりメールが好まれる事が多いでしょう。

先日ツイッターを見ていたら、
「米国の大学でIT、法律,会計などで修士をとり、グローバル企業に勤める」
人しか生き残れなくなる、と言うつぶやきもありました。
1%にはいるしかない、というわけですね。

国家すらグローバル企業の手先になるのが、今進められようとしている「TPP」です。

厳しいというより、残酷ですね。

しかし、グローバル企業のやっている事を見ると、天に向かってつばを吐いてるような事ばかりです。
原発しかり、遺伝子組み換えしかり。
汚染や環境破壊の凄まじさ。
確実に自分達にその唾が戻ってくる。
唾が戻って来る前に彼らは逃げるつもりかもしれませんが、
実は環境汚染や破壊のツケは未来世代なので、
その唾は彼らの子孫に戻って来るのです。

例えば、水の星と言われている地球の海水を除いた水のわずか0.8%しか飲料に適したものはありません。
それすら商売にしようとしているグローバル企業もあります。
でも、こういう商売をする事は、それで儲ける彼らの子孫の水も奪っていることになります。

グローバル企業ってタコが自分の足を食って生きているような気がします。

私は、頭が良い人たちがいろいろ工夫して、お金をがっぽり儲ける事には全く異論はないのです。
どんどん儲ければいいと思う。

でも、ぜひとも自分たちのやっている事が将来どういう影響を及ぼすか考慮してやって欲しいです。

野生の生き物は決して自分達のエサを食べ尽くす事はないです。
食べ尽くしちゃったら、自分たちが生き残れないですから。
ましてや未来世代のものも食べちゃうなんてありえない。
「弱肉強食」という言葉は人間にしか当てはまらない、って思うこの頃。

でもね、
とりあえず水と空気と土壌があれば、それを慈しんでつつましく生きる事は可能です。

というわけで、私は今年は田んぼ作りです。

今日の絵は、今朝いつもより一週間くらい早く咲いた庭のボタンです。
絵は5年くらい前のものです。
20130417

今年は寒い冬だったのに、なぜか、動植物は全般的に一週間くらい早いんですよね。

では。

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オフ会に参加してみました

一昨日は、田植えのあと、ブログ「つぶやきかさこ」の管理人でカメライター(フォトグラファーでライター)のかさこさんのオフ会に参加して来ました。

いわゆるオフ会に参加するのは、はじめて。

私がかさこさんのブログを読むようになったのは割と最近ですが、10年以上毎日更新しているというのも驚きだけれど、ブログの内容の質の高さに注目していました。

2005年くらいからネットでブログを読むようになったので、私のブログ読者歴も長いと思うのですが、他の社会派のブログと比べてもかさこさんのブログは読みやすく、なにより実践して出版などの形にしているところがすごいです。

もちろん、内容のすべてに同意するわけではないですが、しかしその論理構築の確かさと文章の上手さは、舌を巻きます。しかも毎回2000字から6000字くらいの量を書いていて,私が書いたら2時間くらい掛かりそうな記事を毎日アップしているのです。

で、さらにご自身のプレゼンの仕方、いわゆるセルフプランディングも,私が参考にしたくなるような魅力的な方法を実践されています。例えば、セルフマガジンを無料で配ったりユニークなアイデアを次々に繰り出しています。

で、オフ会をやる、という告知を見てすぐ申し込みました。

というのも、ブログをはじめて3ヶ月の私ですが、実際にネットで発信を続けている人たちと、現実の世界で繋がって行く事の重要性を認識し始めていたからです。ネットは素晴らしいツールだけれど、マナーの悪い人や悪用する人も後を絶たないので、何かあった時にSOSを出せる人脈やネットワーク構築は必須だと思います。

といっても私の世代でしかも女性の多くはテレビ派でネットに親しまないため、独自にネットワークをつくらなければなりません。また、エンジニアやプログラマーという技術関係は多少かかってもお金で解決出来る問題だけれど、実際に発信している人たちとの繋がりは純粋に人間との繋がりです。今後自分がブログを続けて行くためにもネットワーク構築を模索しはじめていたところだったのです。

それと、もうひとつオフ会に行きたいと思った理由がありました。
今度かさこさんは映画監督デビューするのですが、かさこさんを抜擢したプロデューサー矢間秀次郎さんの話が聞ける,という事も興味をそそられました。

そしてこの方のお話がめちゃくちゃ面白かったのです。

矢間さんは長年環境問題や原発問題に取り組まれていて、でもいわゆる反原発派と少し違うと思ったのは、仕事で行政の広報を担当されていた事もあり、原理主義的でなく視点が柔軟なのです。

今回の映画「しろうお」は、実は日本列島に17立地54基(実際は福島第一が廃炉になるので50基)原発があるけど、原発を断念した自治体も34あって、では、その違いはなんなんだろう、そして原発を断念した町の今はどうなっているのだろう,というお話です。

福島以降、ある意味現実が虚構を越えてしまって、虚構で現実を描くという表現が難しくなっています。以前記事にした会田誠展もそうでした。

そこで、矢間さんが取った手法は、悲惨さや残酷さを描くのではなく、原発を断念した事によって受け継がれることになった「豊かさ」を描く、という事でした。

この話に私がとても敏感に反応するには訳があります。
実は、私がこのブログを始めたのも、すごく似た動機だったからです。

原発が良くないことは多くの人が感じているけど、では今の電気で埋もれた便利なシステム社会とは違う社会ってどんなんだろう、想像もつかない、というのが本当のところではないでしょうか。

そういう多くの人には、原発の危険性を訴えるより、原発がなくても豊かなんだという「絵」を見せる事が重要なのです。いわゆるビジョンです。本来ならば政治家がそのビジョンを描く役割のはずですが、なんだか最近の政治家は将来のビジョンを描く事より戦前に戻る事に熱心です。

私がこのブログを始めた動機は「分析は悲観的に、行動は楽観的に」で書いたように、かなり絶望的な分析からです。しかし、私のこのブログには悲壮感はないはずです。

私は「行動は楽観的に」を実践したいと思っているのです。

これはかなり意図して気をつけている点で、人々は絶望には目をそらすけど、希望には集まってくるのです。そして愚痴や否定的な言葉ばかり書いていると、書いている本人も楽しくなくなります。

矢間さんが希望を紡げる手法を表現に選び、そしてその監督にかさこさんが抜擢されたのも偶然ではないと思います。

それはかさこさんのブログを読めば分かるのですが、特に最新のかさこマガジンの「100の言い訳より1の行動」という題が象徴的で、根本に「愚痴を言う時間があれば行動を」があるのです。

話は飛ぶのですが、カンヌ映画祭で二度賞を取っている河瀬直美監督が、似たような事を何かのインタビューで言っていました。
「実際に行動に移す人は少ないので、自分はとにかく動いた。そうしたら賞をもらった」と。

さて、矢間さんのお話で他に印象的だったのが、
①しなやかに臨機応変に生きるべし。
②自分の能力を十二分に見せるプレゼン力を備えるべし。
の2点です。

72歳になられる矢間さんですが、そのほとばしるような語り口は情熱に溢れていました。

それから、今回のオフ会で素晴らしいと思ったのは、参加者の多くが「自分の出来ることは○○です。」という自己紹介の仕方をされていた事。そこには自分から手を差し伸べる姿勢が反映していました。私など恥ずかしくも自分の311以降の行動を述べるのが精一杯でした。見習わねば。

20130416

さて、実はかさこさんは、小泉改革支持の反原発派であるところが同じ反原発でも私とはちょっと違うのです。

小泉改革支持派は能力のある人にありがちで、人間いつ死ぬか分からないから好きな事をやるのは私も大賛成。でも、実は「人間、死に損なうとなかなか死ねない」という現実も実はあって、私は適度に大きな政府に賛成なのです。

ノマドの時代と言われていますが,腐るほどお金を持つ大金持ちでない限り、国や母国語から人は簡単には自由になれないもののような気がします。これからはグローバル企業がますます力を持つ時代になるでしょう。しかし、国の中で自治体が重要な役割を果たすように、世界の中で国家の果たす役割もなくならないように私には思えます。

優秀なノマドもひとたび病を得たり事故にあって障害を得る事があれば,生まれた国で治療したいと思うはずで、その時に自分の国が何の役にも立たないのでは困るでしょう。

以前ヨーロッパに音楽留学していた友人に聞いた話しです。若い頃からフランスに留学されネイティブと同じようにフランス語を話し,大学に職を得,現地の女性と結婚して家庭内でもフランス語で過ごされていた方が、脳溢血で倒れ、フランス語が全く理解出来なくなり母国語である日本語しか話せなくなって周囲と意思の疎通が困難だった、という事があるそうです。

かさこさんのブログのすべてを読んでいるわけではないので、詳細は分かりませんが、かさこさんが小泉改革に賛成なのは「既得権益の打破」という点なのでしょうか。でも小泉改革で本当の既得権益が打破されたのかどうか、私には疑問です。なんだか,既得権益側が震災をきっかけに焼け太りしている感すらあります。

最後に「ネットはリアルのポータル」を実践されているかさこさんに敬意を表し、楽しい会を企画して頂いたことに、お礼申し上げます。

そして映画「しろうお」に期待します。

では。

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週末に向けて

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本当に気持ちのいい季節になりました。

制作も佳境に入ってきたし、週末は田植えに向けてのお手伝いに行くなど、外での活動も満載。

私は1月にホームページを立ち上げ、ブログを始め、運営のノウハウも少し身に付いてきました。
と同時に多少運動不足で肩凝りもひどい。

そこに問題発生。

実は、10日の深夜から小規模のアクセス攻撃らしきものを受け、その対処に手間取っていました。調べたところ、10日深夜12時直前に上げた記事がターゲットになっていたようで、3分間くらいの間に同じエージェントから50アクセスが集中する事が記事アップ後に数回あり、様子を見るためその記事を削除したところ、収まりました。

また、サーバーのエラーログには今まで見た事のなかったトラックバックというログがずらずら並んでいて、いわゆるトラックバック攻撃なのかなあ、と思いつつ、当該記事を削除後に確認したところ、そのエラーログも記録されなくなりました。

というわけでその記事は完全にサーバーから削除しました。

20130412

下記は永江一石氏の記事。
サーバ攻撃と軽く戦闘中です、の巻

私もたまたま、永江氏と同じさくらのレンタルサーバーで、もっと大規模になったら連絡取るなどした方が良いのかもしれませんね。

話は違うけど、永江氏のプロフィールを見ると、311で「やはりもう一回ちゃんと仕事しようと決意する。」と書かれています。そういう人多いのかもしれません。私もなかなか先に進まないけど、その一人ですから。

今回のトラブル、初体験で結構ドキドキでした。
アクセス解析のプラグインを二つ入れておいて、早急に対処出来たのは良かったです。
こんな、一日のアクセス数が50にも満たない弱小ブログをいじめてどうする、とは思うのです。

ま、なんとか今年中には描きためた作品を個展で見て頂きたいと本格的に準備し始めたし、お手伝いしている法人の事務仕事も決算のため集中して行かなければならないし、

「ブログちょっと休め」
 
と言われているような気もします。

・・・休みませんが、(笑)
多少ゆるりとやって行くことにします。

ただ、もし、アクセス攻撃が頻繁にあるようなら、休むかもです。

追記で〜す。
この記事上げたら、一瞬で同じエージェントから60アクセスがあったので、さくらインターネットに電話。以下その内容。
基本セキュリティーには問題無し。
1)本格的なアクセス攻撃というのは数十単位でなく、何万という単位なので、攻撃ではない。
2)誰かのパソコンが故障しているのかもしれないが、サーバーへの影響はない。

3)放っておいて下さい。

(爆)

ではでは。

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