カテゴリー別アーカイブ: 本や映画、展覧会、演奏会

明日1月18日は世界の美術館でセルフィーデイ!

明日1月18日は、世界の美術館で
「セルフィーデイ」です。

その名の通り、名画と一緒にセルフィー写真を撮って呟こう
という、なかなか洒落た日なのです。

アイコンはフェルメールの「真珠の首飾りの少女」。

セルフィーデイのツイッターアカウント

これからご紹介するのは去年のセルフィーデイの様子。

残念ながら日本の美術館のツイートはなさそう。
ただ今は常設ならスマホで撮影できる美術館も増えているので、
ハッシュタグ  #museumselfieday をつけて
呟けば世界の人が見るかもです。

明日美術館に行くという方は是非お試しあれ。

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東京コミコン、行くなら「生賴範義」の展示を見逃さないで!

本日3日、東京コミコンに行っってきました。

目的の一つ、「生賴範義」の展示は、やはり必見です。
明日までですので、明日12月4日に東京コミコンに行こうと思っている方は、
コスプレやキャラクターと自撮りするだけではなく、
是非是非、「生賴範義」の世界を覗いてみてください。

「生賴範義」の作品は、今は宮崎アートセンターで展示されていますが、
2018年春から東京などに巡回するようです。

楽しみですね。

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夢をかなえる男、片桐裕司 初監督作品、日本初上映!明日よりチケットぴあで発売開始

私が去年と今年に二度ほど参加している
片桐裕司彫刻セミナー
片桐裕司氏がついに映画監督としてデビューしました。

そして、来たる12月3日(土)20時より東京コミコンにて、
その初監督作品 ー【GEHENNA: 死の生ける場所ー】(英語版、日本語字幕付き)の日本初上映が決定です!

チケットは明日11月12日からチケットぴあにて発売開始。

詳細は一番下にまとめておきますが、
こちらの東京コミコンのサイト
ゲスト第五弾! 「エイリアン2」ビショップ役の名優 ランス・ヘンリクセン氏 来日決定!!ランスがカメオ出演する世界初公開の日本人監督ホラー映画『GEHENNA~死の生ける場所~』特別試写会も開催
にも詳しいです。

映画はニューヨークをはじめとする映画祭での上映が決定
既に上映された所では大好評を博している模様。

You Tubeのトレイラーはこちら

さて、18歳で「特殊撮影の映画を作りたい」の一念だけで渡米した片桐さん。
ついに映画監督としてデビューされたわけですが、
いったいどうやってここまでたどり着いたのでしょうか。

私がセミナーで接している限り、
ご自分のできる事を着実に自分を信じてやってこられた結果、
ここまでたどりついたのだ、と拝察します。

もちろん
インターネットやパソコンがない時代に単身渡米する、
というのは並大抵の事ではなかったはずです。
多分身近な家族から友人からいわれていたはずです。
「そんなの無理」
「夢だけじゃ食べられないよ」
などなどと。。

もし片桐さんが運が良かったとすれば
片桐さんの↓この本の「はじめに」にもあるように、
お父様が片桐さんを「やりたい事ならやりなさい」と黙って送り出してくれた事かもしれません。

私はセミナーでも最高齢に部類するし、
すでに友人知人を問わず様々な人生を見てきました。
成功して世に出た人も、平凡に幸せな人も、
早世した人もいるし。
だから他のセミナー受講者の若い方とは違う印象を
片桐さんに持っているかもしれません。

多分、片桐さんが日本の若い人たちに伝えたいメッセージは
「好きな事をやる勇気を持って一歩踏み出せばなんとかなるものだ」
ということなのだろうと、私は思っています。

そして多分今の日本ではなかなか受け入れられない価値観のような気がします。

でも、時代は大きく変わっていて、
アニメや特殊造形、映像やゲームなど
造形や美術や絵画の市場の需要は昔に比べると
遥かに裾野が広がっていて、
しかもインターネットのおかげで
世界が市場です。

昔は河原乞食と言われたアーティストにとって
これほど素晴らしい時代があったでしょうか?

片桐セミナーを受講して
市井には才能があふれているな、と私は痛感しました。
そういう人たちの見本になれば、
と思ってさらに片桐さんも頑張っているように見えます。

多分、今世界で活躍する人と若い才能のある人の差というのは
仕事への回路があまり無かった昔に比べれば大きなものではないはずです。
違うのは「やるかやらないか」だけの違い。

そして、片桐さんが前出の本の「はじめに」に書いているように
もし思った通りにならなくても、何かに真剣に取り組めば、
「思っても見なかった世界を手にすることになる」のはその通りだと思います。

残念ながら、今日本は政治が滅茶苦茶で、
「国の為に生きろ」という人が首相です。
でも、人生は誰のものでもない、あなたのものです。
国はすべての国民を幸せにする義務が有る、と憲法にも書かれています。

国に憲法を守らせつつ、
好きな事をしっかりやって行きましょう。
地道に実行して行きましょう。
ひたすら作りましょう。
描きまくりましょう。
自分で獲得したスキルや思考は最強の武器になるはずです。
私も若い人を応援したいです。

もしかすると若い人に役に立つ記事
時間管理の方法 シンプル時間管理術
英語の勉強の方法 英語の勉強、熟年からの反撃
体調管理の方法 高齢者より若者の食事の方を心配してほしい。 処暑。末候 禾乃登る(こくものみのる)

最後に私がおすすめするのは、こちらのフェイスブックのGEHENNAメーキングフィルムの動画です。
GEHENNA動画サイトから

以下上映の詳細です。
——————–
片桐裕司監督の記念すべき初監督映画の上映が
こちらも日本初開催「東京コミコン」で決定いたしました。
当日はGEHENNAにも出演された「ターミネーター」「エイリアン2」の俳優ランス・ヘンリクセン氏やキャスト、スタッフの登壇もあります!!
もちろん片桐監督も期間中会場におりますので、遊びにいらしてください。
東京コミコンのGEHENNAブースではチケットだけでなく、オリジナルTシャツの販売、劇中の造形物の展示も予定しています。

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●場所●
東京コミックコンベンション会場;
幕張メッセ国際展示場9,10ホール

●日時●
12月3日 夜
東京コミコンのイベント後に上映予定です。

●チケット●
「チケットぴあ」にて11月12日前売り券販売開始

前売り価格1800円 

※会場でチケットを購入される方は東京コミコンの入場チケットが
別途かかりますのでご注意ください。
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木々との対話

昨日の土曜日、午前中はさる研究会で
新宿御苑の近くだったので
昼から御苑に行って来ました。

そして、休憩所で休んでいたらふと目に止まった、巨木をデッサン。

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巨木というのは、そこにあるだけで異空間を作りだします。
近くに行って確かめていないけど多分ソメイヨシノです。
春は見事でしょう。

時期外れな話になりますが、実は
新宿御苑のお花見は、お酒は御法度です。
きちんと入り口で警備員さんにチェックされるのみならず、
それを知っている人たちは容器に移し替えて来るので
それも全部調べるそうです。
お酒抜きの花見なんて、と思う方は要注意です。

さて、
その後知人が公募展に出展しているので上野の東京都美術館へ。
言わずもがな、こちら上野公園の花見は朝から席取りしたり
毎年大変です。

ところで、昨日10月1日は都民の日だったので、
都美術館は入館料が無料、ということで
特別展示「木々との対話」という展覧会も見てきました。

御苑で巨木を描いて来たばかりなので
なんだか木に呼ばれているような気がして、思わず入ってしまいました。

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木彫や木のインスタレーションなどとてもいい展示でしたが
残念ながら、今日で終わり。

終わったので、作家さんのご紹介をしておきます。
気に入った方がいたら是非今後チェックして下さい。

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田窪恭治氏。流木などを組み合わせた物静かな作品。

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須田悦弘(やすひろ)氏。これ木彫です。

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土屋仁応(よしまさ)氏。繊細な透かし彫りの鹿。動物が多く猫や犬なども。

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國安孝昌氏、地下一階と二階の吹き抜けに作られた巨大なインスタレーション。
写真中央の横線が地下一階の床の線。
目を凝らすと人が見えるので大きさが分ります。
こういうのを見ると、死ぬまでに一度はこういう巨大な作品を作ってみたいものだ、
と思うものですね。

この四方以外に船越桂氏が出展されていましたが、
写真撮影禁止でした。

一番人気は土屋さん。
分りやすいもの、技巧のはっきり見えるものが好まれる、
ということでしょう。
私は田窪さんの静かな宗教的とも言えるたたずまいがとても好きです。

気に入った作家さんが見つかったら是非次の機会に見に行って下さい。

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鈴木大介さんのギターを堪能、久々に武満徹やピアソラにしびれる

11日は、日本のトップクラシックギタリストである
鈴木大介さんのギターを堪能してきました。
「第3回横浜ギターフェスティバル」という
イベントでの二日目のスペシャルコンサートでした。

友人のギタリスト井桁典子さんが代表をつとめる
「ギターを楽しむ会」の企画と主催のギターの祭典。

会場の長津田の「みどりアートパークホール」は、
ギターを聴くにはピッタリの大きさ。
最近は行ってないから変わったかもしれないけど
東京文化会館の小ホールみたいな感じ。
音響も良くて、音の小さな生ギターにはピッタリ。

プログラムは
二重奏あり、カルテットあり、大合奏あり。
ギターづくし。
ギターを多くの人に楽しんでもらいたい、
という井桁さんの思いが一杯詰まったプログラムでした。

カルテットはいま注目の「クアトロ・パロス」の4人でした。
ギター版イルディーボ風で、ブレーク寸前って感じです。

クアトロ・パロス
現代ギター社の通販サイト

そして鈴木大介さんの独奏は
映画音楽が中心。
鈴木大介さんは、映画音楽をたくさんアレンジして
弾いていらっしゃるのね。

 

中でも私の今日のお気に入りは
ワルツ 他人の顔 / 武満徹
リベルタンゴ/アストル・ピアソラ

この2曲。

実は、前者は映像は埋め込めないのだけど、映画版で聞くことができます。

勅使河原宏監督、安部公房原作「他人の顔」。

後半のビヤホールの場面で、カメオ出演で黒澤明と武満徹自身が出て来ます。
女優陣は村松瑛子、京マチコ、入江美樹という昭和の美人が勢揃い。
その後山口百恵を境に、女優の大衆化で日本の女優さんには美人が少なくなりました。
結構これは寂しい。
海外の女優が相変わらずの王道を行く美人ばかりなので余計寂しい。

リベルタンゴはピアソラ自身の演奏がありました。

タンゴやボサノバはやはりギターと相性がピッタリ。
私はさっそくiTuneStoreでどちらも購入して聞いてます。
便利な世の中になったものですね。

さて、ギターと言えば、
何度でも見てしまう、世界一のギタートリオ、
パコデルシア、ジョン・マクラフリン、アルディメオラの「地中海の舞踏」
PACO DE LUCIA , John McLaughlin , AL DI MEOLA

いま限定版が発売されています。
私はかなリ以前に買って持っていて、時々無性に聞きたくなる。
各ご家庭に一枚は欲しいスーパーギター演奏です。

今日の鈴木さんの一曲目、江部賢一さんのアレンジ「アランフェス」には明らかに
この影響を感じたんですけど、
この演奏が1981年で、30年くらい前と鈴木さんが話していたから
当たらずとも遠からずだと思いながら聞いていました。

残念なことにパコデルシアは去年なくなりました。
大好きなギタリストだったので、寂しい。

実は私自身若い頃クラシックギターを弾いていたので分るのだけれど、
ギターは一番身近な楽器なわりに
本当に難しい。
そして、スケール練習のような地味な地味〜〜な基礎が圧倒的に
物を言う楽器です。

で、今日の鈴木さんの話しで面白いと思ったのが、
鈴木さんはポップスや映画音楽をアレンジする時、
そういった練習の要素を組み込むように、難しく作るのだそうです。

それも最初からそうするわけではなく、
弾く回数を重ねていくうちにバージョンアップして、
ドンドン進化させながら負荷をかけるようにしていくそうです。

結果的に鈴木さんのアレンジは変奏曲的になり、
多分それが鈴木さんの個性のひとつなんだろうと思いながら聞いていました。
フィナーレへむけての難易度の高さが半端なくって
ギターのパガニーニみたいでした。

このバージョンアップの話し、
様々な分野で応用がききそうです。
鈴木さんほどのギタリストでも最初から完璧は求めない。
やりながら進化させ磨いていく。

それで良いんですよね。
私も今、セルフマガジンをバージョンアップ中。
この一年で3回目のバージョンアップです。

   

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過去記事が読まれるブログは、実は生もの。とりあえず記事を書いておくことが重要

ブログのテーマは、思いついたらさっさと記事にしないと
ドンドン腐っちゃう。

実は昨日、閲覧数(アクセス数ではない)が急上昇。
スパムなのかと思ったらそうでも無さそうで、
過去記事がドンドン読まれていたのです。

やっぱりブログはすごいな、
と思いつつ、最近は、テーマを温めすぎて
書く機会を逸することがままあるのです。
ブログは過去記事が読まれるストックなのですが、
記事自体は生ものなので、さっさとあげてストックに回さないとダメなのね。

映画「オデッセイ」で見たジェンダー問題を書こうと思っていたら
知らぬ間に一週間が経過。

実はその間にも書きたいテーマは出て来ていたのに、
順番にこだわるあまり
記事は書けないどころか、更新頻度もまた落ちそう。

こういう時は、とりあえず何でもいいから記事を書く。

ブログだけではなく、
この「とりあえず何でもいいから手をつける」って結構重要。

やるからにはきちんとやりたい、というのが人情。
ところがそう思っていると、時間ばかり過ぎていくのが実情。

で、もう恥をかこうが未完成であろうが、
とりあえず、1ミリだけでも進ませておく。
そうすると、次は2ミリから始まる。
2ミリなんてすぐ取り戻せる、追いつく、
と思っていると、一週間経つと「とりあえず派」は7ミリ先に進んでいる。
一ヶ月先延ばしにすると3センチ「とりあえず派」は進んでいることになる。

最近、作品のことでこのとりあえずって重要だなあ、
と思ったことがあります。

今年も、去年に引き続きクリエイターEXPOに出展するのですが、
昨年暮れに作ったセルフマガジンをもう少し進化させたい、
と見直しています。

去年、いくつかの商談で多かったのが、年賀はがきと
販促用カレンダーのイラストとデザイン。

結局まとまらなかったものの、
このカレンダーは今後重要だなと思って
すこしずつ描き貯めて来ました。
ただ、12ヶ月分12枚の質を揃えるのは大変。
結局6枚分くらいが出来ている状態。

印刷屋さんへ回す時間もあるし
今から残り6ヶ月分6枚を描くのは大変、
と思って諦めかけたのだけれど、ふと考えついたのが
このブログで紹介した作品に手を加えて
カレンダー用にする、という方法。

ブログに上げる作品は、もう少し手を加えたいけど
更新頻度の維持を考えると、とりあえずあげておく、
というものが結構ある。
多くの人は、この「とりあえずあげておく」ことを躊躇う傾向がある。

私も以前はそうでした。
でも、この頃は、とりあえず数だな、と思うのです。

そして今回、
とりあえず作ってきた自分の作品から新たな自分の作品を作りだす、
という方法を取り入れることにして、早速取りかかっているところ。

「とりあえず」がなければ諦めるところでした。

そして、ブログは「とりあえず」をあげておくには本当にいい場所。
ブログはアフィリエイトをめざしてやる人が多いでしょうが、
何か作っている人、文でもビジュアル作品でも、
また音楽でも、とりあえずあげるには最適な場所です。

前回の記事で取り上げた「オデッセイ」の原作もブログです。
ツイッターやフェイスブックなどSNSがどれほど人気があっても
ブログは個人の情報発信ではやはり最強です。

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5月31日火星が近づく。映画「オデッセイ」の原作はブログ小説。原題は「火星の人」。

リドリー・スコット監督の「オデッセイ」を見てきました。

火星にたった一人で取り残された宇宙飛行士のサバイバル物語。
おすすめです。面白い。

まず見所は、
かなりのお金をかけて火星をセットで出現させているところ。

私はグランドキャニオンとサハラ砂漠の映像をCGで合成した、
とかそんな方法なのかなあ、と思って見ていたけど
実際に砂を運んできてセットを作ったらしい。
そのセットを見るだけでも充分に見応えあり。

そして、NASAが全面協力したという
テクノロジーの数々が実にリアリスティック。

つまりSF映画としては、ほぼ完璧で、それだけでも
見る価値ありなのですが、
何しろひねくれ者の私、
NASAの危機管理や情報公開、女性幹部といった
現在の社会的課題を何気なく織り込んでいて、
そちらが気になって仕方なかった。
この件に関しては、別に記事を書きます。

さて、宇宙での危機を扱った映画としては
トム・ハンクス主演の「アポロ13号」があります。

こちらは実際にあったお話。
こちらもおすすめ。

この映画を見た時にも、そして今回も思ったのが、
その組織の実力が発揮されるのは危機の時、
ということ。

「アポロ13号」は実話ですから、圧倒的なリアリティで
NASAや科学者や関わる人々の実力と熱意を伝えてくれます。

一方、「オデッセイ」の方は、全くの新人作家のブログの連載小説が
原作です。

原作者のアンディ・ウィアーは、2009年から小説を書き始めて
ブログに上げていったそうです。
しばらくすると読者がつき、
やがてキンドル版が発売され、35000もダウンロードされたとか。

その後はエージェントが代理人をするようになり
映画化まで長い時間はかかりませんでした。

アンディ・ウィアーは、もともとはプログラマー、
父親が素粒子物理学者だそうです。
素質も環境もあったのでしょうが、
そのリアリティは彼のこだわりだそうです。

原題は「The Martian」。日本ではハヤカワ書房から「火星の人」
として出版されています。

それをわざわざ「オデッセイ」という日本の題名をつけたのは
やはりスタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅、スペースオデッセイ」
にちなんだのかもしれないです。

でも、それはちょっと違うな、と思うのです。
というのも、
映画「2001年宇宙の旅、スペースオデッセイ」が作られた当時、
全くの絵空事で叙事詩であった宇宙探査が、
現在そのテクノロジーは確実に進展していて、
もう絵空事ではなくなりつつあるからです。

実際NASAは「Journey to Mars」というサイトを作っています。
NASAのサイト
Journey to Mars

映画にも出て来るのですが、地上を走るローバーが撮影した火星の写真

この写真を巡っては、
火星に草が生えている、というサイトがあるほどです。
NASAは否定しているようですが。
火星の砂丘に植物が群生

実際、太陽系で地球に近く、
生物が生きられそうな、
つまり水がありそうな惑星は火星しかないわけです。

ところで、私は読んだ事ないですが、
人類を火星に移住させる計画を扱った「テラフォーマーズ」という人気漫画の
実写版がかなりの酷評です。
映画「テラフォーマーズ」レビューが大荒れ

映画自体を見ていないので、論評は出来ないのですが
宇宙空間という設定の割にお金が足りているかな、という疑問はあるし、
また、上の「〜大荒れ」のサイトにある海外批評の「最初のシチュエーションの説明の失敗」
というのは、日本映画にありがちですね、残念ながら。
このことも機会があれば記事にしたいです。

話しを「オデッセイ」に戻すと、
リドリー・スコットは割合と台詞が少ない監督です。
「ブレードランナー」は、台詞より雨の落ちる音の方が多かった。

ところが、この映画は、
主人公が死ぬかもしれない自分の生きた証しを記録するために
コンピュターに語りかけるモノローグ場面が多用されます。
その多いモノローグは
火星でひとりぼっち、という極限状況にありながら、
ユーモアたっぷりに脚色されています。

火星に人が行く、というのは確かに夢物語ではなくなっているけれど、
行ったらどうやって帰って来るのか、
という大問題があるとか。
そうですよね。火星に降りたら、また、地球にむけてエンジンを噴射しないと
戻れないですもの。

ところで、約10日後の5月31日、約2年2か月ぶりに火星と地球が最接近するそうです。
関連サイト 火星を見よう

地球と火星は2年2ヶ月ごとに接近して、
最も近いときが約5600万㎞。
最も遠いときで灼4億㎞。
今回は、約7500万kmまで近づく中接近で、
この前後の期間は比較的大きく見えるので、火星の模様を観察する好機だそうです。

ちょっと楽しみですね。
是非あなたもチェックしてみて下さい。

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