カテゴリー別アーカイブ: インターネット

スマホが手放せなくて困っているあなたへ

スマホ中毒は世界中の問題みたいで、
こんな動画を見つけました。

コカコーラの宣伝ですが、
思わず笑っちゃいました。

英語ですが、見れば分るので全然問題ないと思います。

しかし、これが解決方法なんて甘い甘い。



というのも……。


うちの猫の写真をあげておきます。


cat_courlar

去年入院したときのものです。
猫のエリザベスカラーも昔は透明ではなかったのですけど、
パニックになる猫もいるみたいで、最近は透明です。

スマホを見る時間を減らす一番良い方法は
多分「夢中になれることを見つけること」
だと思います。

それがゲームだったら何をか言わんや、ですが。(笑)

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<マダムかよこのセルフマガジンをお配りしています>
おかげさまで、色彩が美しく自然の息吹を感じるイラストに癒されると、好評です。
無料冊子「時をつむぐ、いのちを愛でる。人生はステキ」、をご希望の方は、
郵便番号、住所(マンション名など省かず)、お名前、希望部数を、
ブログの右の欄にある「ご意見、ご感想、お問い合せフォーム」からか、
madamkayoko@gmail.com までメールをお送りください。
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ブログをやろうと思っている人はまず、コツコツ300記事をめざそう

ブログは毎日更新すべし。

これはブログ発信のセオリーの一つ。

で、始めたは良いけど、書くことに四苦八苦するわけ。
でもなんとか乗り切って続けてほしい。
更新がハードルで、ブログを始められない人もいると思うけど、
それはもったいない、始めたいなら今すぐ始めるべき、
というのが今日の趣旨。

何故なら、ブログの真のチカラは蓄積にあり、
蓄積されてからが、本当にブログの効果が出るから。

実は、私の場合はかなり最初から「毎日更新は無理」って思っていたので、
「とにかく継続する」が目標でした。

でも、「継続はチカラなり」は常々様々な所で実感しているので、
かなり怪しい時もあったけどなんとか乗り切ってきました。

最初の一年は青息吐息で、180記事強をアップ。
つまり、二日にいっぺんの更新。
ここまではほぼ、自分のそれまでの蓄積で乗り切って来て、
イラストも蓄積分+新作をセッセとあげていました。
ただ、アクセス数は少ない。
でもこれが、第一段階で、後にアクセ数に繋がっていくのです。

そして、ある時から、いくつかコンスタントに検索される記事が出て来てきます。
それが何気ない意外な記事で。
毎日毎日、その記事に10人くらいが来てくれている、という日が半年くらい続きます。
それはかなり励みになりました。

そして、その後、この5月までの一年半に、さらに100記事ほど執筆。
イラストものせられるときは載せていきました。

専門外の記事では、専門家の講演のサマリーなどを載せることも多く、
これは執筆に時間がかかり、かなり大変でしたが、
テーマが時宜を得ているので、アクセス数に繋がりました。
これが第二段階。

この5月まで、私は小さな法人のお手伝いをしていました。
そして、6月にそこをやめてから、かなりブログに時間を割けるようになって
6月に300記事を越えたあたりから、ちょっと変化が出て来たのね。

二日に一度でもコンスタントに更新していれば、
検索で来てくれる人と合わせて、
三桁のアクセス数がコンスタントに出るようになったのね。

これはかなりモチベーションをあげてくれました。

SNSにはそれぞれの良さがあるけど、
ブログには、ツイッターにもフェイスブックも弱い
「検索に引っかかる」という強みがあります。

その検索機能は、一度検索で拾われると、
さらに拾われやすくなる、と言う傾向があるみたいで、
自分のブログがどの検索から来てもらえるか分かることによって
今後の方向性も立てやすくなります。

ただ、自分では、どの記事が読まれるかは分らない。
だから、なるべく好きなことを、興味ある範囲で書いていった方が良いと思います。

読まれる記事を見ると、
1)テーマが絞り込まれている
2)具体的な内容であることが分るキャッチーな題名
3)時期や季節によって繰り返されるテーマである
4)テレビで取り上げられた

そんな特徴があるように思います。

また、タグも重要で、具体的な本の名前や著者でたぐって来る方もいます。
だからタグはしっかりつけておいた方が良いです。

私はテレビを全く見ないので分らないのだけど、
検索を見ると、
「あ、ポール・スミザーが取り上げられたのかな」
と思って番組表見ると、ぴったしカンカン。

テレビの影響力は本当にスゴいです。
だからテレビには、いい番組作ってほしいですけどね。

ブログは蓄積。
始めたい、と思っている人は、無料ブログからでもすぐ始めて下さい。
有名人でない限り、ブログを始めても、
最初は家族くらいしか見てくれません。
アクセス数なんて気にせず、ひたすら書き貯めましょう。

まずは土台作り。
私のブログもようやく土台作りと棟上げが終わったあたりかな。

300記事、なんて無理、と思っても、
頑張って、毎日更新すれば、一年経たずに土台が作れます。
一年なんてすぐ経ちますよ。
毎日出来なくても、
その間に、100でも200でも記事を書けば、
それはあなたの財産です。

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画材の話し 鉛筆をいたわる 鉛筆の歴史

画材の話しをしましょう。
今日は誰にでもなじみのある画材、鉛筆です。

参考文献はこちら。

三菱UNiで有名な三菱鉛筆の鉛筆のサイトも参考になるでしょう。
<えんぴつの歴史>が載っていて興味深い。

これは、311以降私と一緒に、スケッチにエスキースにと、走って来てくれた鉛筆たち。短くなっても、ホルダーをつけて5センチくらいになるまで使います。
pencils1
5センチまでは、なんとか使えるけど、さすがに4センチになると難しい。
pencils2
供養して労をいたわってあげたい。

鉛筆は「鉛」とついているけど、
芯は黒鉛という炭素と粘土で出来ています。

三菱鉛筆のサイトから<えんぴつの歴史>を引用します。

 1560年代、イギリスのボローデール鉱山で良質の黒鉛(こくえん)が発見され、その黒くなめらかな性質が注目されて、こまかく切ったり、にぎりの部分をヒモで巻いたりして筆記具として使われるようになりました。(略)

1760年にカスパー・ファーバーというドイツ人が黒鉛の粉を硫黄などで固めた芯(しん)を作りました。(略)

1795年にニコラス・ジャック・コンテというフランス人が硫黄の代わりにねんどに黒鉛を混ぜ、これを焼き固めて芯を作り、さらに混合の比率を変えれば芯の硬度が変化することを発見しました。現在でも基本的には、このコンテの方法でえんぴつの芯は作られています。

森田恒之氏の本の103ページから鉛筆の項で、それによると、
現在の板にはさんだ形状を考案したのがイギリス、
そして、芯の改良に取り組んだのがフランス、ということみたいです。

イギリスで考案された板にはさんだ鉛筆は「アイデア商品」として
江戸時代にオランダを通して日本にも到来。
「木筆」として珍重されたとか。

画材で「コンテ」という場合は、四角いパステルのような
触ると手につくものです。
前出のニコラス(ニコラとも言うらしい)コンテさんが、1795年に特許申請。
黒鉛は自然のままでは雑物があってすべらかに描けないものを
工夫してスムースに描けるようにしたのだそうです。

それを先の鉛筆の形状にしたものが、今使っているもの、
ということですね。

この鉛筆に飛びついた画家が、ダヴィッドや、アングル。
自分もバイオリンを弾いたと言うアングルの描いたパガニーニの肖像は、鉛筆でこそなし得たものだったのかもしれません。

さて、カスパー・ファーバーが基礎を作ったファーバーカステル( Faber-Castell)社の色鉛筆も、コンテさんが作ったコンテ社のコンテも、現在私も使っています。

前者はわりと柔らかくてしっとりとした描き味。

onion

後者のコンテ鉛筆は、本当に真っ黒の線がかけます。鉛筆は面積を塗ると、どうしても光ってしまうのだけれど、コンテ社のコンテ鉛筆は真っ黒です。
blackcat

上2枚の写真の水色の鉛筆は、ドイツのステッドラー社製。
何が良いかっていうと、水色のボディ−が目だって、
すぐ見つかる点。
特に野外では、地面に鉛筆類を落すと探すのが大変だけど、
このステッドラーのターコイズ色は、すぐ見つかります。

今、家の中をプチ断捨離、制作プチサバティカル中。
自分の部屋も家の中も片づいて、
秋風が吹き出したら、またこの鉛筆たちと一緒に、
スケッチの日々です。

それから、セルフマガジンでお仕事の営業しなくっちゃ、です。

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クリエイターEXPOの失敗を乗り越える。セルフマガジンを無料でお配りします。なぜ無料なのか。

昨日書いた、今回のクリエイターEXPOでのセルフマガジン失敗事件は
本当に痛恨の一撃なのだけれど、
悔いていても仕方ないので、前に進みます。
私もかさこさんに習って、セルフマガジンの無料配布に踏み切ります。

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私も最初は無料って英断だな、と思っていました。

実は今、ある意味セルフマガジン時代で、そういう自費出版の小冊子を「ZINE」といい、
手軽な自費出版を仲介してくれるサイトもあります。
これは100円とか200円とか安い値段で
ネット通販もあるし、全員集合のイベントも開いてくれます。
また置いてあるお店もあるのでそこで実物が見られるのです。
今は作り方も教えてくれる講座もあり、盛況みたいです。

ただ、私のような全く無名のおばさんが造ったものを、
わざわざお店まで見に行ってくれるかどうかは疑問だし、
たとえ行っても、私の「ZINE」が手に取られるかどうかは、偶然に任せることになります。
それに、はたして100円と言えども、赤の他人様が支払ってくれるかというと、
私だったら、ネット通販でも買うような気はしないです。

で、やはりブログと言うのはすごくて
クリエイターEXPOには、私を捜して来てくれた出版社の方もいたし、
昨日は、かさこさんのところからブログ読みました、と言って声を掛けてくれた方が数名いました。

これは、ブログでのセルフマガジンの直配布の方が、
間に人や会社を入れるより遥かに効果的だな、
と思ったわけです。

ただ、私はかさこさんのように若くもないし、夫の助けがないと
発送作業などこなせないな、と思って今朝夫に相談したら、

「まず、欲しいって連絡して来る人がいるかどうかの方が問題だろ」
と軽く看破され、
「はい、そうです」。即決、無料配布することにしました。

ここまでのノウハウ、すべてかさこさんのものです。
感謝の言葉もない。
でも、そのノウハウも実行しなければ、宝の持ち腐れ。
本家本元のかさこさんだって、実行されてこそ
毎日ブログを更新している甲斐があると言うものではないでしょうか。

増刷するので、半月ほどお時間頂くかもしれませんが、
進捗状況はこちらのブログでお知らせします。

かさこさんのクリエイターEXPO関連記事
2013年 08月 19日 忙しい時に営業をしておいてよかった話
2015年 07月03 チラシはすぐ捨てられる。だからセルフマガジン~クリエイターEXPOで感じたマガジンの威力

出来ました!マダムかよこのセルフマガジン

野外スケッチやらホタルの観察会に出かけていたら
来月1日〜3日に出展する「クリエイターEXPO」用の冊子の編集が
ギリギリになってしまい、
慌てまくっていましたが、
ようやく、出来上がってきました。

selfmagazine
このセルフマガジンに関しては、
「好きを仕事に」をテーマに書き続けておられるブロガーの「かさこさん」
が無料配布されているセルフマガジンから、たくさんのアイデアを頂戴しました。

かさこさんには二年前の春、かさこさんのオフ会でお目にかかっていて、
その後もブログをよく拝見しています。

かさこさん関連の記事
実は原発を断った町が34もある。 / サザンカのスケッチ
ネット時代の個人のチャレンジを可視化「かさこマガジン」のポジティブさ

で、「セルフブランディングのノウハウ」がつまった
かさこさんのセルフマガジンを手元に置いて、
ひたすら真似てみました。

「人の真似するなんて」と言われるかもしれないけど、
物事はとにかくまず真似から始まる、
と思っています。

それに。かさこさんは、役に立ててくれ、とすべてのノウハウを
ブログに上げ、しかも、セルフマガジンに掲載して配布してくれるのです。
むしろ、せっかくのノウハウを使わない方が申し訳ない。

そのかさこさんがブログで大公開している「セルフブランディング11か条」。
1)好きをテーマにブログ作成
2)印象的なペンネーム
3)ユニークな肩書き
4)インパクトのある名刺
5)SNSでつながり拡散
6)強みのわかるプロフィール
7)ホームページ
8)無償で実績作り
9)セルフマガジン配布
10)オフ会、勉強会、講演開催
11)書籍出版
となっています。

中身の詳細を知りたい方は、かさこさんに申し込めば無料で
詳しく解説したセルフマガジン送ってくれますし、
DVDも購入できるようです。

私はと言えば、知恵を絞って
それなりに9)まで、なんとかたどりつきました。
個展を10)と考えれば、残りは11)。
11)は相当ハードル高そうですね。

というわけで、今回は、掲載作品から執筆、編集、デザイン、DTP、
と自分の持てるチカラの全てをセルフマガジンにつぎ込んでみました。

本当は12ページにして、もっと沢山の作品を掲載したかったのだけれど
時間も足りなかったこともあり、
とにかく第一歩を確実に踏み出そうと、
8ページにして、ギュッと詰め込みました。

作りながら痛感したのが、かさこさんがたびたび書いている、
「セルフマガジンは自分の棚卸し」ということ。
編集している間に、自分の強みやアピールポイントについて、
また、反対に弱みもよく見えてきます。
自分を「客観視」せざるを得ないわけです。
今の言い方だと「他人目線」を獲得する、ということでしょうか。

さて、1日からの「クリエイターEXPO」、展示物は既に発送しました。

こういう関係者が一堂に会して、
名刺交換だけではなく、実際に商談をする、
というビジネススタイルを「コンベンションビジネス」
と呼ぶようで、日本はこの分野は遅れているみたいです。

こういう形態の展示商談が個展と違うのは、
自分を他者と差異化させる必要があること。
しかも、商談をするわけだから、他者の役に立つことでなければならない。
まさに、セルフブランディングです。

初めて展示会参加の私は手探りで、何が求められているのかは予想もつかない。
ただ、言えるのは、私にはいわゆる「かわいい」系は無理だということ。
ということで、キャッチコピーは「やすらぎのエレガンス」。
肩書きは「エレガンスアーティスト」。

はたしてこれがいいのかどうか。
よくわからけれど、分るまで待っていたら来年になるので、
今後は軌道修正しながら、バージョンアップしていきます。
まず第一歩は踏み出せたのだから、よしとしたい。

蓄積されたノウハウを惜しげもなく大公開しているかさこさんには
本当に感謝の言葉しかありません。

役に立つことだけが、役に立つのか?

なんだかトートロジーみたいな題名ですけど、
ブログのアクセス数を増やしたければ
「人の役に立つことを書け」
みたいな言説が蔓延しているので、そうなのかなあ、
ちょっと違うな、と私は思っているので書いてみます。

確かに、役に立つハウツーもの的なブログは
多分アクセス数が増えます。

しかし、実際になにが人様の役に立つかなんて分らないのですよね。

それから、人様は、無名のブロガーの意見なんて興味ないのだ、
欲しいのは情報だ。
と言う人もいます。

ま、たしかにそうです。
誰もがアルファブロガーになれるはずも無いです。
専門の知識と言っても、今はいくらでもネットに転がっています。

では、私は、何のためにブログを書いているのか。

ずばり、「自分のため」です。

だって、お金にもならないのに、一つの記事を一時間くらいかけて
上げるなんて、自分のため以外に、誰が出来るでしょうか?

しかし、実は、ブログを運営する継続と蓄積の威力は、
想像以上にすごいものがあります。
それは、明らかに、発信する側に果実をもたらします。

仕事に結びつく人もいるでしょうが、
結びつかなくても、自分のやったことが、日々蓄積されて行くすごさは
経験すれば実感できるはずです。

ブログを書いたからと言って目だった成果が無いように思えても、
記事を上げ続けて行けば、自分はブログをやる前の自分とは
確実に違うのです。

私の場合、一年半のブログで、個展を開きました。
ネットで見てくれた人が何人か来てくれました。
これはすごいことです。

私は、レンタルサーバーを借りていますから
ブログを維持するのに無料ではないですが、
無料のブログであれば、ほぼ元手無しで
新しい繋がりが生まれるのです。

記事のひとつひとつは100%ではないけれど、
100%のものを作ったり上げたりしようとすると、
結局、一歩も前に進まなくなります。

ドラクロワか誰かの言葉に
「完璧であろうとする画家は、何一つなし得ない」
と言ったような意味の言葉がありました。

確かに、恥さらしの面もあるわけです。
それでも、恥をかいた分、実力がつくし、
こんなに進歩した、という証拠でもあるわけです。

「継続は力なり」です。

他の人には役に立っても立たなくても
書いている人自身には、確実に役に立つのがブログです。

それに不思議なことに、ブログは蓄積ですから、
毎日毎日、検索ワードから未知の人がこのブログに来てくれます。
ネットは24時間営業ですから、私が寝ている間にも
誰かが覗いてくれるのです。

この季節は、「草むしり」という検索ワードが毎年多いのですが、
憲法の話しを書いた記事もあるので「木村草太さん」とか
「伊藤真さん」という検索ワードでも来てくれるし、
「七つの習慣」の感想文もあるので、
その検索でも来てくれます。

このところ10日くらい更新できなかったのだけれど、
毎日、検索で人が来てくれます。
それも3年間の蓄積があるからです。

ところで、最近は、「産業の役に立たないから、文科系を大学から無くす」
みたいな動きもあるようですが、
なんという短絡だと思いますね。
それが役に立つのか立たないのかなんて、現在進行形で分るはずもありません。
社会も人も動いています。
昨日の人は気がつかなかったことに、明日の人は新たな発見をするかもしれません。

「役に立つ」と分ったことだけをやって行くと
とんでもない発見などから疎遠になりそうです。

特に「国の役に立つこと」なんて、前提がついたら
未知の美しさとか、想像もつかない発見なんて
なくなっちゃうでしょうね。
ヒットラーがバウハウスを潰したことは有名です。
しかし、今の建築やデザインの基礎は、あのバウハウスから
生まれたものがたくさんあります。

役に立つかどうか分らないけど、取りあえず面白いから研究している
といったことがすごく重要だと思います。

①見るならスマホ ②読むなら本 ③書くのはパソコン

信州大学の学長さんが入学式に
スマホやめるか、大学やめるか
と仰った(?)とかで話題ですけど、

つい最近2月に初めてスマホを持った身からすると、

①見るならスマホ
②読むなら本
③書くのはパソコン

になるだろうと思います。

おかげさまで、スマホは便利に使いこなしています。
無料アプリで、電車の時間を調べたり、タイマー使ったり、
時間管理アプリにタスクを入れたり、
楽しくスマホ使ってますし、
電車の中でも手軽に見られるので、助かっています。

でも、
言いたい事を的確に言うとなるとフリック入力も苦手ですし、
イライラするので、それは家のパソコンで発信。

明らかにスマホは、長文発信には向いてません。
LINEスタンプの登場などは、その欠点を上手く利用したもの。

一方で、スマホが普及したおかげで、
パソコンを持たない若い人が増えているとか。

となると、一行会話に始終し、
長い文章を書く機会がなくなりかねないわけです。

これはかなりマズいのではないかしら。
ただでさえ、日本の学校では、長い文章を書くとなると読書感想文くらいでしょ。

書くこと=考えること、ですから、
自分の気持ちをLINEスタンプや絵文字に代弁させているうちに、
語彙力や思考力が落ちないか心配です

それにパソコンを使わなくなる、というのも不安要因。
日本では「ネット=デマ」と捉える人も少なからずいて、
インターネットよりテレビ、という傾向がもともと強いです。

両者の違いは、能動的か受動的か、という事だけではなく、
テレビが特定の人や団体しか発信者になれないのに、
ネットは誰にでも発信する機会があります。
その良い例がブログ発信でしょう。
パソコンに親しまなくなる、というのは、
そういう機会が減ることです。

便利さには不可逆性はないみたいですが、
ブログを書く書かないは別にしても、
自ら動くにはパソコンは必須だと思います。

そういえば、先日、娘さんと旅行に行った人が
「知らない土地で迷っても、今の人はスマホで調べるから
娘は人に聞かないのよねえ。聞いちゃった方が早いのに。」
と仰ってました。

私は、この話しが、なんだかとても寂しく感じたのでした。