カテゴリー別アーカイブ: アトリエ日記

実りの秋、彩りの秋 「坂の上の果樹園」から、ぶどうが届きました!

知人が果樹園を始めました。
坂の上の果樹園

注文した巨峰が、今日届きました。

昨日の朝、収穫されたとりたての巨峰です。
箱を開けると、ふわ〜と良い匂いが。

20150909box
そして薄紙から出すと、ぎっしりと実の詰まった
宝石のような巨峰でした。
20150909

さっそく頂きましたが、至福のお味。
種無しでお菓子のようにパクパクと頂いてしまいました。

坂の上の果樹園さんは、ご夫婦で農学部出身。
2011年9月に信州に移住されて、3年半の研修を経て
今年の一月に、お二人の果樹園を開業。

「おいしいものをつくる」にこだわり、除草剤や化学肥料に頼らず、
有機物堆肥などを使った栽培に取り組まれています。

私が頂いた巨峰はもう今年の販売を終わられたようですが、
現在はピオーネとリンゴの予約を受け付けておられます。

リンゴは秋映とシナノゴールドを栽培されています。
ご注文はサイトから、どうぞ。

秋映のスケッチをあげておきますね。
濃い臙脂色が名前の通り秋の夕暮れを彷彿とさせる種類です。

画用紙に水彩

画用紙に水彩


以前描いた、巨峰の日本画もあげておきます。
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手作りの額縁と、ボッティチェルリの模写。

今日は、少し前に作った手作りの額縁をご紹介します。
額の中の絵は、あの誰でも知っている
ボッティチェルリの代表作「春(プリマヴェーラ)」の三美神の真ん中の人。
絵も私の模写で、テンペラという、ボッティチェルリが用いた方法で
作製したものです。

20150904

この金ぴかの額は中の絵を選びますから、
ルネッサンスの模写、という無難な線で纏めてみました。
何かと模倣が話題のこの時期ですが、他意はないです。(笑)

冗談は別に、模写は古くから絵の勉強の一つです。
中国の、絵の制作態度の要点をまとめた
「画の六法」(がのりくほう)の最後に出てきます。

気韻生動(きいんせいどう)いきいきと描く
骨法用筆(こっぽうようひつ)描線にチカラがある
応物象形(おうぶつしょうけい)対象に似ている
随類賦彩(ずいるいぶさい)色が適切である
経営位置(けいえいいち)構図が良い
伝模移写(でんもいしゃ)古画を模写して勉強する

また海外の美術館では、実物の前での模写も許されるところが多いです。

さて、額縁は、角を45度にカットしなければなりません。
この金箔の額縁は、カットの設備のあるところで作ったものです。
しかし、家で自作するとなると、
45度にカットするのは至難の業。
で、ふと思い出して、油絵のキャンバス用の枠を見に行ったら
なんと!45度にカットしてあるではないですか。

あまり細かい細工は出来ないけど、
45度がきちんとできてないと貧相ですので、
転用することにしました。

20150904_2

この作品はサムホールという大きさ。
額は一つ上のサイズのF3でなんとかなりそう。
秋の夜長に作業していきます。

テンペラの制作方法や額の作り方についても、
追々記事に出来たらいいな、と思っています。

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模倣あっての個性② パクリにならないアイデアは編集力で決まる

模倣あっての個性、パクリと言われない唯一の方法

という記事では、
現代のようにビジュアル商品が溢れた中で、
ゼロから何かを作ることは不可能に近いから、
パクリにならないためには、対象を自分の手でしっかり描くことが大事。

と書きました。

さて、アイデアの出し方はどうでしょうか。
これは編集力が大切になってくると思われます。

もちろんクリエイターによって千差万別の方法があります。
ゼロからオリジナルを作って行く人もいるでしょうが、
8割以上の人は、何らかの模倣を取り入れるのではないでしょうか。
自然や歴史上の作品、また流行を取り入れて、
自分なりのアレンジをして行く、というのが多くの人がとる手法と思われます。
つまりアイデアの編集力によって新しい切り口を作っていくのです。

そして作り続けることによって、模倣がオリジナルになっていく、
ということが往々にしてあります。
また、その過程でオリジナルな技法を手にすることでオリジナルになって行く、
ということもあります。
その話しはまた別の機会にして、
模倣をどのように自分の作品に取り入れるのか、
どのように編集していくのか、
ということを、私の例で紹介してみたいと思います。
(あくまでも私の例です。)

今回の例は、
音楽の総譜(いわゆるミュージックスコアー)の表紙でした。

で、天使が弾く竪琴で猛獣のライオンすらスヤスヤ寝てしまった、
という場面にしようと思いました。

天使とライオンという組み合わせは、昔からあります。
特にライオンは、エジプトのスフィンクスがそうですし、
また、福音書記官マルコの象徴として、
マルコが守護神のヴェネチアには至る所にライオンがいます。
ロマネスク寺院の入り口にライオンが置かれていることが多く、
それが、中国経由で日本では狛犬になった、
と言われています。
(宮下規久朗著「モチーフで読む美術史」p43より)
そう言えばお神社さんの狛犬、目が大きくて獅子みたいですよね。

まず、自分で描いたライオンやシダのスケッチ。
20141024_2

20150826_3

全体のイメージは7年ほど前ににイタリアに行った時に撮影したローマのフォロロマーノ。
20150826_2

また、その時にシエナで撮影したアカンサスの模様が彫刻していある大聖堂の柱。
(下のエスキースの中の写真。)

↓で、こんなエスキースを作りました。
20150826

じつは、これは、いくつか描いたうちの一つで、
結局、もうすこし、要素の少ないバージョンが採用されました。
なので、このエスキースは折角なので、時間を見つけて彩色したいと思います。

そして、こうやって、様々な要素を自分なりに組み合わせて、
作品をひとつ一つ仕上げて行きます。
ある面、アイデアの編集力です。
編集で出来上がったものは、新しい切り口を持った作品です。
このあと大事なことは、ただひたすら作って行くこと。
そうすると、その人の血となり肉となって真のオリジナルに化ける時もあるわけです。

絵に限らず、多くのクリエイターがひたすら日々黙々と作り上げていっているのに、
わずかに突出した人が平然とパクったりすることで、
もの作り全体の信用が落ちる、そのことが私は心配です。

漫画やアニメにしても、その背景画一つとっても、膨大な時間をかけて描かれます。
それは、多少コピー機能があるとはいえ、デジタルでも同じことです。

一つのデザインや作品の裏に多くの隠れた作業があります。
そのことをクリエイター以外の人にもっと気付いてもらいたいです。

参考文献

<関連記事>
アートとネット、未来へ向けて / Season’s Greetings

一点ものの絵の価格についての試算

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画材の話し 鉛筆をいたわる 鉛筆の歴史

画材の話しをしましょう。
今日は誰にでもなじみのある画材、鉛筆です。

参考文献はこちら。

三菱UNiで有名な三菱鉛筆の鉛筆のサイトも参考になるでしょう。
<えんぴつの歴史>が載っていて興味深い。

これは、311以降私と一緒に、スケッチにエスキースにと、走って来てくれた鉛筆たち。短くなっても、ホルダーをつけて5センチくらいになるまで使います。
pencils1
5センチまでは、なんとか使えるけど、さすがに4センチになると難しい。
pencils2
供養して労をいたわってあげたい。

鉛筆は「鉛」とついているけど、
芯は黒鉛という炭素と粘土で出来ています。

三菱鉛筆のサイトから<えんぴつの歴史>を引用します。

 1560年代、イギリスのボローデール鉱山で良質の黒鉛(こくえん)が発見され、その黒くなめらかな性質が注目されて、こまかく切ったり、にぎりの部分をヒモで巻いたりして筆記具として使われるようになりました。(略)

1760年にカスパー・ファーバーというドイツ人が黒鉛の粉を硫黄などで固めた芯(しん)を作りました。(略)

1795年にニコラス・ジャック・コンテというフランス人が硫黄の代わりにねんどに黒鉛を混ぜ、これを焼き固めて芯を作り、さらに混合の比率を変えれば芯の硬度が変化することを発見しました。現在でも基本的には、このコンテの方法でえんぴつの芯は作られています。

森田恒之氏の本の103ページから鉛筆の項で、それによると、
現在の板にはさんだ形状を考案したのがイギリス、
そして、芯の改良に取り組んだのがフランス、ということみたいです。

イギリスで考案された板にはさんだ鉛筆は「アイデア商品」として
江戸時代にオランダを通して日本にも到来。
「木筆」として珍重されたとか。

画材で「コンテ」という場合は、四角いパステルのような
触ると手につくものです。
前出のニコラス(ニコラとも言うらしい)コンテさんが、1795年に特許申請。
黒鉛は自然のままでは雑物があってすべらかに描けないものを
工夫してスムースに描けるようにしたのだそうです。

それを先の鉛筆の形状にしたものが、今使っているもの、
ということですね。

この鉛筆に飛びついた画家が、ダヴィッドや、アングル。
自分もバイオリンを弾いたと言うアングルの描いたパガニーニの肖像は、鉛筆でこそなし得たものだったのかもしれません。

さて、カスパー・ファーバーが基礎を作ったファーバーカステル( Faber-Castell)社の色鉛筆も、コンテさんが作ったコンテ社のコンテも、現在私も使っています。

前者はわりと柔らかくてしっとりとした描き味。

onion

後者のコンテ鉛筆は、本当に真っ黒の線がかけます。鉛筆は面積を塗ると、どうしても光ってしまうのだけれど、コンテ社のコンテ鉛筆は真っ黒です。
blackcat

上2枚の写真の水色の鉛筆は、ドイツのステッドラー社製。
何が良いかっていうと、水色のボディ−が目だって、
すぐ見つかる点。
特に野外では、地面に鉛筆類を落すと探すのが大変だけど、
このステッドラーのターコイズ色は、すぐ見つかります。

今、家の中をプチ断捨離、制作プチサバティカル中。
自分の部屋も家の中も片づいて、
秋風が吹き出したら、またこの鉛筆たちと一緒に、
スケッチの日々です。

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模倣あっての個性、パクリと言われない唯一の方法

佐野研二郎氏、オリンピックのエンブレムから、
様々なパクリ疑惑まで発展してしまいました。

<サントリー>佐野氏作の景品撤回…「絵柄酷似」指摘相次ぎ

佐野氏自身が何を考えていたかは忖度しようがないのですが、
出来てきたものを見れば、疑いようもなく「似ている」というのは、
サントリーのトートバックにも、オリンピックのエンブレムにもいえることです。

イラストやデザインなどが市場経済の中でこれほど大量に消費される時代は
人類史上かつて無かったことで、
毎度毎度「全くのオリジナル」を作ることの難しさは言うまでもありません。

何となく「どこかで見たことあるな」というモノが
出て来るのは仕方のないことです。

それでも、多少アイデアや手法が似ていても
「これは私のオリジナルです」と堂々と言える、唯一ともいえる方法があります。

それは、いうまでもなく、自分の目で見て自分の手で描くことです。

今回のトートバックの中に、フランスパンのバケットの絵がありました。
また、BEACHと書かれた矢印の看板のイラストがありました。
鳥の絵やムギの穂もネットの画像検索で出て来るくらいのものを使ったみたいですね。

これらを見た時に、私が思ったのは、ほんのちょっと手抜きして
馬鹿馬鹿しいほど残念な結果だな、と言うもの。

バケットなんて買ってきて自分で写真撮ればいいし、
さもなくば、バケットやクロワッサンをスケッチするくらいなら
2時間で出来るでしょう。

看板のイラストなんてクレヨンで工夫すれば1時間もあれば描けるだろうし、
鳥や小麦は描いたことが無ければ少し時間かかるかもしれないけど、
小麦はドライフラワーもあるし、小鳥は図鑑からでも描けるだろうに。

佐野氏くらいのデザイナーになれば、
報酬が見合わないから時間をかけない、なんてことは無いだろうから、
もし、自分で描けなければ、イラストレータに依頼すればいい事のはず。

クリエイティブな仕事というのは模倣から始まります。
それは好きな先人の作品の模倣(模写)かもしれないけど、
究極の模倣は実物を見て描くことです。
いわゆるデッサンとか、スケッチ、といったこと。

特に自然はそうですね。
花や鳥や動物もそうだし、人間だって、
実物を見て描けば、10人が10人違う絵になります。
特に『個性』なんて意識しなくても、
10通りの違うものが出て来ます。

いわゆる「パクリ」はぱくりと食べちゃってそのまま使うから
「パクリ」な訳ですが、
同じものを描いても、自分の視神経で見て
自分の手を通して描いたものは、それだけで「オリジナル」です。

実に簡単でプリミティブなこと。

私がこのブログでデッサンをアップして行くのには
そのプリミティブなことこそが基礎だし重要なのだ
と思っているからです。

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立秋 三十七候 涼風至る(すずかぜいたる)

二十四節気では8月8日くらいが立秋にあたり、
これ以降の時候の挨拶は、「残暑お見舞い」になります。

確かに朝晩の風が少しだけ熱を孕まなくなってきますし、
一番違うのは、日の暮れるのが急速に早くなることでしょう。

スケッチの方は、モミジアオイです。(紅葉葵/アオイ科)
学名は、Hibiscus coccineus。
確かにハイビスカスに似ていますね。
紅蜀葵(こうしょっき)、とも呼ばれるようです。

20150810-3

花のかたちが似ていて、この時期に咲く
フヨウ、ムクゲ、そしてこのモミジアオイ、ついでにハイビスカスも
すべてアオイ科。

と言っても、花のかたちが似ているから同じ科とは限らず、
サクラやウメはバラ科です。

花の名前や鳥の名前がなかなか覚えられなかった私ですが、
以前、シダの研究をされている大学教員の方に
「個々の名前より、科で覚える方が早いですよ」
と教わり、それ以来、個の種類と一緒に必ず科を覚えるようにしています。

確かに、大きな括りで覚える方が、記憶の定着がいいみたいです。

上のモミジアオイのスケッチは暑そうで、
全然「涼風至る」って感じではないですけど、(笑)
残暑お見舞いにさせて頂きます。
皆様ご自愛ください。

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草叢を見ると心が騒ぐ私は、前世は虫だったのかしら

今日は午前中やるべきことを片付けて、
午後から神代植物園にムクゲなど夏の花を描きに行きました。

猛暑日連続5日目ということで、暑くて汗ダラダラでしたが、
今日は気持ちのいい風が吹いていて、
日陰は幾分か、ホッと一息つけました。
夏の風は熱風になりがちなのに、
今年は不思議と夏の初めから風が心地よい。

そして気持ちよく風に吹かれながら園内を歩いていたら、
大〜好きなゼンマイを見つけました!

20150804-2

もちろんこの芽が、春の山菜の「ゼンマイ」です。 
春の山菜シダのリストには、先日のワラビのほかに、コゴミがあります。
コゴミはクサソテツの芽です。

さて、ムクゲを描こうとふと木の回りを見ると
ツユクサやイヌワラビの草叢がいい具合に出来上がっていて、
引き寄せられるように、そのデッサンに取りかかってしまいました。

なぜか、草叢を見ると心が騒ぐ私は、
前世は虫だったのでしょうか。

20150804

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