月別アーカイブ: 2015年11月

あなたの絵で、あなたのお部屋を飾ろう その②

「Doodle」(ドゥードゥル/いたずら描き)であなたのお部屋を飾ろう、
第二弾です。

毎日描いているので、たくさん出来てきました。

今日のお題は「FLOWER」です。
実はこれは、最初に描いたもの。

20151107-1

何気なく始めたので、最初の一枚を撮影していません。
少し描いてから、「そうだ途中経過を残そう」と思って
撮影を始めました。
ボケた写真もあるけど、
だいたいどんな感じで書き進めて行ったか分かると思います。

20151107-2

20151107-3

20151107-4

20151107-1

額に入れてみました。
20151107-frame

お時間のある時にお試しあれ。

又今後は、ドゥードゥルを描くときのコツや
パーツもあげて行きますね。

わたしがこのドゥードゥルが気に入ったのは、
対象にこだわらずに自由になれるからです。
夢中になりすぎて、途中経過を撮影するのを忘れるくらい。
人間のプリミティブな部分に働きかけるのかもしれません。

そして、時間もかからないし、出来上がりもそれなりにきれいだし、
なにより一点もの。

ただ、何枚か描いて少し分って来たのは、
いたずら描きといっても、ちょっとしたコツがいくつかあって、
それが分かっているとさらに楽しくバリエーション豊かに描けること。

これからも度々取り上げて行きます。

ところで、バナーを変えました。
ず〜っと固定だったバナーを、毎月変えて行こうと思っています。

古いものも見られるように、「バナーの部屋」という固定ページを作りました。
まだ先月と先々月の分だけですが、
月日はたゆまずに進むので、少しずつバナーのアーカイブが増えて行くでしょう。

今月のバナーの背景も早速ドゥードゥルを使って模様にしたもの。
上下左右にリピートが出来る柄です。

今日のドゥードゥルも、
黒い線をピンクにしてメジロと組み合わせてみました。
パソコンを使えばこんなことも出来ます。
doodle_pink_mejiro_s

なお、お配りしているセルフマガジンもバーション②にアップデイトしています。
お気軽にご連絡ください。

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11月のヴィネット・椋の木とヒヨドリ

11月のヴィネットは椋の木(ムクノキ)とヒヨドリです。
20151104-1

ヒヨドリは
身近にいる鳥の中でも身体の大きい方。
28センチくらいです。ちなみに基準鳥としてのスズメが15センチほど。
ヒヨドリはとにかく食欲旺盛で、我が家の金柑にももうすぐ食べに来ます
その食欲ぶりが少し卑しく見えたか、漢字では「鵯」と書くようです。

映画「鳥の道を越えて」では、
北海道から群れをなして渡るヒヨドリの群れの映像が印象的でした。

椋の木は樹形がケヤキに似ているニレ科の高木です。
IMG_1781

最初は緑色の大豆大の実は、熟すと黒くなり、鳥たちにとっては樹上のレストラン。
ムクドリが好んで食べるからムクノキ、という説もあるようです。
実際はムクドリだけではなく、上の絵のようにヒヨドリ、
これからはアカハラやツグミも。
人間が食べても大丈夫です。

葉は固く珪酸質の毛が生えてザラザラしているので
昔は漆器、鼈甲細工などの表面研磨のヤスリに使われていたとか。
またその材質が硬いので、建築材や野球のバットにも使われるようです。

鳥は美しく大好きですけれど、
私が興味があるのは、様々な生き物や人間との繋がり。
生き物というのは、私たち人間も含めて、食べ物で繋がっています。
そんな繋がりが描けたら、と思いながら描いています。

参考文献

 

↑ちなみにこの二冊の鳥図鑑、
種類の多さや写真の多様さは山と渓谷社の「日本の野鳥」で、
これ一冊あれば充分、という感じなのですが、
「ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑」には、
鳥の声をスマホで聞けるQRコードがついているのがうれしい。

持ち歩きには以下の二冊を使っています。
  

↓私たちの暮らしと木の関係が分かる本

↓葉っぱのキレイな写真が嬉しい。

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絵が得意でないという人でも、部屋に飾る絵を自分で描く簡単な方法

この抽象画のようなハガキ大の作品、今朝私が30分くらいで描いたものです。

20151103_6

それを額に入れてスマホで撮影してみました。

20151103_frame

なかなかいい感じになりました。

実はこれは「Doodle」(ドゥードル/いたずら描き)と呼ばれるもので、
You Tubeを「How to draw doodle」(ドゥードルの描き方)で検索すると
このような絵を即興で描いて行く動画がたくさん見られます。

一週間ぐらい前に偶然にYou Tubeで見て、
これは絵を描く瞬発力を養う訓練にとても良さそうだと思って
その翌朝から起きて最初の30分で描いています。

自分に課していることは
①30分で仕上げること。
②必ず完成させること。
③丁寧に描くこと。
この三つです。

でも、ふと気がついたのです。
これならば、絵は得意でないと思い込んでいて、でも何か描きたい、
という人にも、とてもハードルが低いのではないのか、と。
何故なら、よく見れば、絵のパーツは
丸であったり三角であったり、渦巻きであったり、
と特にデッサン力を必要としないものばかり。

というわけで、
私がどうやって描いているのかスマホ写真で大公開。
是非参考にして、皆さんも描いて額に入れて玄関や居間に飾ってみてください。

まず道具は、画用紙と、グラフィックペン。それだけ。
グラフィックペンは0.05ミリの細いものから0.8ミリまで太さがありますが、
私は0.5ミリのグラフィックペンを使っています。
20151103_tool

最初が味噌なのですが、
何もないところから描き始めるのは大変ですので、
アルファベットで、 LOVE とか FLOWER といった文字をまず紙の上に描きます。

私は、今日は漢字にしてみました。
お題は「夢」
20151103_1

↓まず上下に広げて行きます。
20151103_2

↓左右にも広げて、全体にゆったりと線を入れて行きます。
20151103_3

↓線が描き込まれると、そこからイメージが喚起されて来るので、思いつくまま描き込んで行きます。
20151103_4

↓かなり描き込んだところ。
20151103_5

30分経って、ここまで出来たので完成。
20151103_6

自由に何かやる、というのが苦手な私たち。
でも難しいこと考えずに、○やら線やら渦巻きを繋げて行くだけで、
あら不思議。
ちょっと素敵なアートの出来上がり。

是非お試しあれ。

これからも、時々、私の「Doodle」をアップして行きます。
お楽しみに。

ところで、上の額に入れたスマホ写真の為に摘んだ庭のツワブキとノギクを
クリスタルの器に浮かべて置いてみました。
猫の水飲み場と化している我が家の洗面台が、ホテルの洗面台のようになりました。(笑)
イヌタデの紅葉もキレイですね。
20151103_toillet

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10歳以上のすべての人へ、数学が楽しくなる本「数の悪魔」をご紹介

最近読んだ10歳以上のすべての人が読める数学の案内書「数の悪魔」をご紹介します。

実は今日11月2日は、
コンピューター理論の基礎となった「ブール代数」を考案したイギリスの数学者、
ジョージ・ブールのお誕生日らしい。

生誕200年を記念してグーグルのトップになっています。
George Boole’s 200th Birthday Doodle

グーグルドゥードルについての説明は、↓のサイトが詳しいです。
世界のGoogleトップロゴ観察

この「数の悪魔」の帯には、数学者秋山仁先生の
「悪魔という天使があなたを数学のパラダイスに誘う!」
というキャッチが踊っています。

ところが、「数の悪魔」は実は数学者が書いた本ではないのです。
著書のハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー氏は
戦後ドイツを代表する詩人であり作家であり批評家。

構成は、数学嫌いの男の子の夢に、夜な夜な「数学の悪魔」が登場し、
「1」の不思議や「0」について、
そして素数、フィナボッチ数列、無理数、多面体リング、トポロジー、
などの課題を十二夜に渡って講義するというもの。

「計算は電卓がすればいい」という悪魔が、
夢の中らしく、小さくなったり巨大になったりしながら
ヤシの実やうさぎを使って分りやすく説明してくれるのです。
画家のベルナーのかわいい絵も手伝って
相当数学苦手な人でも読んでしまえる楽しさがあると思います。

今回この本を読んだ私の感想は一言。
「数字、ってすごいなあ。誰が考えたんだろう」でした。
子どもみたいな感想ですが、
数字の不思議がいっぱい詰まっていて、
「数字」の存在自体に脱帽した、という感じ。

私も一応高校で三角関数などはやっているわけです。
そして数字が既にあることに疑いもせず計算していた。

しかし、この本読んで、「数字の存在自体が不思議で一杯」。
もしかすると人間の存在以前から数字ってあったんじゃないか、
たまたま人間が見つけたのかもしれない、
という思いにかられたくらい。

204ページに、多面体リングの平面図が載っていて
さっそくそれをコピーして作ってみたら、
10個のピラミッドが連なったリングが本当に出来ました!

FullSizeRender

お子さんのいる方は一緒に作ってみたらいかがでしょうか。
実はこれは挑戦して3個目。
最初はコツが分からず、最初からリングにしてしまって四苦八苦したのですが、
9個のピラミッドを作ってから最後に繋げて輪にすると上手く行きます。
くるくる回るし面白いですよ。
お試しあれ。

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祝!オールブラックス。シダでお祝い。

ラグビーのワールドカップ2015は、
ニュージーランド代表、オールブラックスの優勝でした。

オールブラックスのマークは黒地にシルバーのシダ。
シルバーファーン、と呼ばれています。
ファーン=fern は英語でシダ類のこと。

ということで、シダフリークの私としては、
シダの絵と写真をいっぱい並べてお祝いしたいと思います。

tburaniwa

ニュージーランドはシダで有名で、
ネットで調べると200種類シダがあるようです。
実は日本もシダが豊富です。
約630種類のシダがあるといわれています。

シダをアイコンに使うほどのニュージーランドのシダの種類が
200種類とは少ないような気がして、手元の海外の文献を調べてみましたけど
やはり、種類的にはそのくらいのようですね。

日本では、シダはオタク趣味っぽいところがあって、好きな人は好きで
「シダの会」という全国組織もあって定期的に活動していますが、
ニュージーランドほどアイデンティティにはなっていないみたいです。
でも春にはゼンマイ食べたり、生活にかなり入り込んでいるのですけれど。

ニュージーランドの場合は、
先住民であるマオリ族がシダをとても大事にしていたようです。
信仰の対象でもあったようで、
確かにあの銀色に光るレースのような葉叢を森の中で見れば、
神々しく感じるだろうことは想像できます。
 
一方日本は、湿度が高く高低差があり、
南北に長くて亜熱帯から亜寒帯まで気候のはばが広く
放っておいてもシダが生えてきて、
多くの人の意識的には「雑草」の部類になってしまうのが少し寂しいです。

又ある種のシダは、環境を汚染した金属類を取込むことも分っていて、
知人の大学教授が、足尾銅山の環境汚染の研究でも
そのことを突き止めていました。

ただ、こんなどこにでもあるシダですら
最近は絶滅危惧種になったり実際に消えてしまった種類もあるのは残念。

シダは、種子で増えるのではなく胞子で殖えます。花も咲きません。
難しい言い方をすれば、シダは、隠花維管束植物、ということになります。
胞子を見たことが無い人のために
10日ほど前に「浜離宮庭園」に行った時に
撮影したスマホ写真をあげておきます。

IMG_1543
↑このシダの群れの、
↓葉の裏側
IMG_1544
↑この写真の葉裏の茶色いブチブチが胞子です。
種類によって、胞子の大きさやつき方の密度が違って
種類の同定の基準になります。

今回のワールドカップですっかりラグビーがメジャーになりましたが
オールブラックスで、シルバーファーンが知られて、
シダのファン(笑)が増えるといいなあ、と思っています。

↓初心者向けのスキャン写真のキレイなハンディ図鑑。おすすめです。

以下纏めてシダのスケッチやら写真あげておきます。
コゴミ(クサソテツの芽) 制作中の作品のデッサン。 鳥の子和紙に木炭。モデルはヒカゲヘゴ 20130701 20140103inuwarabi nisiki warabi himeshida
130128 20150804-2

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