先日、蔵の町「川越」に行ってきました。
川越市立美術館で開催中の「ペインティングの現在」。
折角、歴史ある川越に来たので、
展覧会の後で、川越の町のスマホ散歩に出かけましょう。
さて、
大きくはない美術館ですが、地下の特別展示の
展示はなかなか充実していました。
この展覧会に出品されている4名は埼玉在住の方たち。
それ以外は、絵の傾向も年代もバックグラウンドも異なり、
まさに「ペインティングの現在」の多様性を証明するかのような4作家です。
小さな美術館にエッセンスを詰め込んだような展示となっており、
今回の企画展のキュレーターの方は実にいいお仕事をされたな、
と思いました。
↓こちらの説明が端的な気がしますが、
ペインティングの現在-4人の平面作品から-
しかし、圧巻は、会場の一番奥に飾ってある、浅見貴子さんの
縦265センチ横570センチの大作「桜木影向図」(さくらぎようごうず)。
極限までに描き込むことを押さえた悠揚とした空間は見事です。
これは一押しです。
横山祐和さんのスケッチも素晴らしく、
墨も使われて、森の空気感を風を掴むように捉え、
油彩と墨絵の境界が曖昧になる感じ。
そして若手の、
一方はフラットでマチエールを一切消したかのような荻野僚介さんの作品と、
方や、絵の具をその存在を確かめるかのように、
チューブから出したままを重ねていく高橋大輔さんの作品。
実は、今回、私の友人がこの高橋さんの作品のコレクターで、
そちらからもお知らせを頂いていたので
この展覧会、パスするわけには行かなかったのですが、
とても楽しめました。
先に述べたキュレーションと作品のコレクションの話しは
別の記事で扱いたいと思います。
展覧会は是非本物を見て頂きたいです。
会期は、12月23日(水曜・祝日) まで。
ワークショップや作家と話す機会もあるようです。
さて、美術館を出て、川越スマホ散歩に出発です。
道路を挟んで向かい側にあるのが、
かの男子のシンクロナイズドスイミングの
「ウォーターボーイズ」で有名な川越高校。
川越高校、有名人もたくさん輩出していて、
なんと言っても旬なのはこの方。
街を巡るには、二つの会社が「小江戸巡回バス」を運転しています。
私が乗ったのは、残念ながらボンネットバスではありませんでした。
バスの運転手さんは、バスガイドもしてくれます。
一日乗り放題もあるので、
バスで一回りしながら、
私が今回は行けなかった、蔵町にも是非。
詳しいことは駅の案内所で教えてくれます。
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