いつもの光景が戻ってきました

毎年、年が明けると我が家の庭の金柑が熟れて来て、
ヒヨドリがそれを食べに来ます。

それをガラス越しに猫たちが興奮気味に監視する、
という冬の「いつもの光景」が戻ってきました。

2015013

「いつもの光景」と書くのには訳があります。

実は右側の妹猫が、10月の終わりに急に具合が悪くなり
手術入院をして二週間ほど我が家を不在にしていました。

また家に戻ってきても、エリザベスカラーをしているために
姉猫のマーマレードタビーとの間が
上手く行かなくなったり、
飼い主としてはヤキモキのこの2ヶ月でした。

しかも、11月の終わりには、家人も入院。
これは命に関わらない予定が決まっていたものでしたが、
やはりバタバタと年末年始を迎えることになりました。

このところ、ようやく妹猫も完全復活で、
最近は、二匹並んで朝一番でこの監視体制に入ります。

私も少し安心して、そろそろ人間用の金柑ジャムを作ろうかと
昨日、実を摘んでみたら、500グラムくらいしかありませんでした。
ヒヨドリの食欲は旺盛で、大きな熟れた実はあらかた食べられてしまいました。

ヒヨドリはもともとは山間部に生息していた鳥らしいですが、
雑食ということもあるのか、今は都会の代表的な鳥になりました。
尾が長く扇状に開きます。

我が家の周りには、メジロ、ハクセキレイ、
ムクドリ、シジュウカラ、といった鳥たちがやってきます。

人間世界が騒がしく、こんな平凡な動物たちの営みにすら
ホッとさせられます。

ところで、去年金柑ジャムを作るとき、三温糖の茶色の砂糖で煮つけたら、
う○こ色になってしまったという大きな失敗をしでかしたので、(笑)
今年は、しっかり白砂糖で煮ることにします。

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