今年作った伊集院光に「似ているかも像」をお披露目。

今年も残り一週間を切りました。

皆様にとっては「2016年」はどのような年でしたでしょうか?

わたしは何事においても「反省」はあまり好きではなく、
ほとんどしないのですが(笑)
さすがに今年は、このブログの更新頻度が少なかったことに愕然。

実は、更新頻度が落ちると、検索に引っかかりにくくなるみたいで
やはり、ブログは更新頻度が重要だな、
と改めて思った次第。

今年は彫刻の作品をせっせと作ったり、
LINEスタンプを作ったり、
大学の聴講生をやったり
新しいことをいっぱいやっていたので、
ブログネタはいっぱいありました。
記事にしないのは勿体無いので、
年末年始のアクセス数が減る時期ですが、
密かにせっせとブログ更新していきますね。

まずは、伊集院光に「似てるかも像」です。
これは、結局採用されなかったけど、
伊集院光のライジオ番組のキャラクター作りのために作ったのね。
クリエイターEXPOでいただいたお話の一つでした。

おとといサンタさんを描いていても思ったこと。
LINEスタンプもそうだし、この伊集院光を作っている時もそうだったし、
私はおじさんのキャラクター作りが面白い。

彫刻技術はまだまだ未熟。
でも、だから作る。
そして彫刻を作ることによって空間把握力が着実に身についてきている感じがします。

今の時代、「見ないで描く」ことができないと仕事にならない。
でも見ないで描いて実感のないアニメ絵を量産しても意味ないので、
立体作りはとても助けになるし、立体作り自体がとても面白い。
私にとって2016年は彫刻元年だったかもしれません。

今は樹脂粘土の種類も豊富で、
このNSP粘土は、作っては壊し作っては壊しすれば
ずっとりサイクル使用できて経済的。
気に入ったものは、型取りすればきちんと作品として残せます。

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サンタさんがやってくる?

永遠のキャラクター、サンタさんを私も描いてみました。

そしてカードにもしてみました。

カードのメッセージを書くところは、
金色の模様で縁取りです。

それにしてもこの年の瀬の
糸魚川市の大火災には言葉も出ません。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
また北海道では41年ぶりの大雪だとか。

災害は為政者への警告、と言われています。
オリンピックやカジノの前に政府が注力すべきことは山のようにあると思います。
現実にはサンタさんがやってきて私たちを助けてくれるわけではないのです。

私のできることはわずかですが、
この厳しい年の瀬に、サンタさんのカードで少しでも心が和んでもらえたら、と思います。

サンタさんが今どこにいるか、わかるよ。 Track Santa

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Doodleでお部屋を飾ろう。(11)くつ下のクリスマスカード

「Doodleでお部屋を飾ろう」シリーズ。
くつ下のクリスマスカードを作ってみました。

まずアイデアはこんな感じ。

完成版の表面。

表面をめくるとこんな感じ。
Merry X’mas ではなく、お正月の挨拶もふくめて”Happy Holidays”
にしてみました。

作り方、ざっと写真で紹介しておきます。
こういう時、動画だと便利ですよね。

型紙を作ります。多少厚めの紙がいいです。
これは輪郭線を鉛筆で描くとあとで消さなければならなくて
シワが寄ることもあるので。

靴下の上の線から折って二枚にした赤い紙は、
型紙より3ミリくらい大きめに切っていきます。
あまり神経質にならずに多少幅が広くても狭くても貼るときに調節します。

白い紙も二枚に折って、今度は型紙通りに切ります。

白い紙を折り目から切って、上の紙の靴下のかかととつま先に切れ込みをいれます。

靴下の水玉は、穴あけパンチで紙を切ったものを
貼っていきます。糊はピット糊。

Doodleで埋めていきます。
このとき緑のマーカーで地を埋める感じにすると、
白が綺麗に見えます。

Doodleは、丸、三角、四角、といった単純なもので十分。

出来ました。靴下の上のところは緑の紙を貼りました。
ピンキングばさみでギザギザが見えるように。

中面に取り掛かります。

柊は穴あけパンチとカッターで葉の形に切るものを組み合わせます。

柊を貼り、文字とDoodleをゴールド色で描きましょう。
仮貼りしていたDoodleの描かれた紙をピット糊で貼り付けて仕上がりです。

ゴールドは私は水彩絵の具を使いましたが、
フライングタイガーでシルバーとの3色セットなど売っています。

また、文字は、私はカリグラフィーに則って書いてますけど
自由に書いてくださいね。

特にすごいデッサン力がなくても、楽しいカードが作れるので
挑戦してみてください。

Happy Holidays!

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Doodleでお部屋を飾ろう。⑩ 冬至版。

本日は冬至。
「Doodleでお部屋を飾ろう。」シリーズ「冬至版』です。

昨日のリースと一緒に撮影してみました。

実は二十四節気は「冬至」から始まります。
一番日が短いこの日を起点に、だんだんと日が伸びていくからです。
「一陽来復」ともいい、春への歩みを表しています。
何度か書いていますが、「二十四節気」は中国が起源の太陽暦です。
更に言えば、温度より、この日照時間=光の暦と言えるのです。

そんな光への希望と兆しが感じられるDoodleになったでしょうか。

以下描き順です。

冬らしい3色を使ってみることにしました。

漢字の縦横を線で繋げるだけで、新しい空間が生まれます。

いろの彩度と明度の差が黒白とは違う動きを生み出します。

市松で埋めたりスノウフレークもどきを描き込んで冬らしさを。

今回新しい試みとして、角からも雪が降るように描き込んで、完成とします。約30分。

さて、実は一枚一枚描き順の写真をアップするのは結構面倒で、
来年はスマホ用の三脚を買って動画に挑戦してみようかなと思っています。

またインスタグラムも始めたのですが、よくやり方がわからない。
使いこなせるようになったら、お知らせします。

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初めてリースを作ってみたよ。

以前から作りたいと思っていた生素材を使ったリースを作ってきました。

自分で作ろうと本を買ったけど、やはり実際に習ったほうが早い、
と思ってストリートアカデミーで講師を探して
習いに行ってきました。

講師は
宙花sora hana オーナーフローリスト 戸部秀介氏。

材料の全てを用意していただいたので手ぶらで参加。
帰りは上のような素敵なリースを持って帰ることができました!!

下の写真は、リースに仕立てる前。
上がモデルのリース。ただしこれはすでにドライフラワーになっています。
私が作るリースもドライフラワーになっても楽しめるものに、
ということでこちらを選びました。

手前の緑のワイアーで素材を巻き付けていきます。

素材は、
モミ、ユーカリ、ヒバ、ヒムロスギ、
ネズエダ、ブルーバード、ブルーアイス
といったコニファー類(針葉樹、球果植物)が中心。

半分くらい巻きつけてくると、少し要領がわかって
意外に早く一時間くらいで作れました。
↓全てを巻きつけたところ。

さらにポイントになるスターチスの花をあしらって、
リボンをかけたところ。
ゴージャスになりました。

このリボンの結び方が難しい。
一回では覚えられないので、スマホで動画撮影。
これからじっくり練習します。

それもあり、またリボンでせっかくのリースが隠れる部分が多くて
家に帰ってから、リボンを外して一番上の写真を撮りました。
私はこのシンプルで自然な感じがとても気に入りました。
とても上品。

さて会場の宙花sora hana は最寄りの駅からやや遠いものの、
小さいながらも熱帯モノから季節ものまで取り揃えていて、
日々の暮らしを豊かに飾りたいというオーナーの意気込みが感じられる素敵な空間でした。

オーナーのオリジナルリースはミンネでも取り扱っているそうです。

今日のリースはシンプルでクリスマスクリスマスしていないので
手持ちの稲藁などを添えることででお正月風にもできるかな、
と楽しみが広がります。

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片桐裕司監督初作品「GEHENNA」は本当に怖かった!

先日ご紹介した片桐裕司監督の「GEHENNA」、
東京コミコンにおける日本でのプレミア上映に行ってきました。

いわゆる試写会ってほとんど行ったことないので
日本初上映の作品が見られる、というだけでワクワク。

と言っても、映画評はネタバレせずにするのは難しい。
でも、ネタバレなしで感想書きます。

とにかく怖かったです。
ホラー好き、怖がりたい人は必見です。

正直いうと、私は気が小さいのでホラーはあまり見ない。
スティーブン・キングものくらいかな。

「GEHENNA」は導入部分がよくできていて
最初の5分で一気に異世界に観客を連れて行ってくれます。
これは見事でした。

映画は最初の5分で観客を引き込み
最後の5分で観客にカタルシスを与えて終わる、
というのが結構大切。

今はSFXやアニメがが中心なのであまり映画見ないけど、
私は以前は年間50本くらいは見ていました。
で、いつも日本映画を見るとイライラさせられるのが
導入部分。

映画の導入部分って、ほんの数分で登場人物や彼らの置かれているシチュエーションを
ほぼ映像だけで説明しなければいけない。

・・・はずなのに、大概日本映画は説明の文字を読ませたりしがち。
もちろん全てではないけどいわゆる「〇〇製作委員会」方式の映画には多いですね。

この理由は簡単で、やはり「寅さん」とか「釣りバカ日誌」とかのシリーズ物や
任侠ものが多いので、シチュエーションを説明する必要がないからなのね。

で、「GEHENNA」はこの導入部分を非常にスマートに
しかもしっかり伏線も張りつつ見せてくれました。

あと片桐さん自身の手による様々なホラーキャラクターが
生き生きしているのは
パソコンの中だけで作ったのではなく
実際に粘土でアナログで作っているからなのね。

「生賴範義」の展示を見ても思ったけど
人間の手はすごいです。
これから映像の世界でもさらに機械で絵をかいたり3Dが主流になるでしょうけど
自分の手で何かが生み出せる人の強さは
結局変わらないだろうな、と思います。

そういう確かさが、
この「GEHENNA」を支えているのでしょう。

また、単に怖い画像を撮影するだけではなく
人間ドラマもしっかり織り込まれている点も
厚みを出していると思いました。

そう、その点ではかなりオーソドックスな作品だと思います。
映画の王道を行くものを作りたかったのだろうな
と感じました。

ゲストのランス・ヘンリクセン氏が
「その監督の第1作にはその監督の全てが詰まっている」
と冒頭に言っていたけど、
その通りなのでしょう。

ちなみにランスさん、めちゃくちゃいい声で痺れました。

以前伺ったところでは、若い頃ロダンの彫刻に衝撃を受けたという片桐さん。
すでに次の作品のオファーが来ているそうですが、
きっとロダンの彫刻のように「人間」の生き様を織り込んだエンターテインメントを
生み出してくれるはずです。

ホラーが苦手な私も楽しませてもらえる作品作りに
大いに期待したいです。

いいことばかり書いたけど、気になったのは音楽ですね。
いくつか静寂もあるのだけれど
割合と同じ音量でずっとバックの音楽が流れていたのは
ちょっと気になりました。

ところで、エンディング。
これは書かないけど、
なかなかミステリアスです。

映画には「衝撃のエンディング」という謳い文句はつきものです。(笑)
ですが、私が今までで一番驚いた映画のエンディングは
2015年に105歳で亡くなって亡くなる前年まで作品を取り続けていた
マノエル・ド・オリヴェイラ監督の「永遠(とわ)の語らい」(2003)。
このエンディングには驚きのあまりひっくり返っちゃったけど、
しっかり伏線があって唸らされたものです。

「GEHENNA」のエンディングは見てのお楽しみですね。

日本での一般公開が待たれます。

プレミア上映前にステージに並ぶキャストとスタッフ。
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上映前のランスさんの挨拶。
素晴らしい声と存在感でした。
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上映後、ホッとしているように見える片桐さん。右となりは主役のぺぺさん。
チケットは完売でした!
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東京コミコン、行くなら「生賴範義」の展示を見逃さないで!

本日3日、東京コミコンに行っってきました。

目的の一つ、「生賴範義」の展示は、やはり必見です。
明日までですので、明日12月4日に東京コミコンに行こうと思っている方は、
コスプレやキャラクターと自撮りするだけではなく、
是非是非、「生賴範義」の世界を覗いてみてください。

「生賴範義」の作品は、今は宮崎アートセンターで展示されていますが、
2018年春から東京などに巡回するようです。

楽しみですね。

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