今日は、
西洋中世哲学の専門家であると同時に
東京港野鳥公園で里山活動を続けている、
八木雄二さんの講演会のご案内です。
11月初め、八木さんに、市の提示したチラシデザインに関して
相談を受けたので、相談乗りついでにイラストを描いてみました。
市側のワードの文字配列は活かしたまま、
全く印象の違うものになりました。
市の担当者にも喜んで頂けたようで良かったです。
最初は講演会という文字の周りに
クリップボードにある小さなイラストを
配置して、淵に二重の囲みがあるシンプルなものでした。
イベント案内サイト
まるっきりデザインを変えるのではなく、
文字情報はそのままに、全く違う印象のものを作ることができます。
八木さんには、ものの見方や考え方などを
教わることが多く、
たくさんの人に八木さんの独特の世界に触れてもらいたい
という気持ちがあったので、相談を受けたとき、
ボランティアで(まさにボランティアで)
イラストを描いたのです。
八木さんには生態系への確固たる思いがあり、
どんな生物を配置するかもアイデアをもらいましたが、
最終的には、私自身が日頃描き貯めたデッサンを駆使して
また、リスは描いたことが無かったので
見に行って描いてきました。
鹿は、以前、屋久島の風景を描いた時に描いたことを
思い出し、デッサンを引っ張りだし、
また新たに動物園に行って、見てきました。
このイラストを描いて、
いろいろ忘れていたことを思い出し、
あちこちからデッサンやら写真やらを引っ張りだして
新たな作品への意欲を暖めています。
人生無駄が無いです。
この講演会は場所が久喜市で、
市内在住、在勤、在校の方が対象です。
市外の方で、講演に興味のある方は
この里山活動を通して培われた
ボランティアの楽しみについての本、
あるいは生態系3部作に
たっぷり、エッセンスが詰め込まれていると思いますので
ご紹介しておきます。
↑ちなみに表紙は私の絵です。
3冊は多い、という方は
3部「生態系存在論の構築」だけならかなり読みやすいと思います。