年明けから大忙しで、家の中がかなり乱雑になっていました。今日は台所の換気扇やあちこち気になっているところをピカピカにしました。
さて、今日は「模様のはなし」について。
模様の話は奥が深〜いのですが、今日は特に紐の模様を少し紹介します。紐の模様は昔から世界各地で考えられていて、とてもきれいなのだけれど、実際作ってみると、かなり大変です。
編み物やレースは3次元の紐の模様。それを二次元に再現するのは簡単そうで、すごく複雑。頭の体操って感じなのです。
でも昔の人はやっぱりやっていて、それがすごい。並じゃない。
例えばこれはレオナルドダビンチが考えたとされる紐の薔薇模様。
下のは私が模写したケルトの紐の模様。たった二本の紐を組み合わせるだけ、しかも模写なのに頭がこんがらがりそうでした。レオナルドの薔薇模様なんて生まれ変わっても出来ないかも。
そして、紐の結び目を描いてみました。これは一本。靴ひもの結び目ですね。これも簡単そうで四苦八苦しました。
実は、安野光雅さんが「絵の教室」という本で、この結び目の事を取り上げていて、この本によると先のレオナルドの模様はデューラーのレース模様、と書かれています。どちらが正しいのか、機会があったら調べてみたいと思いますが、この安野さんの本は、いろんな絵に関する思い込みや実験に挑戦した面白い本です。
おすすめです。
そうそう、芹沢銈介の縄のれん模様ののれんも忘れちゃいけませんでした。
さて、最後に模様とは関係ないですけど、もうすぐ3月11日です。もう二年になります。
3月10日各地で集まりが開かれます。「水に流す」のは日本人の知恵ですが、水に流してはいけない事もあるのだと思います。
★0310 原発ゼロ☆大行動
では。
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