日別アーカイブ: 2013年11月1日

子どもを守りたい、とも言えないの? / 子どもたちの稲刈りの図

参議院議員の山本太郎が、
園遊会で天皇に手紙を渡したことが政治利用、
で叩かれています。

確かにルール違反なのでしょう。
軽率でもあったでしょう。
しかし、とても議員辞職する程のこととは思えません。

それに、いつものことですが、
一人の人間をメディアから公人からよってたかって
ボコボコにする様は、異常です。
この国からいじめが無くならないわけです。

そして彼の手紙の内容の通り、
この国の喫緊の課題はふくいちです。
さらに子どもたちの命。
先日も、除染残土の山のそばで遊ぶ子どもの写真に
胸を突かれました。
確かに、子どもたちのことを思うと、いても立ってもいられずに筆をとった、
そのくらいの状況です。

すごいと思ったのは作業員の被ばくにも触れていること。
どれだけの人が、いま、現場でこの国の安全を支えてくれている作業員に
思いをいたしているでしょうか。

その間にもウソと欺瞞の政治が続きます。

「秘密保護法案」なんてトンでもない法案を通そうとしたり、
除染残土の塊のそばで子どもが遊ぶような状況を放置したり、
ダダ漏れ汚染水を「コントロールされている」と世界中にウソついちゃったり、
難病支援を削ろうとしたり、
生活保護費を削減したり、
中国との関係をわざと悪化させたり、
戦後もっとも悪政かもしれません。

子どもを盾に取って平気な政治屋さんたちが、
山本議員を「非常識」といきり立っているけれど、
ふくいちを国家プロジェクトにしない方が非常識。
国会で、一人の新人議員を叩く時間があったら他にやることは
いくらでもあるはずです。

11月8日からは4号機の使用済み燃料が取り出されるようです。
人類始めての作業を一企業がやる事自体が非常識ではないですか。

風向きによっては、避難だって事前に指示する必要がある
作業ではないでしょうか。
黙ってやるの?
まさかね。
ほんとに、怖いです。

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さて、先月の稲刈りの様子を描きました。

ケント紙にグラフィックペン

ケント紙にグラフィックペン

一粒の種もみが400粒にも500粒になる様は
子どもたちの一生の思い出でしょう。

山本議員は、こういう一生懸命に生きる子どもたちの未来をを救いたいだけなのだと思います。