カテゴリー別アーカイブ: アトリエ日記

行動すべし。クリエイターEXPO、総括

セルフマガジンを配布します、と書いたら
さっそくお申し込みを頂きました。
ブログってすごいですね。

自分も作りたい、という方もおられるようで、
私のセルフマガジンがお役に立てば幸いです。

今、送るための封筒を注文するなどしていますので
少々お待ちください。

さて、
クリエイターEXPOでの失敗失敗、と書いているので、
実に悲惨な結果だったと思われるかもしれないけれど、
実は、開催中は幾つかのお仕事のお話をさせて頂きました。
それが具現化するかは分りませんが、
基本的にあそこで仕事がすべて決まることは余り無いだろうと
思います。
ただ、可能性が示されただけでも意味はある一方、
セルフマガジンを上手く使えなかったことで、
種まきに失敗したな、という思いはすごくしています。

日本でのコンベンションビジネスはまだ途上段階で、
発注をかける側も、あの場所の使い方が少しずつ分って来た段階なのではないでしょうか。
実際、私とお話をして下さった方のひとりは
「こんなにいろんなクリエイターがいるとは思わなかった」と仰っていました。

ある意味、発注側はよりどりみどりですから
むしろ、クリエイターEXPOが終わってからの方が
重要なのだとおもいます。

あと、絵だからといって、言葉をないがしろにしてはいけない
とも思いました。
最終日「鳥ならおまかせ!」というポップを入れたら
かなりの方に反応されました。

で、これは、
近くのブースに出展されていたマーケティングプランナーの経験がある方
がいて、その方がとてもスムースに接客されていたのを見て、真似したのです。

このかたとは名刺交換して、今後、自分の売り方を考えていく上で、
ある程度自分でやってみて、デッドロックに乗り上げたら、
お仕事としてプランニングをお願いすることにしました。
餅屋は餅屋です。
こういうのは専門家に考えてもらった方がいい、と私は思っています。
こういうゆるい繋がりを作れる場でもあるのでしょう。

いい経験をしました。
「やってみないと分らないこと」っていっぱいありますね。
行動すべし。それが今回の総括です。

無料冊子「時をつむぐ、いのちを愛でる。人生はステキ」、をご希望の方は、
郵便番号、住所(マンション名など省かず)、お名前、希望部数を、
ブログの右の欄にある「ご意見、ご感想、お問い合せフォーム」からか、
madamkayoko@gmail.com までメールをお送りください。
無料でお送りします。

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クリエイターEXPOの失敗を乗り越える。セルフマガジンを無料でお配りします。なぜ無料なのか。

昨日書いた、今回のクリエイターEXPOでのセルフマガジン失敗事件は
本当に痛恨の一撃なのだけれど、
悔いていても仕方ないので、前に進みます。
私もかさこさんに習って、セルフマガジンの無料配布に踏み切ります。

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私も最初は無料って英断だな、と思っていました。

実は今、ある意味セルフマガジン時代で、そういう自費出版の小冊子を「ZINE」といい、
手軽な自費出版を仲介してくれるサイトもあります。
これは100円とか200円とか安い値段で
ネット通販もあるし、全員集合のイベントも開いてくれます。
また置いてあるお店もあるのでそこで実物が見られるのです。
今は作り方も教えてくれる講座もあり、盛況みたいです。

ただ、私のような全く無名のおばさんが造ったものを、
わざわざお店まで見に行ってくれるかどうかは疑問だし、
たとえ行っても、私の「ZINE」が手に取られるかどうかは、偶然に任せることになります。
それに、はたして100円と言えども、赤の他人様が支払ってくれるかというと、
私だったら、ネット通販でも買うような気はしないです。

で、やはりブログと言うのはすごくて
クリエイターEXPOには、私を捜して来てくれた出版社の方もいたし、
昨日は、かさこさんのところからブログ読みました、と言って声を掛けてくれた方が数名いました。

これは、ブログでのセルフマガジンの直配布の方が、
間に人や会社を入れるより遥かに効果的だな、
と思ったわけです。

ただ、私はかさこさんのように若くもないし、夫の助けがないと
発送作業などこなせないな、と思って今朝夫に相談したら、

「まず、欲しいって連絡して来る人がいるかどうかの方が問題だろ」
と軽く看破され、
「はい、そうです」。即決、無料配布することにしました。

ここまでのノウハウ、すべてかさこさんのものです。
感謝の言葉もない。
でも、そのノウハウも実行しなければ、宝の持ち腐れ。
本家本元のかさこさんだって、実行されてこそ
毎日ブログを更新している甲斐があると言うものではないでしょうか。

増刷するので、半月ほどお時間頂くかもしれませんが、
進捗状況はこちらのブログでお知らせします。

かさこさんのクリエイターEXPO関連記事
2013年 08月 19日 忙しい時に営業をしておいてよかった話
2015年 07月03 チラシはすぐ捨てられる。だからセルフマガジン~クリエイターEXPOで感じたマガジンの威力

痛恨の一撃はセルフマガジンの印刷がギリギリだったこと

今回のクリエイターEXPOでとにかく後悔しているのが
セルフマガジンの印刷がギリギリまで出来なかったこと。

近頃のネット印刷なら、
フルカラー8ページは100部も1000部もたいして値段は変わらない。
スプリント印刷の例
最初の計画では、
10日前に出稿して1000部作ってEXPO会場で配るはずだったのが、
結局デザインが二転三転、読み物風にして味のあるものにしたいと欲張ったために
結局ギリギリに出稿することになり、納期が短ければ価格も上がり、
200部しか作れなかったために400部あったチラシに頼らざるをえなかったこと。

昨日書いたようになんとか工夫したけれど、それでも
これは本当に痛かった。

連日登場のブロガーのかさこさんが
チラシはすぐ捨てられる。だからセルフマガジン~クリエイターEXPOで感じたマガジンの威力
で書いていることは本当で、
今から思えば、多少予算オーバーしても1000部作って配れば良かった、
と後悔の極み。

今後セルフマガジンを活用しようとする人は
今回の私のようにお金を出すべき時に出し惜しみしない方がいいですよ。
2、3万円の違いなら、1000部刷って配った方が、長い目で見ればずっと効果的です。

それから、自分の仕事ばかりのプロモートっぽいものより、
読み手に何か残るものの方がいいと思う。

それは、読み手のことを考えて作る=手元に置いてもらえる
ということもあるし、それに
読み手の反応を想像した方が、自分が作っていても楽しいのです。
読み手のホッとする様子を想像するとか。

実は、クリエイターEXPOでもお隣の水墨画さんはすっかり私の冊子を気に入ってくれて
「私(水墨画さん)が配っているパンフレットは今回だけのものだけど
かよこさんのはずっと使えるね。」
と言ってくれました。

そう。
確かに印刷が遅れたのは痛恨の極みなのだけれど、
今後の大事な基礎はできたと思っています。

まず冊子の題名は
 「時をつむぐ、いのちを愛でる。人生はステキ」
とポジティブで心やすらぐエレガントなものにしました。

絵もイラストも題名にあわせたものを自分の作品から選んで配置。

またイラストエッセイを見開きに持って来ました。
過去のブログ記事を選んで推敲したものとスケッチやイラストを組み合わせて
読み手がホッと出来る2ページにしてみました。
日々ブログを書いていれば、蓄積があるので、決してむずかしいことではないです。

selfmagazine

で、せっかく作ったので、セルフマガジンの無料配布を検討します。

——————
追記です。無料配布を決めました。

クリエイターEXPOの失敗を乗り越える。セルフマガジンを無料でお配りします。なぜ無料なのか。

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無料で郵送します。

セルフマガジンは、増刷するので、半月ほどお時間頂くかもしれませんが、
進捗状況はこちらのブログでお知らせします。

出展準備は完了していなかった。ただ座っていては誰も来ない。

展示会が始まりました。

昨日の晩更新しなかったのは、
展示会初日から帰って来て、
様々な作業をして、寝たのが2時半過ぎでしたから。

展示二日目

怒濤の二日間でした。

初日、私の右隣は水墨画の本も出している中国系のシンガポールの方で、
水墨画を出している方はお一人だけだったためか、
初日から名刺交換されていました。

そして、左手の方は、スチール棒でモビールを作っていらして
それが風が吹いたり指で触ると揺れてカエルがチェロを弾いているように見えたりする物を
出展されていました。
動くものを出されている方は他にほとんど無かったこともあって、
初日からお仕事に繋がる名刺交換がされていました。

そういうお二人に囲まれた私は、
よく見てもらえば、A4二枚のイラストに100種類の動物がいたり
地球の歴史を事細かに描いたイラストだったり、
渾身をこめて描いたはずのものなのにお声がかからない。

しかし、左右のお二人は、ただ座っているだけではなかった。
パンフレットを作っていらして
右の水墨画さんは、1000部を配りきりたい、
持って帰りたくない、ということで、
とにかく手当たり次第パンフレットを通る人に渡していました。
ピンクの牡丹の表紙のパンフレットは一目を引くし、
パラパラと中をめくる人は興味深気に商談席に着きます。

左のモビールさんは、すべての人ではないけど、
人が通る時に、指でモビールをゆらすと興味を持つ人がいて
その人にパンフレットを渡していました。

私は、自分のセルフマガジンを作るのが精一杯で、
とにかく作品数だけは持って行ったし、5月の事務局が配布してくれたときのチラシの残りが
400部くらいあったので、それを持って行ったけど、
そのチラシにはサイトのURLも連絡先も載っていない。
さて、困った、と名刺をホチキスで止めて渡すことにしたけど
名刺の重さで上手く手渡せない。

で、よく見ると、チラシを渡されると人は裏を見るのですね。
これだ、今夜帰ったら、住所ラベルにサイトのURLを印刷して
明日持って来て、裏に貼ろう。

それまでは、あとで見るためにパンフレットを集めている人たち(が実際いるのです)
や出版社に的を絞って冊子を渡すことにしました。

さて、背中の展示も今ひとつアピールしません。
通る人を見ていると、どの人もパネルの一番上のクリエイターの名前
とその下の作品しか見てないことに気がついた。
改めて自分の展示を見ると、飾り付けのときは存在感が感じられた
日本画二枚が、照明の光を吸って重たく感じる。
ああこれではダメだな、と思ったことが一つ目。

昼前に、何人かの通る人と話をして、
1)あなたは何でも描くのね、と言われた。
2)上手いけど驚きがないね、と言われた。

つまり、市場経済においては、上手いより、差異。
何でもありより、これが得意。
が「強み」なんだな、と思って展示替え。

それから、水墨画さんのポートフォリオがよく見られていたので、
家帰って作るぞ、と二つ目。

で、日本画ははずし、イラスト、それもマップ系のイラストと
モノクロに絞り、上の写真のように変えてみた。

それから昨日は雨で来場者も少ないこともあるので、
他の出展者のリサーチに会場内を徘徊。

帰宅後は冒頭にあるように、
ポートフォリオを作り、連絡先をワードの住所ラベルに印刷して
寝たのが2時過ぎ。

今日は行ってまず、チラシの裏にラベルを貼る作業をしました。
そして人に渡すと、裏をめくった人は、裏のど真ん中に貼ってある
ラベルを、見るんですね、これが。

で、今日は100枚くらいチラシを受け取ってもらったし、
以前は私の展示に目をやる人を中心に渡していたのを、
チラシを渡すと展示を見ることが分かって
積極的に渡し、また、その際、
「このイラストには100種類の生き物が描き込んであります」
と付け加える。

さらに興味深気な人には、冊子を渡す、
という二段構えで頑張りました。

そして午後早い時間に、
小さな出版社の人が、「里山活動で検索して来ました」
と私を訪ねて来たのです。

これにはビックリ。
その方とは数分のやり取りで、日頃の活動の話をして冊子を渡しましたが、
先方から私を訪ねて来て名刺を置いていくわけですから、
私にとっては結構なインパクト。
ネットがリアルと繋がったとき最強であることを実感。
しかもブログだから起こりうること。

ブースの回りを見ていると、営業にチカラを入れている人といない人では
空間の空気が違うのね。
クッキリふた手に分かれる感じ。
ただ、お金を出したあの空間で、やれるだけのことをやらないで
ただボンヤリ座っていてはもったいない。

チラシや冊子はゴミ箱行きになるかもしれないけど
一人でも検索してくれたら、めっけ物。
そこから世界が開けないとも限らない。
だから、「マダムかよこで検索」と入れておく。
アルファベットが苦手な日本人に、アルファベットのURLはハードルが高いと思うから。

来場者は、大手出版社の決定権のありそうな人から
単なる冷やかし半分の退職者までいるわけ。

ネームタグを見て適度に分別しながら、
チャンスの種をまいていく。
その場で決まることばかりではないけど、
名刺交換するだけで違うもの。

というわけで、明日はもう最終日。

ところで、水墨画は、日頃から私もたしなんでいて、
でも、とにかくむずかしいのね。
で、折角右隣に水墨画の大家がいるのだからとおもって、iPhoneで、水墨画さんに
私のホームページの猫の墨によるクロッキーを見てもらい、アドバイスを受けました。
私ってちゃっかりだね。(笑)

dscatvariety

で、斜め前には、アイルランドから来ている女性がいたので
話しかけて英語の練習。
英語を話す最初のフェイスブックのお友だちになりました。

少し話をすると「フェイスブックやってますか」という人がかなりいるのにも
驚きましたが、日頃繋がれない人と繋がるには悪くないツールなんだと、改めて思ったり。

ではでは、明日の最終日も出きるだけのことをして
種を撒いておきたいと思います。

これらの記事は、かさこさんの示唆に富んだクリエイターEXPO体験記。
2015年 07月 01日 なんだおまえは。ただ待っているだけじゃないかと気づいて僕は立ち上がった
2015年 07月 02日 成功に近道を求めるから失敗するんだよ。地道な作業の積み重ねこそ成功への階段

出来ました!マダムかよこのセルフマガジン

野外スケッチやらホタルの観察会に出かけていたら
来月1日〜3日に出展する「クリエイターEXPO」用の冊子の編集が
ギリギリになってしまい、
慌てまくっていましたが、
ようやく、出来上がってきました。

selfmagazine
このセルフマガジンに関しては、
「好きを仕事に」をテーマに書き続けておられるブロガーの「かさこさん」
が無料配布されているセルフマガジンから、たくさんのアイデアを頂戴しました。

かさこさんには二年前の春、かさこさんのオフ会でお目にかかっていて、
その後もブログをよく拝見しています。

かさこさん関連の記事
実は原発を断った町が34もある。 / サザンカのスケッチ
ネット時代の個人のチャレンジを可視化「かさこマガジン」のポジティブさ

で、「セルフブランディングのノウハウ」がつまった
かさこさんのセルフマガジンを手元に置いて、
ひたすら真似てみました。

「人の真似するなんて」と言われるかもしれないけど、
物事はとにかくまず真似から始まる、
と思っています。

それに。かさこさんは、役に立ててくれ、とすべてのノウハウを
ブログに上げ、しかも、セルフマガジンに掲載して配布してくれるのです。
むしろ、せっかくのノウハウを使わない方が申し訳ない。

そのかさこさんがブログで大公開している「セルフブランディング11か条」。
1)好きをテーマにブログ作成
2)印象的なペンネーム
3)ユニークな肩書き
4)インパクトのある名刺
5)SNSでつながり拡散
6)強みのわかるプロフィール
7)ホームページ
8)無償で実績作り
9)セルフマガジン配布
10)オフ会、勉強会、講演開催
11)書籍出版
となっています。

中身の詳細を知りたい方は、かさこさんに申し込めば無料で
詳しく解説したセルフマガジン送ってくれますし、
DVDも購入できるようです。

私はと言えば、知恵を絞って
それなりに9)まで、なんとかたどりつきました。
個展を10)と考えれば、残りは11)。
11)は相当ハードル高そうですね。

というわけで、今回は、掲載作品から執筆、編集、デザイン、DTP、
と自分の持てるチカラの全てをセルフマガジンにつぎ込んでみました。

本当は12ページにして、もっと沢山の作品を掲載したかったのだけれど
時間も足りなかったこともあり、
とにかく第一歩を確実に踏み出そうと、
8ページにして、ギュッと詰め込みました。

作りながら痛感したのが、かさこさんがたびたび書いている、
「セルフマガジンは自分の棚卸し」ということ。
編集している間に、自分の強みやアピールポイントについて、
また、反対に弱みもよく見えてきます。
自分を「客観視」せざるを得ないわけです。
今の言い方だと「他人目線」を獲得する、ということでしょうか。

さて、1日からの「クリエイターEXPO」、展示物は既に発送しました。

こういう関係者が一堂に会して、
名刺交換だけではなく、実際に商談をする、
というビジネススタイルを「コンベンションビジネス」
と呼ぶようで、日本はこの分野は遅れているみたいです。

こういう形態の展示商談が個展と違うのは、
自分を他者と差異化させる必要があること。
しかも、商談をするわけだから、他者の役に立つことでなければならない。
まさに、セルフブランディングです。

初めて展示会参加の私は手探りで、何が求められているのかは予想もつかない。
ただ、言えるのは、私にはいわゆる「かわいい」系は無理だということ。
ということで、キャッチコピーは「やすらぎのエレガンス」。
肩書きは「エレガンスアーティスト」。

はたしてこれがいいのかどうか。
よくわからけれど、分るまで待っていたら来年になるので、
今後は軌道修正しながら、バージョンアップしていきます。
まず第一歩は踏み出せたのだから、よしとしたい。

蓄積されたノウハウを惜しげもなく大公開しているかさこさんには
本当に感謝の言葉しかありません。

頭と体が繋がった時、見えないものが見えてくる

昨日の午後、数年ぶりにヌードクロッキーのデッサン会へ行ってきました。
あまりに久しぶりなので、描けるかな、とドキドキ。
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しかし、心配無用でした。
むしろ意外なことが起きたのです。
以前は見えなかったものが見えて来たのです。

これは5分間ポーズで描いたもの。
色のついた紙に、白いコンテで骨格と筋肉を捉え、
鉛筆で二次元の境界線、つまり線描を入れました。

そして面白いことに、以前見えて来なかった、肩甲骨や背骨や骨盤が
皮膚の上からぼんやりと見えて来たのです。

なぜならば、このところ時間を見つけては人間の骨格を
紙に描いて再現していたからだと思われます。
ボチボチやっていたら頭に入っていたのでしょう。
20141223d

まさに
「見えないものが見えて来る」感覚を味わったのです。

人体デッサンは若い頃からやっているし、
人体の骨格だって知らないわけではなかった。

しかし、
見て描いて、心でデッサンする
で記事にしたように、見ないで描く練習を時間を見つけてはやっています。
そうやって実際に紙に再現して描いていたことが、とても効果があったのだと思われます。
特に人間のヌードは、骨や筋肉が複雑に絡んでいますから。
頭で考えたことを紙に描いて再現する座学と、
モデルさんを前にして描く実践の両方が必要なことを痛感しました。

頭と体を繋げること。
それが出来た時、見えないものが見えて来るのでしょう。

私が使っている美術解剖学の本です。

<関連記事>
見て描いて、心でデッサンする