カテゴリー別アーカイブ: アトリエ日記

クリエイターEXPOで何故か人生相談に乗る

昨日からクリエイターEXPOに出展しています。
今回は、セルフマガジン1000部携えて参加していますが、
なかなか1000部配布は難しい。
丸二日でやっと400部ほど。

でも、受け取りを躊躇っていた人が、表紙を見ると手を伸ばしてくれたり、
多くの方と名刺交換をさせて頂いて、セルフマガジンの威力も実感中。
その場でパラパラとめくって話し込んだり、
あとから「面白かったです」と話しかけてくれたり。

その上、業者の方達とは、
アイホンを使ってブログやホームページを見て頂けるので
デジタルと紙媒体両方でかなり突っ込んだ話しが出来る。
クライアントの希望が具体的に掴めて
今後の仕事獲得にとても参考になる話しが聞けています。

いま企業では何が必要とされているのか、
家で物を作っている私には、直接お話しを聞けるまたとない機会なので
自分の作品の説明もするけど
企業側の希望もしっかり聞き出しキャッチです。

で、面白い事に、何故かセルフマガジンを見た人から
ブログの使い方や、発信の仕方の相談を受けたりもしています。

で、そういうときは次のような事を話します。
1)100%完成したものをアップしようとは思わない事、一生出来なくなる。
2)6割で良しとする。あとで手を入れる事も出来るから。
3)0→100、は無理なので、0→1→2→3…………50…………100、と地道にやる。
4)今日からやる。
5)ネーミングは大事。

1)に関して言えば、ドラクロワか誰だったか忘れたけど
「完璧を求めようとするア−ティストは何事も成し遂げない」
という言葉を紹介したり。
3)に関しては、日比野克彦さんの、何もないところからは生まれないから
作り続けるしかない、という言葉を紹介したりしています。
ちょっとだけ、先達の言葉を借りるわけ。
5)に関しては一緒にブログの題名も考えたり。

また、都内の専門学校の先生に、いろんな人の話しを聞いてこい
と会場におくりこまれた学生さんとも話して
まるでプチ人生相談みたいになったけど少しはお役にたったかしらね?

ところで、
今回お話しする方によく言われるのが
「本当に楽しそうですね。」
「マダムかよこって名前がいいですね」
このふたつ。

あと、絵の事では、カワイイ絵を描ける人は一杯いるけど
オーソドックスな画力のある人が減っているので
オーソドックス派は需要が意外にある、という話し。

また、LINEスタンプのおじさんキャラを見て
高齢者を描ける人がいないので捜している、
という方も。

いずれにせよ、カワイイ文化全盛のように見えても
それなりにそれ以外の需要もあるのだ、ということが分かって
カワイイだけじゃないだろう、と思っている私にはこれは収穫でした。

それから、去年出展した方で今年はパスした方が来場されて
再会を喜び、まるで同窓会みたいでした。
1年は早い。

ってことで、残り明日1日、心おきなく営業したいと思ってます。

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久々にホームページを更新、明後日からクリエイターEXPO、そして選挙

久々にホームページを更新しました。

実は新しいセルフマガジンを作ったので、
それにあわせての更新です。

セルフマガジンは、明後日からのクリエイターEXPOにあわせて作成。
今までのものに4ページ加えて16ページの小冊子が出来ました。
去年の有り合わせで作ったものが8ページでしたから
今年のものはその倍のページ数。
チマチマと毎日やっているとなんとか形になるものです。

クリエイターEXPOは、
去年出展してみて、様々なことが分かったので
今年はいたってシンプルな展示とセルフマガジンの配布に絞りました。

クライアントと関係業界の人たちが一堂に会して商談する方法を
コンベンションビジネス、と言います。
日本ではイベントの集合体みたいに思われているけれど
立派な商談会です。

ただ、コンベンションビジネスは日本でようやく浸透して来たところ。
最初の二回くらいは物珍しさからその場で仕事が決まる事が
多かったようですが、最近はむしろその前後にアプローチする為の
情報提供の場、という感じに変わって来ている感じです。

実は私のところにも、出展者名簿からリーチして来てくれた方から
2週間ほど前に連絡をいただきました。

いずれにせよ、海の真砂からダイヤを探すのがネットだとすれば
コンベンション会場は、来場者も出展者もイメージを持って来るので
利害関係が同じ人同士が出会う確率はずっと高くなります。

だから、駅前でチラシを配るのとはわけが違うので
セルフマガジンを配り尽くそう、と思っています。

また飾り付けは、去年手伝ってくれた夫が
いろいろアドバイスしてくれて、
シンプルなキャッチフレーズを作り、
アイキャッチ画像のポスターを印刷。

何しろ700人ものクリエイターがいると
どれほど上手い人でも展示の海に沈みがち。
夫曰く「日の丸みたいのが一番目だつ」
というわけでシンプルに徹したポスターを作成。

そして今日はホームページを1年半ぶりに更新して、
配布するセルフマガジンとあまりイメージが異ならないようにしました。

最終日の金曜日まではひたすら営業です。

で、それが終わったら、選挙の手伝いです。
今度の参議院選挙はイギリスの国民投票並みに重要ですから、
悔いのないようにあべ政権の改憲にNOを突きつける為に選挙運動をお手伝い。
ちなみに自民党の改憲草案は国民一億総奴隷化草案です。
金曜日以降、このブログでも取り上げて行きたいと思っています。

そして、選挙の結果の如何に関わるけど
夏は、このブログ中心に少しのんびりと、でも集中的に制作したいと思っています。

311以降ひたすら走って来て、16ページのセルフマガジン
という形になりました。
基礎の部分はかなり出来て来ただろうと思うので、
今度はその先を見据えて、母屋作りに専念して行きます。

ただ、それが出来るのも、全体主義の危険が遠のいてこそ。
今回の選挙は政権選択選挙ではないし、
自民党が負けても、政権はそのまま続くので、
あべ政権下での改憲がイヤだ、と思う人は心置きなく野党へ投票を。
野党が政権を取る事はないので。

では、営業をばっちり済ませたら、
選挙に突入です。出遅れてますけど、地道に自分のまわりは固めています。

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プロもアマもすなる LINEスタンプ といふものを、私もしてみむとてするなり

タイトルの通り、
LINEスタンプ、なるものに挑戦していました。

いや〜、正直、参りました。
3月の終わり位から始めて本日やっと審査に回したところ。
40個も作るなんて、皆よくやるよなあ。
ほんと四苦八苦でしたよ〜。
宣伝用、ということで息も絶え絶え頑張りましたけど。

だいたい、
キャラクターなんて作ったこと無いし、
単に可愛いだけっていうのもなんだかなあと思ったし、
かといって差異化なんて簡単に出来ないし。

おまけに、もうすぐアニメスタンプも出るらしいので、
出遅れ感否めないし。

でも今一番の宣伝媒体なんですよね〜。
ってなわけで、審査に通るのか否か分らないけど、本日審査のリクエストだん。

どんなキャラクターかは販売始めるまでお待ちください。

そもそも、テレビだけではなく流行とか全く興味のない私が
ラインスタンプを作ろう、と思ったきっかけは
昨年のクリエイターEXPOで、斜め前で出展していらした
クリエイターの方と話をしたことです。

その方は、マーケティングプランナーもしていて
「宣伝になるからラインスタンプも考えた方が良いですよ」
というアドバイスを頂いたのです。

で、去年の夏から少しずつ考え始めたのだけれど
全然出来ない。
ま〜ったく、考えつかない。

もう既にいいものは出尽くしている感がある上に
独特なキャラクターなんて作れるはずが無い。

動物にするか、鳥にするか、
家に猫は二匹いるけど、猫のスタンプは山のようにあるし……。

おまけに、視認性の問題もあって、
どうしても漫画風にならざるを得ないけど
漫画なんて描けない。

漫画のなにが描けないかって、
あるキャラクターをいつも同じ人に見えるように描くということ。

私自身小さい頃、漫画もそれなりに読んだし、
絵も描けるわけだから、漫画家という選択肢も全く考えなかった
わけではないけど、二つの理由で私には出来ないと思った。

まず漫画は絵より「物語」である、ということ。
自分でお話し作るなんて無理。

そして最大の問題が上に書いたとおり、
「あるキャラクターをいつも同じ人に見えるように描く」
ということ。
読んでいるだけだと分らないことかもしれませんが、
これが実に難しいのです。

飛んでも跳ねていても、泣いても笑っていても
その人である、と分るように描くことの難しさ。

で、今回は、結局動物のようなカワイイ系のキャラクターはやめて
人間にしました。
それも悩んで悩んで、全然出来ない。

ところがほんの少しのきっかけで、ブレークスルーします。

それが先の記事に書いた「立体制作」でした。

そうなんです。
立体を作れば、上下左右いろんな角度から同じ人間を見て描くことができるんですね〜。

ほんと、
人生無駄が無いな、って思いましたよ。

というわけで、
今年の一大プロジェクトがひとつ成し遂げられそうです。

審査が通れば目一杯宣伝していきますので
よろしくお願いします。

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立体を作り、3D感覚をみがく

今年に入って私が作った立体作品です。

20160603_3

去年の7月に「片桐裕司彫刻セミナー」で立体を少しかじり、
今年に入って3月下旬に経験者クラスに参加。
その前後で作って来た人体です。

時系列に並んでいて左の方が過去になります。
一番左のスカル(頭骨)が3月はじめ。
男性胸像は3月中旬。

3月下旬の彫刻セミナーで真ん中の全身像を制作。

4月に入って、右側の女性の胸像と男性の顔を作りました。

上から見たところ。

20160603_2

去年の作品はこれですが、実はこれには片桐さんの神の手がかなり入っています。
20150727_2

これは既に粘土に戻してしまいました。

さて、今ネットを見れば、人体デッサンの描き方ハウツーサイトが
たくさんあります。
漫画やアニメの人間を描くにはデッサンが重要、
であると信じられているからです。

もちろんデッサンは重要です。
ただし、それは、実物を見て、という話だと思っていました。
ところが漫画やアニメの場合は、ハウツーがあって
それをもとに描くのですね。

ところで、先月東京都美術館で「若冲展」が開かれ大混雑の人気ぶりでした。
実は若冲のあの迫真の絵は「実物」を見ることなしには
成し遂げられませんでした。

若冲は絵を始めた当初、模写を恐ろしい数を描いたそうですが
絵を真似ている間は絵を越えられない、と気づき、
鶏を買って来て庭に放ち3ヶ月間観察したのち
ようやく絵筆を握った、と言います。

私が311以降、長い休眠のあと絵を再開した時、
とにかくブランクを埋めるには急がば回れだと思い、
「実物を見てのデッサン」に励んだのも、
この若冲の鶏を庭に放ってひたすら見る行為、
に通じるものです。

漫画家の手塚治虫も「絵から絵を描いてはいけない」
と言っています。
彼はまた、写真から描くこともやめた方がいい、と書いてます。

しかし、人物は、本物のモデルを雇うのは大変です。
といっても、実物や立体を見ないと分らないことはある。
ハウツーのサイトを見ると、上手に描いているけれど、
実物を見ていない人の描くものは小手先の作業、という感じが拭えない。

出来ることなら見ないで人物も描けるようになりたいものだし、
と思って美術解剖学で骨格を学びなおしたり、
確認の為にクロッキー会に参加したり

そんな風にあれこれやっていた時、
ジェームス・ガーニーというイラストレーターのこの本を知りました。

ガーニーは空想の動物や建物を描く時にマケット(小さな立体)を作って
光の具合などを確認するのだそうです。
本にはかれの作ったマケットも掲載されていて、
「こういう方法があるのか!」と、私は目からウロコでした。
ガーニーも言っていますが、誰でも見たことの無いものは描けないのです。

そこで私も立体でモデルを作る練習を始めました。
しかし立体作りは分からないことだらけ。
大学の授業でやったのは遥か昔。
材料もよく分からない。
最近は樹脂系の粘土があることはネットで調べたら分って来た。
そこで去年の7月片桐セミナーに参加し概要を掴み、
今年に入ってから自分で本格的に作り始めました。

とにかく
最初は四苦八苦。当たり前ですが、最初に作ったスカルは
片桐さんの本では6時間を目安に、と書かれているのに
とんでもなくて30時間くらいかかってしまいました。

しかし、あれ不思議、二作目の男性の胸像はほぼ丸一日12時間くらいで完成。

そしてこの胸像を作っている時に、
立体の見方や作り方のコツのが掴めた気がしました。

そこで、3月の経験者クラスでは全身像に挑戦。
顔の部分などは家に帰ってから手を入れましたが
人間のモデルを作れる感触はしっかり把握。

右側の女性の胸像は、エミリー・ブラウニングをモデルにしたもので
これはほぼ6時間くらいで作りました。

右下の男性の顔は、パートナーがモデルです。
これは顔の部分だけなので、隙間時間を見つけていじっていたら出来てしまいました。

いま人間を描いていて、何か分らないことがあるときは
これらのモデルを見て確認しています。

想像で描くには限界がある。
そんな時3Dのモデルが側にあることはとても助けになります。

おまけに、立体像を造ることもとても楽しい。
楽しいことは続く。
続く限り上達する。

今は猫が頭をかいているポーズを隙間時間に作っています。

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6月のバナーにしました。今年も150日が経過。

6月に入りました。

気分新たにバナーを6月のものに変えました。
巣の中のツバメとシモツケです。

201606banner

モデルは、去年の最寄りの駅のツバメの巣なのですが、
残念なことに今年は飛来していません。
ここ数年、ずっと来ていただけに残念。

(6/2午後7時追記)
と思ったら、きょう一週間ぶりに駅構内を通ったら、
生まれてましたよ〜〜。

さて、
今年は既に150日あまりが過ぎたことになり、
残りは210日ほどです。

今年の目標を立てた人は
暑くなる前の気候が過ごしやすく、夜明けが早く
日が長いこの時期に
気合いを入れ直しておくのがいいかもしれません。

私もこのブログの更新、気合い入れなおします。

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過去記事が読まれるブログは、実は生もの。とりあえず記事を書いておくことが重要

ブログのテーマは、思いついたらさっさと記事にしないと
ドンドン腐っちゃう。

実は昨日、閲覧数(アクセス数ではない)が急上昇。
スパムなのかと思ったらそうでも無さそうで、
過去記事がドンドン読まれていたのです。

やっぱりブログはすごいな、
と思いつつ、最近は、テーマを温めすぎて
書く機会を逸することがままあるのです。
ブログは過去記事が読まれるストックなのですが、
記事自体は生ものなので、さっさとあげてストックに回さないとダメなのね。

映画「オデッセイ」で見たジェンダー問題を書こうと思っていたら
知らぬ間に一週間が経過。

実はその間にも書きたいテーマは出て来ていたのに、
順番にこだわるあまり
記事は書けないどころか、更新頻度もまた落ちそう。

こういう時は、とりあえず何でもいいから記事を書く。

ブログだけではなく、
この「とりあえず何でもいいから手をつける」って結構重要。

やるからにはきちんとやりたい、というのが人情。
ところがそう思っていると、時間ばかり過ぎていくのが実情。

で、もう恥をかこうが未完成であろうが、
とりあえず、1ミリだけでも進ませておく。
そうすると、次は2ミリから始まる。
2ミリなんてすぐ取り戻せる、追いつく、
と思っていると、一週間経つと「とりあえず派」は7ミリ先に進んでいる。
一ヶ月先延ばしにすると3センチ「とりあえず派」は進んでいることになる。

最近、作品のことでこのとりあえずって重要だなあ、
と思ったことがあります。

今年も、去年に引き続きクリエイターEXPOに出展するのですが、
昨年暮れに作ったセルフマガジンをもう少し進化させたい、
と見直しています。

去年、いくつかの商談で多かったのが、年賀はがきと
販促用カレンダーのイラストとデザイン。

結局まとまらなかったものの、
このカレンダーは今後重要だなと思って
すこしずつ描き貯めて来ました。
ただ、12ヶ月分12枚の質を揃えるのは大変。
結局6枚分くらいが出来ている状態。

印刷屋さんへ回す時間もあるし
今から残り6ヶ月分6枚を描くのは大変、
と思って諦めかけたのだけれど、ふと考えついたのが
このブログで紹介した作品に手を加えて
カレンダー用にする、という方法。

ブログに上げる作品は、もう少し手を加えたいけど
更新頻度の維持を考えると、とりあえずあげておく、
というものが結構ある。
多くの人は、この「とりあえずあげておく」ことを躊躇う傾向がある。

私も以前はそうでした。
でも、この頃は、とりあえず数だな、と思うのです。

そして今回、
とりあえず作ってきた自分の作品から新たな自分の作品を作りだす、
という方法を取り入れることにして、早速取りかかっているところ。

「とりあえず」がなければ諦めるところでした。

そして、ブログは「とりあえず」をあげておくには本当にいい場所。
ブログはアフィリエイトをめざしてやる人が多いでしょうが、
何か作っている人、文でもビジュアル作品でも、
また音楽でも、とりあえずあげるには最適な場所です。

前回の記事で取り上げた「オデッセイ」の原作もブログです。
ツイッターやフェイスブックなどSNSがどれほど人気があっても
ブログは個人の情報発信ではやはり最強です。

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音楽に合わせてダンスしながら片づけをする

今日は、音楽に合わせてダンスしながら片づけものすると
はかどるだけではなく
いい運動になる、というお話です。

実は連休前から311以降描いたデッサン約600枚、
アイデアエスキース、
また機関紙のために描いた小品などを
片付けているのですが、
一向に進まず困り果てていました。

片づかないから、ブログも全く書く気も起こらず
ブログを始めて以来、極端に更新頻度が落ちていました。
まさに3年目の危機です。

ところがふとしたことから音楽を聴きながらやると
はかどると分って、
今、ようやく先が見えて来たところです。

こんな話し珍しくもないのですが、
実は私は、制作はもちろんのこと、
掃除でも書き物でも読書でも
ふだんは、一切BGMを聴かないのです。

それには理由があって、
音楽を聴きながら何かをやると、
集中力が削がれるからです。

何か聞こえると、聴いちゃうのです。
だから街のBGMも苦手。

が、しかし、

片づけという、手と目と身体を主に使う作業には
やはり音楽を聴きながらやるとはかどるし
ついでに音楽に合わせてダンスまでしています。

ふだん聴く音楽は、散歩のときのボサノバか
ゆっくり家で聴く時はクラシックのことが多いのですが、
クラシックは強弱があって細かいところを聴きたいと思うと
結局作業のじゃま。

というわけで、時々ラジオから流れてきていて
気に入ったものをダウンロードで買っていたものを
iPodで共有してスピーカーでガンガンならして
踊りながら片付けています。

上の3枚、山下達郎にアンダーワールドにエンヤ、
という支離滅裂な組み合わせですが、
どれも自分の好きなものだけピックアップして
ダウンロードしています。

この、一曲ずつ買える仕組みって、いいですね。

どんな歌手でも、アルバムの中のすべてを気に入るわけではないので
気に入ったものだけ買えるというのはとても合理的。

山下達郎はあまり興味がなかったのですが、
この「希望という名の光」をYou Tubeで聴いて
いっぺんで気に入り早速購入。

挫折しても何度でも立ち上がる人を励ます
心に沁みる一曲です。

2010年の作品ですから、311とは関係なく作られたのだけれど
あの極限の状況とシンクロするような内容は、
ある種の予見でもあり、山下達郎という作家の天才性を
象徴しているように思いました。

エンヤの最新アルバムは
後半の4曲がお気に入り。
9. Astra Et Luna
10. The Loxian Gate
13. Pale Grass Blue
14. Remember Your Smile
エンヤも今まで、特にアルバムを買うほどのことはなかったので、
今回は珍しくじっくり聴いてます。
最後の「 Remember Your Smile」は賛美歌のような透明性。

アンダーワールドは、二ヶ月くらい前にラジオの
渋谷陽一の番組で聴いて気に入って購入おいたもの。
もっぱら、「 Low Burn」という曲に合わせて踊りながら
片付けをしています。

知らない人人が見たらビックリするでしょうね、
小太りのおばさんが踊りながら片付けしてるんだもの。

前回、歩き方に気をつける記事を書きましたが、
この音楽に合わせてダンスしながら片づけする、
というのも、すごくストレス解消になります。
おすすめです。

実はブログに書きたいことは溜まっているので
ボチボチ更新頻度をあげていきます。

更新しない間も、実は、かなりな方に検索で来て頂いています。
グーグルが記事の内容まで判断して検索機能を高めたからかどうかは分りませんが、
「読み物」として書いているブログなので、
検索に引っかかり易いのかもしれません。

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