月別アーカイブ: 2016年6月

クリエイターEXPOで何故か人生相談に乗る

昨日からクリエイターEXPOに出展しています。
今回は、セルフマガジン1000部携えて参加していますが、
なかなか1000部配布は難しい。
丸二日でやっと400部ほど。

でも、受け取りを躊躇っていた人が、表紙を見ると手を伸ばしてくれたり、
多くの方と名刺交換をさせて頂いて、セルフマガジンの威力も実感中。
その場でパラパラとめくって話し込んだり、
あとから「面白かったです」と話しかけてくれたり。

その上、業者の方達とは、
アイホンを使ってブログやホームページを見て頂けるので
デジタルと紙媒体両方でかなり突っ込んだ話しが出来る。
クライアントの希望が具体的に掴めて
今後の仕事獲得にとても参考になる話しが聞けています。

いま企業では何が必要とされているのか、
家で物を作っている私には、直接お話しを聞けるまたとない機会なので
自分の作品の説明もするけど
企業側の希望もしっかり聞き出しキャッチです。

で、面白い事に、何故かセルフマガジンを見た人から
ブログの使い方や、発信の仕方の相談を受けたりもしています。

で、そういうときは次のような事を話します。
1)100%完成したものをアップしようとは思わない事、一生出来なくなる。
2)6割で良しとする。あとで手を入れる事も出来るから。
3)0→100、は無理なので、0→1→2→3…………50…………100、と地道にやる。
4)今日からやる。
5)ネーミングは大事。

1)に関して言えば、ドラクロワか誰だったか忘れたけど
「完璧を求めようとするア−ティストは何事も成し遂げない」
という言葉を紹介したり。
3)に関しては、日比野克彦さんの、何もないところからは生まれないから
作り続けるしかない、という言葉を紹介したりしています。
ちょっとだけ、先達の言葉を借りるわけ。
5)に関しては一緒にブログの題名も考えたり。

また、都内の専門学校の先生に、いろんな人の話しを聞いてこい
と会場におくりこまれた学生さんとも話して
まるでプチ人生相談みたいになったけど少しはお役にたったかしらね?

ところで、
今回お話しする方によく言われるのが
「本当に楽しそうですね。」
「マダムかよこって名前がいいですね」
このふたつ。

あと、絵の事では、カワイイ絵を描ける人は一杯いるけど
オーソドックスな画力のある人が減っているので
オーソドックス派は需要が意外にある、という話し。

また、LINEスタンプのおじさんキャラを見て
高齢者を描ける人がいないので捜している、
という方も。

いずれにせよ、カワイイ文化全盛のように見えても
それなりにそれ以外の需要もあるのだ、ということが分かって
カワイイだけじゃないだろう、と思っている私にはこれは収穫でした。

それから、去年出展した方で今年はパスした方が来場されて
再会を喜び、まるで同窓会みたいでした。
1年は早い。

ってことで、残り明日1日、心おきなく営業したいと思ってます。

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久々にホームページを更新、明後日からクリエイターEXPO、そして選挙

久々にホームページを更新しました。

実は新しいセルフマガジンを作ったので、
それにあわせての更新です。

セルフマガジンは、明後日からのクリエイターEXPOにあわせて作成。
今までのものに4ページ加えて16ページの小冊子が出来ました。
去年の有り合わせで作ったものが8ページでしたから
今年のものはその倍のページ数。
チマチマと毎日やっているとなんとか形になるものです。

クリエイターEXPOは、
去年出展してみて、様々なことが分かったので
今年はいたってシンプルな展示とセルフマガジンの配布に絞りました。

クライアントと関係業界の人たちが一堂に会して商談する方法を
コンベンションビジネス、と言います。
日本ではイベントの集合体みたいに思われているけれど
立派な商談会です。

ただ、コンベンションビジネスは日本でようやく浸透して来たところ。
最初の二回くらいは物珍しさからその場で仕事が決まる事が
多かったようですが、最近はむしろその前後にアプローチする為の
情報提供の場、という感じに変わって来ている感じです。

実は私のところにも、出展者名簿からリーチして来てくれた方から
2週間ほど前に連絡をいただきました。

いずれにせよ、海の真砂からダイヤを探すのがネットだとすれば
コンベンション会場は、来場者も出展者もイメージを持って来るので
利害関係が同じ人同士が出会う確率はずっと高くなります。

だから、駅前でチラシを配るのとはわけが違うので
セルフマガジンを配り尽くそう、と思っています。

また飾り付けは、去年手伝ってくれた夫が
いろいろアドバイスしてくれて、
シンプルなキャッチフレーズを作り、
アイキャッチ画像のポスターを印刷。

何しろ700人ものクリエイターがいると
どれほど上手い人でも展示の海に沈みがち。
夫曰く「日の丸みたいのが一番目だつ」
というわけでシンプルに徹したポスターを作成。

そして今日はホームページを1年半ぶりに更新して、
配布するセルフマガジンとあまりイメージが異ならないようにしました。

最終日の金曜日まではひたすら営業です。

で、それが終わったら、選挙の手伝いです。
今度の参議院選挙はイギリスの国民投票並みに重要ですから、
悔いのないようにあべ政権の改憲にNOを突きつける為に選挙運動をお手伝い。
ちなみに自民党の改憲草案は国民一億総奴隷化草案です。
金曜日以降、このブログでも取り上げて行きたいと思っています。

そして、選挙の結果の如何に関わるけど
夏は、このブログ中心に少しのんびりと、でも集中的に制作したいと思っています。

311以降ひたすら走って来て、16ページのセルフマガジン
という形になりました。
基礎の部分はかなり出来て来ただろうと思うので、
今度はその先を見据えて、母屋作りに専念して行きます。

ただ、それが出来るのも、全体主義の危険が遠のいてこそ。
今回の選挙は政権選択選挙ではないし、
自民党が負けても、政権はそのまま続くので、
あべ政権下での改憲がイヤだ、と思う人は心置きなく野党へ投票を。
野党が政権を取る事はないので。

では、営業をばっちり済ませたら、
選挙に突入です。出遅れてますけど、地道に自分のまわりは固めています。

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今後、LINEスタンプは儲けるというより、販促ツールになって行く

プロもアマもすなる LINEスタンプ といふものを、私もしてみむとてするなり

で書いたように、
ラインスタンプを申請したところ、その後二度のリジェクトにあって
現在、三度目の審査リクエスト中。
多分早くても来週くらいにやっとお披露目となりそうです。

ラインスタンプは審査ガイドラインが厳しく
他民族へのヘイトなどはもちろん
ナショナリズムをあおるもの
未成年に飲酒を勧めるようなもの、
あまりに汚い絵
例えば「う○こ」マークなどは絶対にリジェクトされます。

それは分っていたので、
かなり神経を使って40個を考えました。

で、そういう倫理コードは全く問題なくクリア−したのですが、
「背景を透過する」という画像の決めごとがあって、
それでグダグダしています。

キャラクターがちょっと複雑な行動を取ると
あちこちに隙間が出来てかなり気をつけていても
組んだ手の間、といったところを見逃しがちです。

本当はクリエイターEXPOまでには販売を始めて
URLをゲットしたかったのが出来ずちょっと残念です。

ま、それでも、LINE側がどういう基準で審査しているのかよく分かって
それはそれで今後の役に立ちそうです。

LINEスタンプがこれほど人気が出たのは、
最初の頃に、LINEスタンプで500万円といった高額の売り上げをあげた人が出たからでした。
そこでアフィリエイト感覚でワーッと多くの人がはじめました。
LINEスタンプが簡単に作れるアプリも開発されましたし、
一時は審査をリクエストしてから2ヶ月待ちとかがザラだったみたいです。

現在は人員を増やしたということで、大体一週間から10日で審査中になりますが、
一度リジェクトされて修正して再度リクエストすると、
また一番後ろに並ぶので、また一週間以上待たされます。

それにもう、ほとんどの人が売り上げがない状態だとか。

もうLINEスタンプはそれで個人が儲ける時代は終了。
アニメスタンプも使えるようになるし、ドンドン進化(?)中。
これからは、企業の販促ツール中心になって行くのでしょう。

LINEスタンプは小さいので「視認性』が問題になります。
で、それを追求して行くと○や▽にならざるを得ない。

私が苦労したのもその点ですが、
実は既に販売されている皆さん、その辺りもとても良く研究されているのですね〜。

お金という人参がぶら下がっているからか、
本当に頭が下がるほどのエネルギーを
皆さんLINEスタンプに注いでいます。

ただ、企業だけではなく
個人の宣伝材料としてもこれからは必須になるのかな
と思って私もかなりエネルギーを使いました。

結構面白いキャラクターになったと思うので、
早く皆さんに見て頂きたいですね〜。

実は、LINEスタンプを作る事を勧めてくれたもう一人の人、
行きつけの美容院の店長さん、なんだけど
先日パーマをかけにお店に行ったので、
彼女にはスマホから私のLINEサイトにアクセスして見てもらったら、
「クオリティ高いですよ〜」って言って貰いました。

来週には、このブログにも、ジャジャ〜ン、とのせたいですね。


エゴサーチを上手く使ってセルフイメージを解析する

エゴサーチ、なるものをやってみました。

検索語「マダムかよこ」で。

実は、ブログなどのコンテンツを揃えるのに精一杯で、
エゴサーチを全くやったことのなかった私。

今日、ふとしたことからエゴサーチをして
いろんなことが分ってきました。

ブログ記事は順当にヒットします。
検索文字によっては一番上に来ます。

なので、検索からの訪問者が増えています。
これは分っていました。

ただ、問題は画像です。
ブログがヒットするからと言って
画像がヒットするわけではないのです。

これは今後重点的に考えねばならない課題です。

基本的にフェイスブックは検索に引っかかりません。
かなり閉じられた空間だからです。

それでも、伝播力は相当あるので、
こまめに記事アップのお知らせはのせた方がいい。

一方、ツイッター。
今回画像でヒットしたツイッターは、
反戦展でご一緒した土屋誠一さんのツイートです。

実はツイッターは検索に引っかかりやすいのです。

で、今までもツイッターにブログのお知らせを画像と一緒にのせていました。
にもかかわらずヒットしない。

上の土屋さんのツイートと見ると分るけど
本文に「マダムかよこ」が入っていて
そして画像がアップされている、
という必要があるのでしょう、多分。

ブログ記事の題名だけではダメなのね。

それも、「マダムかよこ」を最初から検索語に入れる人はいないので
ツイッター本文には、検索されたい語と自分の名前
そしてアピールしたい画像や写真を入れることが
大切なのだと思われます。

伝播力はあっても閉じられた空間であるフェイスブックより
ツイッターやブログの方が検索に引っかかりやすい、
という事実は揺るぎないので、
ツイッターやブログからフェイスブックへお誘いする、
という形が理想的だと思われます。

実は、前回の記事「鈴木大介さんのギターを堪能、久々に武満徹やピアソラにしびれる
についてツイッターで呟いたら、
鈴木大介さんご本人からメンションを頂きました。

ちょっとビックリしたのだけれど、
SNS時代ならではのコミュニケーション。
10年前には考えられないことです。
鈴木さんのように業界トップクラスの方でも、きちんとエゴサーチして
ご自身で情報拡散に勤めていらっしゃる。

自分の宣伝は自分でやるしかないのです、
という時代なのですね。

おかげさまで私のブログのアクセ数も上昇しました。
ありがとうございます。

作品作り、宣伝、情報拡散
やることはいっぱいあるけれど、
また効果はすぐは出ないけれど、
ネットは24時間営業ですから
エネルギーを注ぐ価値はあるのです。

エゴサーチで、今後重点的にやっていく方向も見えてきました。
ひとり電通みたいな時代ですね。

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鈴木大介さんのギターを堪能、久々に武満徹やピアソラにしびれる

11日は、日本のトップクラシックギタリストである
鈴木大介さんのギターを堪能してきました。
「第3回横浜ギターフェスティバル」という
イベントでの二日目のスペシャルコンサートでした。

友人のギタリスト井桁典子さんが代表をつとめる
「ギターを楽しむ会」の企画と主催のギターの祭典。

会場の長津田の「みどりアートパークホール」は、
ギターを聴くにはピッタリの大きさ。
最近は行ってないから変わったかもしれないけど
東京文化会館の小ホールみたいな感じ。
音響も良くて、音の小さな生ギターにはピッタリ。

プログラムは
二重奏あり、カルテットあり、大合奏あり。
ギターづくし。
ギターを多くの人に楽しんでもらいたい、
という井桁さんの思いが一杯詰まったプログラムでした。

カルテットはいま注目の「クアトロ・パロス」の4人でした。
ギター版イルディーボ風で、ブレーク寸前って感じです。

クアトロ・パロス
現代ギター社の通販サイト

そして鈴木大介さんの独奏は
映画音楽が中心。
鈴木大介さんは、映画音楽をたくさんアレンジして
弾いていらっしゃるのね。

 

中でも私の今日のお気に入りは
ワルツ 他人の顔 / 武満徹
リベルタンゴ/アストル・ピアソラ

この2曲。

実は、前者は映像は埋め込めないのだけど、映画版で聞くことができます。

勅使河原宏監督、安部公房原作「他人の顔」。

後半のビヤホールの場面で、カメオ出演で黒澤明と武満徹自身が出て来ます。
女優陣は村松瑛子、京マチコ、入江美樹という昭和の美人が勢揃い。
その後山口百恵を境に、女優の大衆化で日本の女優さんには美人が少なくなりました。
結構これは寂しい。
海外の女優が相変わらずの王道を行く美人ばかりなので余計寂しい。

リベルタンゴはピアソラ自身の演奏がありました。

タンゴやボサノバはやはりギターと相性がピッタリ。
私はさっそくiTuneStoreでどちらも購入して聞いてます。
便利な世の中になったものですね。

さて、ギターと言えば、
何度でも見てしまう、世界一のギタートリオ、
パコデルシア、ジョン・マクラフリン、アルディメオラの「地中海の舞踏」
PACO DE LUCIA , John McLaughlin , AL DI MEOLA

いま限定版が発売されています。
私はかなリ以前に買って持っていて、時々無性に聞きたくなる。
各ご家庭に一枚は欲しいスーパーギター演奏です。

今日の鈴木さんの一曲目、江部賢一さんのアレンジ「アランフェス」には明らかに
この影響を感じたんですけど、
この演奏が1981年で、30年くらい前と鈴木さんが話していたから
当たらずとも遠からずだと思いながら聞いていました。

残念なことにパコデルシアは去年なくなりました。
大好きなギタリストだったので、寂しい。

実は私自身若い頃クラシックギターを弾いていたので分るのだけれど、
ギターは一番身近な楽器なわりに
本当に難しい。
そして、スケール練習のような地味な地味〜〜な基礎が圧倒的に
物を言う楽器です。

で、今日の鈴木さんの話しで面白いと思ったのが、
鈴木さんはポップスや映画音楽をアレンジする時、
そういった練習の要素を組み込むように、難しく作るのだそうです。

それも最初からそうするわけではなく、
弾く回数を重ねていくうちにバージョンアップして、
ドンドン進化させながら負荷をかけるようにしていくそうです。

結果的に鈴木さんのアレンジは変奏曲的になり、
多分それが鈴木さんの個性のひとつなんだろうと思いながら聞いていました。
フィナーレへむけての難易度の高さが半端なくって
ギターのパガニーニみたいでした。

このバージョンアップの話し、
様々な分野で応用がききそうです。
鈴木さんほどのギタリストでも最初から完璧は求めない。
やりながら進化させ磨いていく。

それで良いんですよね。
私も今、セルフマガジンをバージョンアップ中。
この一年で3回目のバージョンアップです。

   

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工藤春香展、見えることと見たものを引き受けることの違いを突きつける

若い知人の工藤春香さんが谷中で個展をされているので見てきました。
まずとにかく、その題名が鮮烈な印象で私の心を掴みました。

工藤春香個展「紀元二六〇〇年ー西暦2020年 棄てたのは私、棄てられたのは私」

展覧会サイト 紀元二六〇〇年ー西暦2020年 棄てたのは私、棄てられたのは私

公式サイトの展覧会概要に書いてあるように、
テーマは排除と国家に都合の悪いことを隠す為に美術が使われることについてです。
一部引用します。

■展覧会概要
1940年(昭和15年)、紀元二六〇〇年記念事業として東京で開催される予定だった、万国博覧会、 第十二回オリンピック東京大会は日中戦争激化と国際的非難を理由に中止に追い込まれた。 当時、紀元二六〇〇年記念事業として数々の式典や事業が行われたが、それにともない1937年の 報知新聞東京版では東京の景観美化を呼びかけた記事が載せられ京橋地区の「不良住宅」が問題と された。 東京の景観美化運動が、清潔化、衛生化と同義に捉えられた時、そこから排除された人々の暮らしが あった。それを牽引したのが当時の美術批評家協会や学者、建築家、東京市職員らによる有志団体の 「都市美協会」だった。

やはりこの美化の名の下に美術やもの作りに関わる人々が排除に加担した、
という事実は、私にも衝撃的でした。

工藤さんは、当時の新聞の縮刷版や本を読み込み、
また会場の谷中周辺のリサーチもして作品を仕上げていきます。
20160608_2

実はその点に関しては、やはり若手の美術批評をされている木村奈緒さんが
ハフィントンポストに記事を書かれているので、
そちらが詳しいです。

で、私は、この展覧会へ至る工藤さんの「心の目」にとても興味を持ちました。

ブログのタイトル「見えることと見たものを引き受けることの違いを突きつける」
の意味は、工藤さんが見えているものをただ見るだけではなく
見たものの意味を引き受けて作品を作っていることに
私が深く動かされたからです。

会場に掲示された工藤さんのテキストによると、
実は、工藤さんは学生時代、上野公園である経験をしたそうです。

工藤さんが芸大に在学中、上野公園にホームレスのブルーシート村
がたくさん建っていて、
そのブルーシート村は皇族が来る時には撤去させられ
帰るとまた戻ってきたそうです。

私も昔、展覧会に行った時に見ているのですが、
上野公園は以前はブルーシートのホームレスの
人がいて、週末になると、キリスト教系の炊き出しに
人々が並んでいたのを覚えています。

それがいつ頃からか、噴水のまわりに洒落たカフェが出来
ブルーシートの人が消えてしまいました。

私にその記憶があったからでしょうが、
工藤さんの似た記憶とシンクロしてしまいました。

工藤さんによるとそのテント村の跡地には卒業制作の成績優秀者の作品が設置されたとか。
これはかなり当事者にとってもセンシティブな話し。

今回工藤さんは、上野公園で見た光景を自分なりに引き受けて
個展に臨んだのだろうと思います。

そして私には、その事がずっと気になっていたことの方が
工藤さんを作品作りに向かわせたような気がしてならなかったのです。

確かに幻の東京オリンピックと2020年のオリンピック
を重ねさわせるし、また、状況もそっくりだし
オリンピック競技場作りの為に
都営住宅追い出される人もいて、
歴史をもう一回なぞるのか、と思わせるほど。

それでも、私は、工藤さんの作品が心を動かすのは
政治や社会という大きな枠組みに
学生時代に見たホームレスの人がこつ然と消える
という小さな個人的な心のササクレが突き刺さっているからではないか
と思ったのです。

戦争反対、と叫ぶ人はとても個人的な思い
子どもを守りたい、夫を戦地に行かせたくない
から動くはずです。

で、気をつけなければならないのは、
実は戦争が始まるときも、
たった一人のファシストよりも、
一人一人の心の闇が、
小さな束になってファシストの背中を押すのだろう、
と、いうことです。

いまマスコミは確かにおかしい。
でも戦前、新聞が戦争を煽ったのも
それが売れたからです。

突き当たりにある富士山に向かって旗を振る群衆の絵は
そんなことも伝えているのかもしれない、
と思いました。

で、この作品、私のお気に入りです。
20160608
フェイスブックで見た時から絶対見たいと思っていた作品で、
小さい作品とは思えない迫力です。
ギャラリーの床に飾ってあるけど、蹴飛ばさないでね。
私が買うかもしれないので。

ところで、
最寄りの日暮里駅から会場まで「谷中銀座」を通るのだけれど
↓こんなお店があったり、
20160608_3

猫グッズのお店があったり
20160608_4

そこで買った猫のてトング。肉球付き。
20160608_5

街も楽しめます。
海外からの人もいっぱい歩いていました。

工藤春香個展
■会期
2016年6月1日(水)~6月14日(火)
13:00 – 19:00
会期中休廊日なし
最終日17:00まで 作家在廊日 会期中の土、日、月曜日
■会場
HIGURE17-15 cas contemporary art studio
〒116-0013
東京都荒川区西日暮里3-17-15
TEL 03-3823-6216

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タイトルの通り、
LINEスタンプ、なるものに挑戦していました。

いや〜、正直、参りました。
3月の終わり位から始めて本日やっと審査に回したところ。
40個も作るなんて、皆よくやるよなあ。
ほんと四苦八苦でしたよ〜。
宣伝用、ということで息も絶え絶え頑張りましたけど。

だいたい、
キャラクターなんて作ったこと無いし、
単に可愛いだけっていうのもなんだかなあと思ったし、
かといって差異化なんて簡単に出来ないし。

おまけに、もうすぐアニメスタンプも出るらしいので、
出遅れ感否めないし。

でも今一番の宣伝媒体なんですよね〜。
ってなわけで、審査に通るのか否か分らないけど、本日審査のリクエストだん。

どんなキャラクターかは販売始めるまでお待ちください。

そもそも、テレビだけではなく流行とか全く興味のない私が
ラインスタンプを作ろう、と思ったきっかけは
昨年のクリエイターEXPOで、斜め前で出展していらした
クリエイターの方と話をしたことです。

その方は、マーケティングプランナーもしていて
「宣伝になるからラインスタンプも考えた方が良いですよ」
というアドバイスを頂いたのです。

で、去年の夏から少しずつ考え始めたのだけれど
全然出来ない。
ま〜ったく、考えつかない。

もう既にいいものは出尽くしている感がある上に
独特なキャラクターなんて作れるはずが無い。

動物にするか、鳥にするか、
家に猫は二匹いるけど、猫のスタンプは山のようにあるし……。

おまけに、視認性の問題もあって、
どうしても漫画風にならざるを得ないけど
漫画なんて描けない。

漫画のなにが描けないかって、
あるキャラクターをいつも同じ人に見えるように描くということ。

私自身小さい頃、漫画もそれなりに読んだし、
絵も描けるわけだから、漫画家という選択肢も全く考えなかった
わけではないけど、二つの理由で私には出来ないと思った。

まず漫画は絵より「物語」である、ということ。
自分でお話し作るなんて無理。

そして最大の問題が上に書いたとおり、
「あるキャラクターをいつも同じ人に見えるように描く」
ということ。
読んでいるだけだと分らないことかもしれませんが、
これが実に難しいのです。

飛んでも跳ねていても、泣いても笑っていても
その人である、と分るように描くことの難しさ。

で、今回は、結局動物のようなカワイイ系のキャラクターはやめて
人間にしました。
それも悩んで悩んで、全然出来ない。

ところがほんの少しのきっかけで、ブレークスルーします。

それが先の記事に書いた「立体制作」でした。

そうなんです。
立体を作れば、上下左右いろんな角度から同じ人間を見て描くことができるんですね〜。

ほんと、
人生無駄が無いな、って思いましたよ。

というわけで、
今年の一大プロジェクトがひとつ成し遂げられそうです。

審査が通れば目一杯宣伝していきますので
よろしくお願いします。

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