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madamkayoko について

ほそぼそと絵を描き綴り、言葉を書き綴っていきます。

ロサンジェルスの展示が始まりました。名刺とホームページが運んでくれたチャンス

以前少し触れた、
ロサンジェルスでの展示が始まりました。
下記エージェントのフェイスブックのページからご覧になれます。
アートレイツ

今日は久しぶりのブログ、
何故この展示に参加することになったのか、
その経緯を記しておきます。

今はグローバルなのはアート市場も同じで
様々なエージェントさんが
海外展示サービスの機会を有料で設けています。

私のところにも時々展示のお誘いのメールが送られて来ますが、
知らないエージェントさんからのお誘いにはなかなか積極的になれませんでした。
まず参加費が高いですし。

1月の終わりに今回のエージェントさんからメールをもらった時
ちょっと心が動いたのは、まず参加費がかなり安かった事。
そこでエージェントさんのホームページを見に行ったら
時々参加するクロッキー会の主催者Aさんの名前がありました。
おお、そういう事か、と。

遡る事2年ほど前、
そのクロッキー会に初参加した時
Aさんにご挨拶がわりに名刺を渡した事を思い出しました。

で、早速メールを送るなどして確認したところ、
その名刺がAさんからエージェントの担当のBさんに渡り
Bさんが私のホームページを見て
お誘いくださった、ということでした。

ならば、とかなり参加に前向きに。

ただ問題が2つありました。
まず搬入までの時間です。
全く予定していなかったし、
指定の大きさの作品が無かったので、
新作を描くしか無かったからです。
一ヶ月強で描けるか。

でも悩んでいるよりは描いた方が早い。

第2に、展示会場のハイヴギャラリーは
ポップな感じの取り扱い作家が多いので
花鳥風月の私の作品はどうかな、と思ったのですが、
Aさんも、担当のBさんも私のホームページを見ておられて
それを承知でお誘い下さっているわけです。

それと、ポップな作品の中では、むしろ花鳥風月は
目だつのではないか、
という下心もありました。

話しは少しそれるのだけれど、
311以降に絵を再開してから、
絵の世界もすっかり様変わりしたことを
私は思い知らされます。

アナログからデジタルへの急激な移行もそうだし、
若い人たちが達者な事には驚かされます。
しかも、紙媒体の挿し絵などより、
ゲームのキャラクターや背景など
かつて無かった緻密さリアルさやデティールが要求される。

一方、現代アートは、
もう紙の上から解き放たれ
むしろ人間界と自然界を融合するような形で
進んで来ている。
目に見えない重力の可視化、
空を切り取るインスタレーション、
風が奏でる楽器、
などなど。

実は私は震災以降、野鳥公園などでデッサンをしながら気づく事が多く、
デジタル時代になって解明される鳥の生態などもふくめ、
現代には現代の花鳥風月があるのではないか、
と思い始めていました。

そして
「現代アートとしての花鳥風月〜関係性の花鳥風月」
といったテーマで描いて行けないものだろうか、
と思っていたところでした。
「関係性」という言葉は、ニコラ・ブリオーというキュレーターの言葉で
現代美術の大きなテーマのひとつですが、
私は長い間それを「繋がり」として描いてきました。

例えば、花鳥風月、というと「梅にウグイス」
が典型ですけど、実はあの梅に描かれているうぐいす色の鳥は
ウグイスではなくメジロがほとんど。
古典的な花鳥風月の文法なので
それはそれで良いのだけれど、ならば現代では?

ということを考えながら鳥を見ていると
その鳥や植物の関係性のネタが次から次と出て来るのです。

このブログで鳥の絵をずっとアップしていますが、
あれらもほとんど「関係性の花鳥風月」。
これらをタブローとして形に出来ないだろうか、
と思っていた矢先の、今回のお誘いでした。

出来た作品は、その新しさが出たかどうか分かりませんが、
鳥の恋、がテーマです。
鳥は体重を軽くしなければならないので
卵で子どもを産むため、
つがいになって子育てをせざるを得ない動物です。
中にはカッコーのような「托卵」をする鳥もいますけど、
そのため夫婦仲がいいのです。

モデルの鳥はオオルリ。
ブルーが雄、
子育てをしなければならないメスは地味です。
夏鳥なので、私の大好きな生い茂るシダや野草の中に配してみました。

このところお気に入りの鹿の頭骨は
死と再生の象徴。
生物は雌雄で繁殖することで
個としては死んでも種としては生き長らえて行きます。

理屈は作品の背骨なので重要ですが、
そういう理屈抜きでも楽しめる作品を目指しました。

そしてもう1つの関係性がこの絵には隠れています。
それはこの絵を見ているあなたの存在です。
この絵を見るあなたは、この「鳥の恋」の目撃者なのです。
ブリオーの言う関係性とはこの事なのだと思っています。

題< Luxuriance >(繁茂)

<縦38㎝×横45.5㎝ 和紙に水干および岩絵具>

付け加えると、名刺、ホームページ、セルフマガジン
といった自己ピーアールグッズは必須ですね。

私がもし二年前のあの日に名刺をAさんに渡さなければ、
もしホームページがきちんと出来ていなかったら、
この話しは無かったかもしれません。

今、フェイスブックをホームページ替わりにする人もいるみたいですけど、
やはり自分のホームページはきちんと作りたいです。

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本日より銀座のギャラリーのサロン展に出品中

お久しぶりです!

ブログに復帰します!

早速ですが、本日から銀座の奥野ビルにある「アモーレ銀座」
でのサロン展に2点出品しています。

【 Salon de Belladonna2017〜3月会期〜 】
会期:2017年 3月6日(月)〜12日(日)
11時〜19時(初日14時〜/最終日17時)
テーマ:「媚薬と妖」(びやくとあやかし)
東京都中央区銀座1-9-8、奥野ビル515号室

今年は、奇数月に2枚づつ出品していきます。

このアモーレ銀座ギャラリーのオーナーさんは
若い女性らしく(会った事は無い)女性の作家さんを中心に応援中。

どちらかというと、イラスト系の作家さんが多いので、
私の作品は少し異質かもしれません。

それは承知で、コンスタントに作品を描いて行く為に
今年は出品して行きます。

そして、ただ出すだけではなく、一回に2点まで出せるので
いろいろ実験して行きたいと思っていて、
今回もほとんど使った事のないアクリル絵具の作品を
一点描きました。

また、面白いと思ったのは各期にテーマが設けられている事。
今回は、「媚薬と妖」(びやくとあやかし)
という私自身では選ばないようなテーマ。
そこから自分らしい作品を作って行くのも
楽しみだ、と思ったのも参加動機です。

ギャラリーの入っている奥野ビルは
1932年竣工の年期の入ったビルで、
たくさんの画廊が入居している美術ビルとして有名です。

古ぼけた外観は銀座の中でも異彩を放っています。

一階にはアンティークのお店。

古い洋画に出てきそうなエレベーター。

すり切れた階段。

何故か窓の向こうにも階段。
このビルは二棟がくっついているみたいです。

中にもアンティークのお店。

一度訪ねてみても損の無いビルだと思います。

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お知らせ 

二月下旬まではインスタグラム中心でブログを休みます。

今年の目標の一つである大作を描き始めたこと、
今年から新たに定期的に銀座のギャラリーに出展すること、
加えて、もしかすると海外のギャラリーに出展するかもしれないこと、
など、いろいろ重なってきたので、
ブログはしばらく休みます。

インスタグラムに写真をアップしたら
お知らせを兼ねてアップするかもしれません。

冬の脱水症状にご注意!

脱水症状と言うと夏専門のような気がしますが、
実は冬の脱水症状は分かりにくいだけで
結構あるらしいです。

実は、お恥ずかしい話しですが、
人生で始めて「痔」になってしまい、
正直ブログ更新どころではありませんでした。

痛くてまるでお尻に心臓が付いたのではないか、
という状態でした。

たまらず医者に行き、
薬をもらい、なんとかこと無きを得ていますが、
どうやら原因は脱水症状だったみたいです。

そうです、脱水症状ですっかり出るものが固くなってしまったのです。

私は便秘というものをした事がない人間でして
日によっては、起きてすぐ、コーヒー飲んですぐ、
朝ご飯食べてすぐ、
という感じでスッキリ!
なのですが、だから固いとつらい。

それが、元旦の朝、突然石のようになってしまった。

お節など多少いつもと違うものは食べたにしても、
繊維質などは十分にとっているはずで、
どうしたのかと生活を見直してみたら、
水分の補給の不足、に行き着き、
水分補給に心がけたら
再びスムーズに。

ところが、年明けは寒波が強く、
水を飲むのは忘れがち。

ちょっと良くなったかなあ、
と思うと水分補給を忘れると固くなる、
の繰り返しで、えらい思いをしました。

結局、飲料系はすべて台所でしたが、
自分の部屋に2リットルのペットボトルを持ち込んで
セッセと飲むようにしたら、
かなり改善されました。

で、近くに水があるせいか、
自分が思っている以上に喉が渇いている事に
気がつきました。

「冬の脱水」で検索すると
冬場は乾燥しているので、
肌だけではなく身体の水分にもご注意、
といういくつかの記事を見かけました。

脱水で血がドロドロに、なんて怖い記事もありました。
冬でも脱水症になる?
皆様も「冬の脱水症状」にはご注意を!

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明日1月18日は世界の美術館でセルフィーデイ!

明日1月18日は、世界の美術館で
「セルフィーデイ」です。

その名の通り、名画と一緒にセルフィー写真を撮って呟こう
という、なかなか洒落た日なのです。

アイコンはフェルメールの「真珠の首飾りの少女」。

セルフィーデイのツイッターアカウント

これからご紹介するのは去年のセルフィーデイの様子。

残念ながら日本の美術館のツイートはなさそう。
ただ今は常設ならスマホで撮影できる美術館も増えているので、
ハッシュタグ  #museumselfieday をつけて
呟けば世界の人が見るかもです。

明日美術館に行くという方は是非お試しあれ。

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冬に嬉しい緑のスケッチ

先週、乗換駅の花屋さんで
可愛いグリーンの花束を見つけて買って帰りました。
飾っていたのですが、
日持ちが良く、時間の合間を見てスケッチ。

冬の緑は嬉しいものです。

紐のようなものがミスカンサス、
丸い葉はルスカス、
少し色の薄い小さな丸い葉はグニユーカリ、
細かい葉は常緑針葉樹のアスナロ(ヒバともいう)です。

明日からセンター試験。
数年に一度という大寒波か来るようです。

毎年毎年、何もこの時期でなくても、
と雪の中を受験生が試験会場に向かう映像をみて
思いますが、
今日は早く寝て、明日は余裕を持って会場に向かってください。

力を出し切れるように!

日本海側で大雪の予想 大学入試センター試験に影響も

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結局、自分の宣伝は自分でするしかない

ネットの時代になり、
アーティストも死んでから名声が出る、
というようなことはなくなりました。

インスタグラムでも何十万とフォロワーのいる
イラストレーターやアーチストがいて
世界中からオファーがあるようです。

そういう人は別格として、
何らかのクリエイトな仕事をしている人は
ネットの時代だからこそ、
自分の宣伝は自分でするしかありません。

自分を他者が売り込んでくれることは
何か賞をとったりベストセラーを作り出す、
といったことがなければ
ほとんどないでしょう。

それでも、インターネットがなかった時代に比べれば、
個人ができる広報の幅も格段に広がりました。

インターネットは24時間365日休まず働いてくれる営業マンのようなものです。

ホームページはもちろんのこと、
ブログ、フェイスブック、ラインスタンプ、インスタグラム、ツイッターなど
あらゆるメディアを使って広報していきましょう。
繰り返しになりますが、自分を広報してくれるのは、自分しかいないので、
もう広報と制作は、クリエイターの車の両輪です。

インターネットのツールや各SNSにはそれぞれ特徴があります。
私もまだ試行錯誤のところがありますが、
どんな事に留意して各SNSを使って行くといいでしょうか。

即時性と拡散力はツイッターです。
ただ、言語がからむので国内限定になりますし、
あと、RTが頻繁にされない限り、
ドンドン流れて行ってしまいます。

インスタグラムはツイッターと同じで即時性がありますが、
同時に自分のアカウントでは、
アップした写真や動画をまとめてみることができ、
ちょっと趣きの変わったネットギャラリーになっています。

またタグ付けをすることで、
フォロワーを増やす事も可能です。
ただ、その時、アップする時間に注意した方がいいです。

せっかく世界中の人が見てくれるのだから
時差を考えてアップすると格段に「いいね」の数と新しいフォロワーが増えます。

きょう私はこのオーナメントをインスタグラムにアップしました。

タグはこれだけ付けました。
#flowers #art #ormament #tit #winter #naturelovers
#birder#illustration #blackandwhite

また昨日までは午前中に作品をアップしていたのを
夕方にしたところ、あっという間に2桁のいいねをもらいました。

東京で午前中だと、アジアなどはいいけれど
ヨーロッパは真夜中ですから
タグつけしても見る人数はガクンと減るでしょう。

「世界中の人が見ている」というのも
インスタグラムの特徴ですから活かさない方法はありません。
「いいね」してくれる人たちは、
世界のどこかにいる会ったこともない人たちです。
これがフェイスブックと違う所。

世界が両手を広げて待っていてくれるのですから
英語の勉強はして、キャプションも英語を付けた方が
良いに決まっています。

ただし、「いいね」をつけてくれたからちゃんと見ているか、
というのは、自動で「いいね」をつけるアプリもあるので、
気をつけたほうがいいです。
まあこの辺り、相手が何者であるかはわからないのだから、
全てのSNSで気をつけたほうがいいことです。

そういうリスクを超えたメリットがSNSにはある、
と言えるでしょう。

また今日は試しにインスタグラムにアップする時に
フェイスブックでもシェアしてみましたが、
フェイスブックで役立たないタグがベタべたついているのは
どうかな、とおもったり。

フェイスブックはブログのお知らせ専用に使っています。
フェイスブックはリピーターとの交流で、
コアな自分のファンを作る所かもしれません。

ブログは、何のためにやるのでしょうか。
クリエイターなら画像や映像のみなら
インスタグラムだけでも良さそうです。

やはり、ブログの最大のメリットは検索に引っかかりやすい
という点でしょう。
そのためブログに記事や作品の画像をストックしておくと
時系列や即時性に関係なく、常に新しい集客が出来るのです。

しかも内容を深く伝えることができる。
やはり多少面倒でも、ブログは利用して行った方が
いいはずです。

さて、ざっと各SNSの特徴を見てみました。
結局の所、やるかやらないか。
自分自身の宣伝は自分以外の誰もやってくれないのですから。
少しずつでもやって行くと、多分5年後の世界は相当違って見えてくるはずです。

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