昨日、午後、スマホを持ってお散歩に行きました。
様々な夏の花が咲いていましたので、
スマホで撮影。
ちょっとした夏の花図鑑になりました。
お楽しみください。
ノカンゾウ(ユリ科)。梅雨明け頃に次々と群生するので、これを見ると、
セミの声とともに「いよいよ暑い夏だなあ」と思う花。
そろそろ終わる、紫陽花。水を象徴するような色合い。(もちろんピンク色もあるけど)
モントブレチア(クロコスミア)(アヤメ科)。檜扇水仙(ヒオウギズイセン)とも呼ばれています。園芸種で、繁殖力が強く蔓延っちゃうので気をつけて植えた方がいいみたい。これも多分園芸種が野生化したものだと思う。ちょっと見る分にはキレイね。見るからに「夏」。
これはミズヒキ(タデ科)。花の上半分が赤くて下半分が白いので、のし袋の「水引」から。一つの花が米粒の4分の一くらいの大きさなのでスマホではボケちゃった。
ヘクソカズラ(アカネ科)。蔓性の植物大好きなんですよね。直径1センチから1.5センチくらい。こんな可愛いのに、可哀想な名前。葉をちぎると変な匂いがするから、ということらしい。秋になる茶色の実は有毒。
これはハコネウツギ(スイカズラ科)。花の種類が分かるまでにネット調べたり図鑑をあちこちひっくり返したり。花は咲き始めが白でそのうちピンクになる。これは咲き始め。
芙蓉(アオイ科)。中国原産。ハコネウツギのように咲き始めは白くてだんだん赤くなる様子が酔ったみたいだという「酔芙蓉」なる種類があるらしくて、見てみたい、と思って検索したら、見つけました。
大韓民国の国花であるムクゲはこのなかま。
こちらは、実がなっています。葉と時期からサクラだろうと思ったのですが、
ネットで調べても図鑑で調べても分らなくて、ツイッターで呟いたら、調べて下さった方いました。
ウワズミサクラ、と呼ぶようです。
最期に、地味ながらいくつかの種類のシダを載せておきます。
ただ、シダの同定は私には難しくて出来ないので、すべて「かもしれない」です。
シダは、根とか茎の毛のはえ具合とかで似ていても種類が違って、クイズみたいです。
でも、とにかくキレイよね。
その美しさをスマホで。
これは間違えようのない、イヌワラビ。どこにでもある、シダです。我が家も放っておくと玄関回りなどズンズン伸びて来ます。
そしてこれは、イヌワラビの一種で葉が銀色に光るもの。ニシキシダと呼びます。錦のニシキで、金糸や銀糸で文様を織り出した織物の総称からとったのでしょう。外国の人に人気があるとか。何故か、散歩道に一ヶ所だけニシキシダが出るところがあって、植木屋さんが切っても切っても必ずそこにニシキシダがでるのね。
これは(このへんから怪しいけど)多分ワラビ。そう、春に食べる山菜のワラビは、これの芽です。
こちらのハンドブックを参考にしています。
日本は高温多湿で、シダも600種類以上あって、
手軽なハンドブックが少なく、これは新書判くらいの大きさに90種類くらいが掲載され
シダの写真がシダを直接スキャンしたもので色がキレイ。
シダ初心者にお勧めです。
ところで、
スマホのカメラはすごいけど、緑を中心に撮影しようとすると、
全体が青みがかる事が時々あります。
被写体にカメラをむけた直後はそうならないので、
カメラ自体がホワイトバランスに補正をかけようとするみたいですね。
被写体にカメラをむけたらすぐシャッターを切るようにすると
青く写らないですが、研究の余地ありですね。
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