7月に、東京飯田橋にある「印刷博物館」に行ってきました。
私のお目当ては『ヴァチカン教皇庁図書館展Ⅱ書物がひらくルネサンス』でした。
最終の週末に滑り込み。
現在は企画展は開催されていないようですが、
常設展が様々な工夫があり、印刷の歴史から技術の進歩まで
知識も身に付き、楽しめたので、ご紹介しておきます。
子どもの夏休みの自由研究にも使えそうですし、
夏休み企画もたくさんあるみたいです。
夏休み体験教室
今すぐやってみたくなる!夏のワークショップ!
印刷博物館のホームページ
企画展が無い分、総合展示が、私が見た時より
バージョンアップしているみたいなので、いっそう楽しめそうですね。
私たちは生まれたときから印刷があるのが当たり前ですが、
考えてみれば、グーテンベルグが活版印刷を発明するまでは、
分厚い聖書や、読み物は、書き写しだったわけです。
日本では、ペンの替わりに墨と筆だったわけですが。
人類の膨大な知識の蓄積も、印刷が無ければ、
同時に沢山の人に行き渡らないわけで、
人類の進化と印刷は不可分のものと言えるでしょう。
そして、現代においても、パソコンによる編集DTPが出て来るまでは
活字を組んで印刷していました。
その組み版を作る人は左右反対の文字を読んで組んでいたわけです。
(印刷は版画と同じで左右反対になる)
博物館では、実際に左右反対の版を組んで文字列を作る時間を競うゲームのような
装置まであり、私はつい夢中になってやってしまいました。
また、印刷の色と光の色の違いも、一目で分かるコーナーがあり、
意外な発見があるかもしれません。
図書室もあって閲覧できるようです。
夏休みも中盤、デートに良し、ファミリーでも良し、自由研究にも良し、楽しめますよ。
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