私のツイートもビッグデータ?

5月に紹介した、スケッチなどの画像を
本家のホームページにまとめました。
リンク先で日付をクリックすると記事にとびます。
マダムかよこのアトリエ

さて、アメリカの米国家安全保障局(NSA)が
様々なネット情報を監視していたことがリークされましたが、
実は、NSAはハッキングまでしていたそうです。

「中国など世界各国を米NSAがハッキング」スノーデン氏、香港紙に語る

今年に入ってからくらいでしょうか、
Gmailにアクセスすると、グーグルが携帯電話番号を聞いて来るようになりました。
気分よくないのでスルーしていました。
フェイスブックも人の話によると、携帯番号を聞いてくるそうですね。
フェイスブックは嫌いなので、登録はしましたが
全く使っていません。
本名名乗れ、というのも嫌いだし、
だいたい画面のデザインが使いにくくて使う気になりません。

自分でホームページを作り、ワードプレスを入れてみて
よく分かったのは、インターネットはきちんと足跡が残るという事です。
ウィキリークスが話題になったとき出た本、
津田大介さんも著者の一人である、
「日本人が知らないウィキリークス (新書y)」では、
ウィキリークスのすごさは、その完全な匿名性にある、と書いてあります。
それ程、インターネットで匿名性を保つのは大変なのです。

ですから、
私のようなおばさんに言われるまでもないでしょうが、
ネットネイティブであればあるほど
ネットへの敷居が低くリスク感覚が低くならならければ良いけど、
と心配しています。
意外に多くの人が自分のこどもの写真を載せたりするので、
気になります。
どれほど可愛くても、
お子さんの顔の写った写真はお載せにならない方が良いと思います。

ツイッターでも、
「今どこどこにいます、なう。」
みたいなツイートをよく見かけますが、
時と場合によっては気をつけた方が良いと思うのですよね。

二三日前に電車の中である広告を見かけました。
「おしゃれパパラッチ おしゃれスパイが目を光らせる!」
というファッション雑誌の、世界中のストリートでおしゃれさんをスナップ、
みたいな他愛もない内容なのですが、
お願いだから、知らない人の顔は写さないでね。

先に書いた携帯電話番号を聞いて来るのは、
携帯にはGPSがついていますから、
逆探知で、知りたい人間の居場所を探す、
という事だって不可能ではないような気がします。
といってもそういうシステムを使えるのは
NSAのような国家システムに限られるわけですけど。

そういえば、以前見た「セブン」という映画では、
犯人特定にかなり不気味な方法が使われていました。
私はは犯人役のケビン・スペイシーのファンなので、
映画館に出かけて行きました。

ネタバレになりますが、
実は図書館の本を借りた履歴などから
犯人特定に至るのです。

ま、アマゾンで買い物すれば、
私の好みを分析して「これどうですか」
と言って来るのと仕組みは似ています。
いろんな使い方が出来るというわけです。

今これらやツイッターなどのSNSでの内容は「ビッグデータ」として
経営者の「勘」や「直感」に取って代わって
分析され、売り買いされるようになってきています。
ただ、分析が大変だそうです。

とにかくネットは
リスクいっぱいだし、権力側やインテリジェントが
監視しているのは、中国だけではないと思うけど、
それでも、私がホームページを作りブログを運営するのは、
そういったリスクを越えて有り余るメリットがあるからです。

ある面、ホームページやブログは、工夫は必要ですが、
24時間営業のお店みたいなモノですから。
最も、個人のおばさんには何の影響力もないですしね。
気楽なものです。

それでもトラブルには巻き込まれないように
慎重さをベースに持っておく必要はあるな、
といつも自分に言い聞かせています。