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海外旅行したときも、出来るだけスケッチするようにしています。ただ、相手がいるときはなかなかゆっくり時間は取れないので、写真で済ませたりすることも多いです。
だからほんのメモ程度のスケッチになるのですが、それでも現場で描いたものは違うのです。
写真は素人だからか、撮った写真を後から見ても何を撮ったのか思い出さないことが時々あるのですが、スケッチだと違うのです。不思議なことに、描いたものを見るとその時の風や空気の匂いや一緒にいた人と交わした会話の内容まで思い出すのです。
何をどう描くとライブリーなスケッチになるか、などテクニックに関しては今後このブログでもヒントを書いていきたいと思っています。
今日は四半世紀前に友人と夏休みを利用してヨーロッパを電車で回った時のスケッチから。
このときはもう一生ヨーロッパに行くことはあるまい、と清水の舞台から飛び降りる気持ちで出かけた旅行でした。
上のスケッチのエッフェル塔にかかる虹は、嘘ではなく、朝ホテルからパリの街を見ていたらエッフェル塔に虹がかかったので「冗談みたい」と思いながら描いた一枚です。
下のヴェネチアのサンマルコ広場は対岸に渡って塔に昇った時にサッサと描いたもの。
どちらもペンとクレヨンで描いてます。大きさはA5です。
大きな景色を小さい画面に写すのはかなりテクニックが必要で、私も最初は上手く出来ませんでした。
パリで街灯が素敵なので何も考えずに上から描いていったら、足りなくなって、二度も継ぎ足しています。
実はこの街灯を描いた後にモロー美術館に行ったのです。そうしたら、ハガキ大の風景のスケッチがたくさん飾ってあったのを見たので、「ああ、こうすればいいのか」と、納得。それが上の二枚です。
この旅行は後日談があって、このときに描いたスケッチなどは「地球の歩き方」に投稿して採用されたんですね。で、それを見たアメリカ在住の男性からファンレターをもらったりもしました。
この話題はまた。
では。
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