野草を描くと昆虫がついてくる

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自然観察会に参加するようになって、驚いたのは、可憐な小さな野草たちが実に可哀想な名前をもらっていることです。

オオイヌノフグリ
ママコノシリヌグイ
クサギ(臭木)
ドクダミ

ヘクソカズラ、にいたっては、その姿からは想像もつかない名前。

少し変わった図鑑「日本のいきもの図鑑 (都会編)」の作者である前園泰徳氏もヘクソカズラについて「なんともひどい名前だ。花が可愛いだけによけいにかわいそう」と記述しています。

今日の野草はタンポポの仲間のオニノゲシ。外来種で、花の時期はかなり長いようです。
まわりを飛んでいるのは、どうやらその模様からホソヒラタアブだと思われます。

オニノゲシ

野草をつぶさにデッサンするようになると、必ず昆虫がついて来るようになります。アブであったり蜂であったり、ムグリであったり、蝶であったり。

普通切手の10円、20円,30円のデザインが昆虫です。それより高い切手は鳥さんたち。食物連鎖順なのかな?
シダの切手を作ってくれたら、私がデザインするのに。(笑)

また先日紹介した八木雄二氏の地球に自然を返すために―自然を復活させるボランティアのために私が描いた表紙絵にも、

ススキとトノサマバッタ
カラスウリとナナホシテントウ
春菊の花にハナムグリ
ヤマユリとノカンゾウ
葦とイチモンジセセリ
ムラサキカタバミとモグラとキノコ
ゼンマイの上にはタヌキ
木の上にはヒヨドリ

とたくさんの植物と昆虫、そして鳥や動物が出て来ます。

生態系は繋がっているから当たり前なのですが、鳥が描けるようになりたいと始めた自然観察会への参加が、私を魅力的な自然に繋げてくれています。

これからの季節、ゼンマイやワラビも出て来ます。私のシダの絵も見てね。

ではでは。

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