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手作りの恵みをいただく/金柑のジャム

「いつもの光景が戻ってきました」
で書いたように、あらかたヒヨドリが食べ尽くした金柑の残りを
ジャムにしました。

深さ5センチくらいの瓶に三つ作れました。
もう2週間ぐらい経ち、
毎朝トーストにぬって食べています。

パン屋さんのように、ラベルを作ってみようと思い
週末からイラストレーターというパソコンソフトで
オーナメントを描いていたものが完成。
それに、金柑のデッサンと文字を入れて、瓶に貼ってみました。

プリント

20150202kumquatphoto

オーナメント(飾り模様)を考えるの大好きです。
デッサンから季節のオーナメントを考えて
エスキースに描き貯めてあります。

囲み模様や反転模様などは工夫が必要で
いざとなって作るとなると時間がかかるので、
必要な時にいつでも引き出せるように、それらを描き貯めています。

この金柑ジャムのラベルは、2008年にフィレンツェに行った時に買った
オーナメントの模様集からヒントを得ました。

その本は、一回につき数個までなら著作権に関係なく
使えるのですが、模倣しつつも少しずつ変化させてあります。

こういう模様も、今はデジタルデータが一杯でているので、
ちょっとしたチラシやサイトに使うのなら、
そういうもので充分だと思います。

でも私は、オリジナルを考えるのが楽しいのです。
草花を活かした日本的なものでも、
このような西洋的な唐草でも、とてもエレガントな気分になれます。

「装飾」というのは深い深い文化だと思います。

今回は、今まで手描きで描き貯めたものを
少しずつデータにして行く事によってさらに
変化させて使えると思いいたり、スパイラルペンを使って
イラストレーターでデータを作ってみました。

スパイラルペンを使うのは四半世紀ぶりです。
若い頃建築CADが出来たばかりのころ、そのオペレーターをしていたので
マウスより先にスパイラルペンを使っていました。

ただ、イラストレーターでなかなか慣れず以前一度チャレンジして
諦めていました。
ところが今回、ふとした事からコツが分かり、
そして、なんと四半世紀前の感触が甦って来たのです。

若い頃にやった事って、すごいです。
ちゃんとからだが覚えている。

さて、今は、こんな風に美しい自然とそこからヒントをもらった模様を
お仕事に生かして行けるよう、作品を描き貯めている最中です。
実は、今年の7月に行われる「クリエイターEXPO」という商談会に参加します。

その時に、自分のパンフレットを作るので、
自分が何ができるのか、何がしたいのかをしっかりプレゼンして行く必要があります。

そんな事も視野に入れながら、作ったラベルです。
少しずつ、ハイクオリティなものを目指していきます。

そうそう、写真は、買ったばかりのスマホで撮ってみました。
室内なのにレフ板もなく逆光気味な写真ですが、
全くスマホの能力には毎日驚かされています。
現代のどこでもドア、って感じですね。

第4回クリエイターEXPO