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一週間の断食で体調は絶好調。でも、一ヶ月の「不食」をやる勇気は無し

俳優の榎木孝明さんが
5月20日から一ヶ月の「不食」をされていて、明日18日に終わるそうです。
榎木孝明、30日間「不食」生活中!摂取水だけ

これを見て、思い出しました。
私、若かりしころ、一週間の断食をやったことがあるのです。

ひとりじゃとても出来ないので
小豆島まで行ったのですが、
さすがにもう無いだろうと思って検索したら、
まだ、断食道場ありました。
五色県民健康村健康道場

道場長 医学博士 笹田信五先生もお元気そうで。

そもそも、最初は、ヨガに興味を持って
ヨガ道場に行くようになって、
どうも断食というのはとても体に良いみたいだ、
という事で、五色健康村に行ったのです。

榎木さんは、全然平気みたいですけど、
私は若かったこともあるけど、
やはり、一週間食べないのはなかなか大変です。

で、食べない間、時間があるだろうといろんな本を持ちこんだのだけれど
結果的にやったことは、
健康村にあった料理のレシピをひたすらノートに書き写す、
という作業。
「断食が終わったら、これを食べるんだ、あれを作るんだ」
と思いながら書き写していました。

もちろん、水は飲みます。
榎木さんも水だけで大丈夫みたいですね。

しかし、何が大変って、想像以上に元の食事に戻す「復食」が大事(おおごと)なのです。
まず、ジュースから始めて、おかゆにして、
一週間ぶりのごはん、って食べちゃうと一分で終わってしまって。
空になったお茶碗眺めて、次の食事の時間まで、ひたすら待つ。
まるで修行僧みたい。
断食した長さと同じ時間かけて復食して行きます。
ある意味食べないより辛い。

大体、断食を自分でやって失敗するのは「復食」に失敗するみたいです。
うっかり冷蔵庫を開けて、全部食べてしまって
とんでもないことになるとか。

ただ、本当に体調は良くなりました。絶好調と言ってもいいくらいでした。
榎木さんが体調がいい、と言うのも、まんざらやせ我慢でもないと思います。

たしかに現代人は飽食ですし。
人類が誕生してほぼ飢餓に苦しまなくなったのはこの数十年でしょう。
江戸時代もずいぶん飢饉に見舞われています。
いまでも一日5ドル以下で暮らす貧しい人々はいるわけです。

今は断食も不食もしませんが、
基本的に、お腹がすかなければ食べません。
朝ご飯は必須、というけど、
私にとって、夜食べて、寝て、起きて、朝食、
というのは食べ過ぎの感じ。

一日24時間のうち、エネルギーの摂取(食事)が8時間、
それを消化し栄養として取り入れるのが、8時間、
そして消化したものの残滓をしっかり出すのに8時間。
私の体はそんなリズムです。

そして断食のキッカケとなったヨガも何となく続けています。
最近はそれに体幹トレーニングが加わりました。

長友体幹トレーニングは非常に肩凝りにいいので、
朝の気持ち良い目覚めを想像するとやらないわけに行かなくなって来ています。
お腹すくまで食べないのもその方が気持ちいいから。

常識と違うかもしれないけど、
私は自分の体の声を聞くようにしています。

ところで、断食中に書き写したレシピノートですが、
普通に食べるようになってから一度たりとも開いたことはありません。
人間って不思議ですね。

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