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夏休み観察日記(3)多摩動物公園、昆虫生態園

先日、多摩動物公園に行ってきました。

お目当ては、ダイオウサソリが子どもを産んで
幼虫を背中に乗せて育てているところを見ることでした。

親は黒いのに、子どもたちは白くて、しかも大きさは親の30分の一くらい。
でも小さくても形はサソリで
しっかりシッポの先も尖っていました。
昆虫生態園という展示館の洞窟の中です。
8月6日生まれだから、
はたして今日現在もまだ背中に乗せているかは不明。

ところで、この昆虫生態園、蝶の舞う中をお散歩出来ます。
ハイビスカスなどの温室でよく見るような植物の間を
白やオレンジ、瑠璃色の蝶がヒラヒラと舞っています。

20140824オオマダラ001
この蝶は、オオマダラ。
白に黒い筋がハッとするほど鮮烈です。
大きくていかにも南国の蝶という風情。
エサ台の水を吸っているところをアレンジしてみました。

昆虫生態園の蝶は、飼育員さんによって育てられたものも多くて、
人慣れしているので、写真好きにはたまらないのではないでしょうか。

囲われている動物を見るのではなく、
動物が生活している中を見てあるく展示は
今は様々な動物園で取り入れられているのでしょうが、
多摩動物公園のアフリカ園のライオンエリアは
1964年昭和39年に開園し、
当時世界で初めてのバスによるライオンのサファリ式観覧「ライオンバス」
が始まりました。

いまでもライオンバスの人気は高く、
長蛇の列が出来ていました。
私はもっぱらバードウォチング用の双眼鏡で
ライオン観察。

たてがみの立派なオスライオンは我が家の猫のように
ほとんど寝ていましたが、
メスライオンは、躾けてあるのか、ライオンバスの窓をペロペロなめるのね。
きっと車内は大賑わいだったでしょう。

多摩動物公園は、8月の土日は
夜8時まで開園しています。
あ、昆虫生態園は夜間開館してませんからご注意ください。

最近は、学校の夏休みが短くなっている傾向があるようですけど、
今週で8月も終わり。
行く夏を惜しんで、トロピカルな蝶を見に行くのはいかがでしょう。