木々との対話

昨日の土曜日、午前中はさる研究会で
新宿御苑の近くだったので
昼から御苑に行って来ました。

そして、休憩所で休んでいたらふと目に止まった、巨木をデッサン。

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巨木というのは、そこにあるだけで異空間を作りだします。
近くに行って確かめていないけど多分ソメイヨシノです。
春は見事でしょう。

時期外れな話になりますが、実は
新宿御苑のお花見は、お酒は御法度です。
きちんと入り口で警備員さんにチェックされるのみならず、
それを知っている人たちは容器に移し替えて来るので
それも全部調べるそうです。
お酒抜きの花見なんて、と思う方は要注意です。

さて、
その後知人が公募展に出展しているので上野の東京都美術館へ。
言わずもがな、こちら上野公園の花見は朝から席取りしたり
毎年大変です。

ところで、昨日10月1日は都民の日だったので、
都美術館は入館料が無料、ということで
特別展示「木々との対話」という展覧会も見てきました。

御苑で巨木を描いて来たばかりなので
なんだか木に呼ばれているような気がして、思わず入ってしまいました。

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木彫や木のインスタレーションなどとてもいい展示でしたが
残念ながら、今日で終わり。

終わったので、作家さんのご紹介をしておきます。
気に入った方がいたら是非今後チェックして下さい。

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田窪恭治氏。流木などを組み合わせた物静かな作品。

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須田悦弘(やすひろ)氏。これ木彫です。

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土屋仁応(よしまさ)氏。繊細な透かし彫りの鹿。動物が多く猫や犬なども。

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國安孝昌氏、地下一階と二階の吹き抜けに作られた巨大なインスタレーション。
写真中央の横線が地下一階の床の線。
目を凝らすと人が見えるので大きさが分ります。
こういうのを見ると、死ぬまでに一度はこういう巨大な作品を作ってみたいものだ、
と思うものですね。

この四方以外に船越桂氏が出展されていましたが、
写真撮影禁止でした。

一番人気は土屋さん。
分りやすいもの、技巧のはっきり見えるものが好まれる、
ということでしょう。
私は田窪さんの静かな宗教的とも言えるたたずまいがとても好きです。

気に入った作家さんが見つかったら是非次の機会に見に行って下さい。

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