9月のバナーに変更。英語ブログで二十四節気を説明。

バナーを九月のものに変えました。

月に映える曼珠沙華、キノコ、そして実るイネ。

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曼珠沙華は、「天界の赤い花」という意味の梵語。
梵語とは古代インドの文語であったサンスクリット語のこと。
原産地は中国の多年草です。
そしてヒガンバナとも言う通り、お彼岸の頃になるといっせいに咲きます。
その赤い色は人魂を思わせて幽玄。

不思議なことに、
あの世の人を思っているかのごとく、
ほぼ狂いなくお彼岸前後に田んぼのあぜ道などに咲き、
イネの黄金色と対をなす真っ赤な花の列が妖艶ですらあります。

花が枯れると水仙のより細い葉っぱがにょきにょき出て来て
冬の間たっぷり日を浴びるのです。

中秋の名月は、9月15日。
満月は二日後の17日です。
実は中秋の名月が満月であることの方が少ないのです。

【特集】中秋の名月 AstroArtsのサイト

そして英語のブログを更新しました。
What’s 24 Sekki?
二十四節気を説明した記事です。

英語の記事に書いたように、二十四節気は中国から来た暦の1つ。
見かけの太陽の1年の通り道「黄道」を
冬至と夏至、春分と秋分の二至二分で4分割したものを
さらに15日ごと(半月ごと)に6分割しています。
だから陰暦ではなく、立派な太陽暦です。

本来は太陽のまわりを回っているのは私たちの住む地球ですが、
見かけ上は太陽は「黄道」上を地球のまわりを回っているみたいに見えます。
星占いに出て来る12星座もこの黄道上にその季節にある星のこと。

二十四節気七十二候で1年を巡ってみようと思い立ってから
暦や天体の本を読んだり、大学でも講義を聴いたり結構詳しくなりました。

現在の二十四節気七十二候は、
日本の暦の基礎を築いた渋川春海(しぶかわはるめ)という人が
1684年に「貞享暦(じょうきょうれき)」という暦を作る時に
日本の気候風土に合うように変えたものが元になっています。

明治に入って太陰暦からグレゴリオ暦に変えてからも
二十四節気七十二候が生活に活きているのは季節を表しているからでしょう。

  

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