日別アーカイブ: 2014年8月18日

夏休み観察日記 ~蝉の羽化~

今年は、立秋が過ぎると急に夜風が涼しくなりました。
この2、3年の夏の暑さは異常でしたから
少しホッとします。
そして、夜には虫の音もちらほら聞こえ始めました。

昼間はセミの声でうるさいほどで、
下を見て歩いていると、セミの抜け殻とお役目の済んだ死骸が
あちこちに落ちています。
セミの死骸は、蟻さんがすぐお掃除にかかりますから、
新鮮なものを見つけた時には
拾って来てモデルになってもらいます。

お散歩をしていると
虫かごと網を持った親子にもよく会います。

先日は蝉の羽化を見ました。
多分、アブラゼミだったと思います。
あまりにゆっくりと殻から出て来るので
生きているのか心配になるほどでした。
しかし、目だけは外の世界をしっかりと見据えて黒々していました。

20140818cicada

この絵の一時間後くらいに再度見た時には
セミはもう殻から出て羽を乾かしていました。
その羽はまだ白く絹のように透き通っていました。